10.中和田延文四年の板碑(双碑)(なかわだえんぶんよねんのいたび(そうひ))
- 種別
市指定有形文化財(歴史資料) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
南区上鶴間本町8-499 惣吉稲荷 - 記号番号
指-10
内容
延文4(1359)年の一対の板碑で、阿弥陀如来三尊来迎(あみだにょらいさんぞんらいごう)の図柄をみごとに陽刻(ようこく)したもので、郷土の歴史を知る上で極めて貴重なものです。
本板碑が建てられた翌年の11月、関東管領畠山国清(はたけやまくにきよ)に率いられた東国勢は入京し、その後西国各地の南朝軍と戦うこととなります。
本碑は、南北朝の兵乱期にあってこの地の武将夫妻が、自らの平穏な来世を願い、生前供養の証として建てたものといわれます。
参考文献
相模原市教育委員会 1974「史跡・文化財」第6集
相模原市教育委員会 1989「中世の石造物」
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