6.木造弁才天坐像(もくぞうべんざいてんざぞう)
- 種別
市指定有形文化財(彫刻) - 指定年月日
平成13年4月1日 - 所在
中央区田名5789-2 望地弁天堂 - 記号番号
指-6
内容
意匠や技術が優れているばかりでなく、養蚕の繁栄のためこの地にもたらされた経緯は、郷土の産業史を知る上で極めて貴重なものです。
寄木造(よせぎづくり)、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)、表面は胡粉下地彩色(ごふんしたじさいしき)、高さ45.5センチメートルで、台座に「江島本宮岩屋弁才天尊像 明治十一年十月廿日遷於望陽島」とあり、本像を担ったといわれる天秤棒(てんびんぼう)には「明治十一年戌寅十月九日 江島岩屋弁財天遷座用 弐本ノ内也一本金井孫左エ門蔵」の墨書があります(明治十一年は1878年)。
参考文献
相模原市文化財現況調査会 1984「相模原市文化財現況調査報告書」
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