28.鳥屋諏訪神社本殿 附 安永四年棟札1枚(とやすわじんじゃほんでん つけたり あんえいよねんむなふだいちまい)
- 種別
市指定有形文化財(建造物) - 指定年月日
平成19年4月1日 - 所在
緑区鳥屋1140 - 記号番号
指-28
内容
鳥屋諏訪神社本殿は、桁行、梁行とも1.35メートルの正方形平面で、一間社宝形造(いっけんしゃほうぎょうづくり)、屋根は柿葺(こけらぶき)、四方に千鳥破風(ちどりはふ)を置き、正面には軒唐破風(のきからはふ)を付ける珍しい形式です。また、繁垂木(しげだるき)の二軒(ふたのき)に半繁垂木(はんしげだるき)の飛えん垂木(ひえんだるき)がついて三軒とする点や彫刻による装飾が豊かな点も特徴です。
本殿内の棟札に安永4(1775)年の再建及び「大工 椛町 中野喜右衛門 秋田三四郎 門人 及川村 桐生長五郎光興」と大工の名が記されています。
参考文献
津久井郡広域行政組合 1980「津久井郡文化財」神社編
神奈川県教育委員会 1993「神奈川県近世社寺建築調査報告書」(本文編)
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