1.無量光寺山門(むりょうこうじさんもん)
- 種別
市指定有形文化財(建造物) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
南区当麻578 - 記号番号
指-1
内容
腕木門(うできもん)の親柱(おやばしら)の背面に袖(そで)をつけ、屋根をかけた高麗門(こうらいもん)と呼ばれる形式の門です。門としては比較的簡素な形式で、親柱に絵様繰形(えようくりかた)のある肘木(ひじき)と腕木(うでき)をさして、桁(けた)を受けています。間口は12尺(約3.6メートル)、柱高は13尺(約3.9メートル)あり、親柱も見付(みつけ)寸法が1.5尺(45センチメートル)もあって、大寺にふさわしい堂々たる門です。
17世紀初頭の建築と推定されています。この形式の門は神奈川県内には類例が少なく、その中で最大にして最古のものであり、きわめて貴重です。主要材は、控柱(ひかえばしら)が杉であるほかは欅(けやき)です。
参考文献
相模原市教育委員会 1968「史跡・文化財」第3集 当麻山無量光寺
相模原市教育委員会 1996「相模原市文化財年報」
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