58.勝坂遺跡D区出土のマメ圧痕土器(かっさかいせきデーくしゅつどのまめあっこんどき)
- 種別 市指定有形文化財(考古資料)
- 指定年月日 平成28年4月1日
- 所在 中央区高根3-1-15 相模原市立博物館
- 記号番号 指-58
内容
50を超えるツルマメを主体としたマメ科植物の種子を意図的に練り込んで焼き上げた土器で、全国的にもきわめて特異な例です。
その意図は明らかではありませんが、マメに対する縄文人のもつ独特な意識を窺わせるものであり、縄文文化の精神性を解明するための手がかりにもなり得るものです。
このマメ圧痕土器は、相模原市立博物館で常設展示されています。
参考文献
中山誠一・佐野隆 2015「ツルマメを混入した縄文土器 ―相模原市勝坂遺跡の趣旨圧痕―」『山梨県立博物館研究紀要』第9条
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