21.龍像寺の岡野氏墓地(りゅうぞうじのおかのしぼち)
- 種別
市指定史跡(その他の遺跡) - 指定年月日
平成14年4月1日 - 所在
中央区東淵野辺3-1440-1の一部 - 記号番号
指-21
内容
江戸時代の渕野辺村領主、旗本 岡野氏一族の墓地です。
墓地は龍像寺の本堂に向かって左手の崖の中腹にあります。
岡野氏の祖は板部岡融成(いたべおかとおなり)(号江雪(こうせつ))という人物で、融成は小田原北条氏に仕え評定衆(ひょうじょうしゅう)となり、北条氏滅亡後は岡野と姓を改め、豊臣・徳川両氏に仕えました。
その後、寛永3(1626)年に融成の次男房次(ふさつぐ)の子英明(ひであきら)が渕野辺村の領主となり、1500石を領有しました。英明の跡を継いだ次男貞明(さだあきら)は寛文3(1663)年に弟の友明(ともあきら)に渕野辺村の一部を分知し、幕末にいたりました。
参考文献
座間美都治 1976「相模原の史跡」
相模原市 1964「相模原市史」第1巻
雄山閣 1985「新編相模国風土記稿」第3巻
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