11.でいらぼっち伝説伝承地（でいらぼっちでんせつでんしょうち）

ページ番号1010216 　最終更新日 令和5年2月6日

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• 種別
  市登録史跡（その他の遺跡）
• 登録年月日
  平成13年4月1日
• 所在
  中央区鹿沼台2-2003の一部　鹿沼公園内
• 記号番号
  登-11

内容

巨人伝説の主人公「でいらぼっち」の伝承は、相模原台地上段の沼地やくぼ地の形成伝承として市民に親しまれています。

鹿沼公園の池は、「でいらぼっち」が富士山を背負ってきて一休みしたが、休んでいる間に富士山に根が生えて動かなくなったので、地団駄（じだんだ）を踏んで悔しがった、その足跡であるという伝承が残されています。

鹿沼のほか、中央区淵野辺地区では菖蒲沼（しょうぶぬま）、南区大沼地区の大沼、同区若松地区の小沼や、南区大野台、東林間、中央区矢部、清新、緑区橋本、などのくぼ地に、「でいらぼっち」伝承があります。

参考文献

柳田国男　1927「だいだら坊の足跡」（「定本 柳田国男集 第5巻」）
柳田国男　1968「ぢんだら沼記事」（「定本 柳田国男集 第4巻」）
座間美都治　1978「相模原民話伝説集」
相模原市教育委員会　1984「地名調査報告書」