13.田名八幡宮の的祭(たなはちまんぐうのまとまち)
- 種別
市指定無形民俗文化財(風俗慣習) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 保持団体
田名八幡宮的祭保存会 - 記号番号
指-13
豊凶(ほうきょう)を占う歩射(ぶしゃ)行事で、郷土の風俗慣習を知る上で極めて貴重なものです。
起源は、古記録「鎮守(ちんじゅ)祭礼人数帳」によれば、源頼朝の時代といわれていますが、「八幡宮縁起」には元禄時代とも記されています。
神官がくじ引きで正副の射手を決め、弓矢を授け、天地大明神に参拝後、的場につき計12回射て、その年の作物の豊凶を占います。射手は満2歳から5歳の男児で、前年に不幸のなかった家から選ばれます。
毎年1月6日に行われています。
参考文献
永田衡吉 1966「神奈川県民俗芸能誌」神奈川県教育委員会
相模原市教育委員会 1966「史跡・文化財」第1集 田名の的祭
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