44.上溝本町の芭蕉句碑（かみみぞほんちょうのばしょうくひ）

ページ番号1010249 　最終更新日 令和5年2月6日

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• 種別
  市登録有形文化財(歴史資料)
• 登録年月日
  平成17年4月1日
• 所在
  中央区上溝6-2949-8
• 記号番号
  登-44

内容

明治26（1893）年、芭蕉没後200年を記念するため、地域の俳諧結社蕉林社同盟の人々により建てられました。

句碑は上溝の本町自治会館の西、大鷲（おおとり）神社の前にあり、高さ175センチメートル、幅85センチメートルあります。表面に芭蕉の句「本ととぎす　まねくか麦の　むら尾は那」と刻字されています。

「竹亭禧書」の落款があり、幕末に三條実美（さんじょうさねとみ）らと尊皇運動に活躍し、明治新政府下で元老院幹事や枢密院副議長などを歴任した東久世通禧（ひがしくぜみちとみ）の書であることがわかります。

参考文献

相模原市　1990「相模原市教育史」第一巻　近代資料編
座間美都治　1976「相模原の史跡」
座間美都治　1981「明治における相模原俳壇」『相模原市立図書館古文書室紀要第4号』