11.上矢部乾元二年の画像板碑(かみやべけんげんにねんのがぞういたび)
- 種別
市指定有形文化財(歴史資料) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
中央区上矢部3-12 - 記号番号
指-11
内容
鎌倉時代末の乾元2(1303)年銘の板碑で、蓮座(れんざ)に乗る阿弥陀如来(あみだにょらい)と一対の花瓶(けびょう)を繊細な線刻で表しています。郷土の歴史を知る上で極めて貴重なものです。
伝承では、建保元(1213)年に和田合戦で討死した野部三郎義兼供養のために建てられたものといわれます。
現状はコンクリート製基礎に埋め込まれて、基礎からの高さは99センチメートル、幅は31センチメートルです。
複製を相模原市立博物館で見ることができます。
参考文献
相模原市教育委員会 1971「史跡・文化財」第6集
相模原市教育委員会 1989「中世の石造物」
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