41.上溝学校木扁額(かみみぞがっこうもくへんがく)
- 種別
市登録有形文化財(歴史資料) - 登録年月日
平成17年4月1日 - 所在
中央区上溝7-6-1 - 記号番号
登-41
内容
上溝学校木扁額は、明治時代中期に作成されたものとされる貴重な資料です。
上溝学校は、明治6(1873)年に鈴木縫之助(すずきぬいのすけ)の私塾を玄講学舎とし、同8(1975)年に改称したのを始まりとしています。
三條実美(さんじょうさねとみ)筆と言われるこの扁額は、桑の一枚板の横額で、幅35.6センチメートル、長さ136.2センチメートル 厚さ3.4センチメートルで、表には「上溝學校 三條実美」と刻字されています。
この扁額の由来は、蘭医伊東玄朴(いとうげんぼく)に師事し、明治天皇の侍医となった宮中顧問官侍医伊東方成(いとうほうせい)が、三條実美に書を依頼し、幼なじみであった上溝学校の初代校長鈴木縫之助に贈ったものとされています。
この額は現在、上溝小学校に保管されています。
学校内のため、原則として見学できません。
※扁額 門戸、室内などにかける細長い額。
参考文献
- 相模原市 1990「相模原市教育史」第五巻 別扁
- 相模原市 1974「百年のあゆみ 相模原市立上溝小学校」
- 相模原市 1967「相模原市史」第二巻
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