5.木造不動明王坐像(もくぞうふどうみょうおうざぞう)
- 種別
市指定有形文化財(彫刻) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
南区磯部1388 磯部八幡宮 - 記号番号
指-5
内容
江戸時代に作られた装飾的な意匠や技術に優れた不動明王像です。
檜(ひのき)の寄木造(よせぎづくり)、漆箔(しっぱく)、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)です。
高さは57.5センチメートル、右手に持つ鍛鉄剣(たんてつけん)の身に「願主 溝呂木助七 田所信吉」、茎(なかご)に「相州住正国」の刻銘があります。
像の胎内(たいない)には種子(しゅじ)一字を墨書した紙片があります。
江戸時代末に編纂された「新編相模国風土記稿」に「護摩堂 不動を安ず」とあり、当時は磯部村鎮守八幡宮境内の護摩堂に安置されていたものと推定されます。
参考文献
相模原市文化財現況調査会 1984「相模原市文化財現況調査報告書」
雄山閣 1985「新編相模国風土記稿」第三巻
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
文化財保護課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館5階
電話:042-769-8371 ファクス:042-758-9036
文化財保護課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム