23.上溝正応五年の板碑(かみみぞしょうおうごねんのいたび)
- 種別
市指定有形文化財(歴史資料) - 指定年月日
平成16年4月1日 - 所在
中央区上溝592 安楽寺 - 記号番号
指-23
内容
鎌倉時代末の正応5(1292)年銘をもつ板碑で、市内で確認されているものでは最古であり、郷土の中世の歴史を考える上で貴重な資料です。
主尊は折れて欠落していますが、(注)三尊種子の下に、中央に花瓶、左右に「正應五年 八月六日」と刻まれています。
本碑は、もとは上溝の本郷集落にあったものを、昭和のはじめ安楽寺に移したといわれています。
高さ91センチメートル(上部は欠損)、幅31センチメートルです。
この板碑は非公開のため、原則として見学できません。
※種子梵字(サンスクリット)で表現された色々な仏や菩薩
参考文献
相模原市教育委員会 1971「史跡・文化財」第6集
相模原市教育委員会 1989「中世の石造物」
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