62.力士追手風喜太郎寄進の四神(りきしおいてかぜきたろうきしんのしじん)
- 種別
市登録有形文化財(歴史資料) - 登録年月日
平成20年4月1日 - 所在
中央区高根3-1-15 相模原市立博物館 - 記号番号
登-62
内容
力士追手風喜太郎寄進の四神は、甲州道中関野宿出身の力士で大関となった追手風喜太郎が故郷の三柱神社(みはしらじんじゃ)に寄進したものです。
力士追手風喜太郎は、江戸時代後期の天保2 (1831) 年に4代目追手風となり、同7(1836)年には西の大関となって、幕内15年、29場所を務めました。また、後の横綱・雲龍久吉を育てるなど、相撲界に大きな功績を残しています。
追手風喜太郎が江戸時代末の文久3(1863)年に寄進したものは、青竜(せいりゅう)、白虎(びゃっこ)、朱雀(すざく)、玄武(げんぶ)の四神の彫刻と剣形の装飾品及びのぼり5本で、のぼりは高さ約25センチメートル、台は4本の木を組み中央に穴を空けて差し込む形式になっています。
かつては、三柱神社の祭礼に献納され、生家に大切に保存されていましたが、令和元(2019)年10月に相模原市へ寄贈されました。
参考文献
雄山閣 1985『新編相模国風土記稿』第5巻
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