17.当麻谷原古墳(1号墳)(たいまたにはらこふん)(いちごうふん)
- 種別
市指定史跡(古墳) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
南区当麻140 神奈川県内広域水道企業団相模原ポンプ場 - 記号番号
指-17
内容
谷原古墳群は、半地下式の横穴式石室を持つ円墳14基の古墳群です。昭和46(1971)年には当麻谷原群の1~4号墳が調査され、1号墳が相模原ポンプ場内に保存されています。
1号墳の墳丘は、直径約18メートルで、石室の入口は南に向き、奥壁には大石2個を積み重ね、両側壁は持ち送り状に石を積みます。底面には扁平な河原石が敷き詰められています。
出土品は、水晶製切子玉(きりこだま)(首飾り)、金環(きんかん)(耳飾り)、鉄鏃(てつぞく)(矢じり)などで、7世前半のものと考えられています。
敷地内には入れませんが、外周道路から遠望することはできます。
参考文献
谷原遺跡調査団 1972「谷原―神奈川県相模原市谷原遺跡の調査―」
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