3.木造不動明王坐像(もくぞうふどうみょうおうざぞう)
- 種別
市指定有形文化財(彫刻) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
南区下溝1479 下溝八幡宮 - 記号番号
指-3
内容
威厳に満ちた憤怒(ふんぬ)の相が良く表現された、意匠、技術ともに優れた江戸時代に作られた不動明王像です。
檜(ひのき)の寄木造(よせぎづくり)で、高さ38センチメートル、膝張(ひざば)り33センチメートルの玉眼(ぎょくがん)入りとなっています。
像の胎内墨書(たいないぼくしょ)に「仏工鎌倉扇谷住 運慶法印未有 不動尊像作者三十一才二而作 同郡同所住 享保九年十一月吉日仏工後藤左近藤原義貴作」「相州高座郡下溝村大光院 建立施主 常照代 本尊 仏出来口入 座間村大坊 新田村寿明院」とあります(享保九年は1724年)。
参考文献
相模原市教育委員会1974「史跡・文化財」第9集 彫刻
宗教法人八幡神社1985「相模原市指定重要文化財不動明王坐像修理報告書」
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