54.溝口桂巌ゆかりの地(みぞぐちけいがんゆかりのち)
- 種別
市登録史跡 - 登録年月日
平成19年4月1日 - 所在
緑区千木良756-1ほか - 記号番号
登-54
内容
溝口桂巌ゆかりの地は、江戸時代末期から明治期にわたって活躍した漢学者溝口桂巌(恒信)の屋敷の一角と伝えられる場所です。溝口桂巌は、文政5(1822年)年に千木良村で生まれ、大沼枕山(おおぬまちんざん)に師事し漢学を学び、「山家集」、「桂巌詩抄」などの多くの漢詩集を残し、晩年は千木良村の村民文化啓蒙に尽くしました。溝口桂巌の屋敷の一角と伝えられる場所は、旧甲州街道沿いにあり、往時を偲ぶ延々たる石垣が今なお残されています。敷地は、平成8(1996)年に桂巌の子孫より、旧相模湖町に寄贈されました。
この史跡は、平成18(2006)年に旧相模湖町の指定文化財となり、合併による見直しで相模原市登録文化財となりました。
参考文献
相模湖町 2001「相模湖町史」歴史編
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
文化財保護課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館5階
電話:042-769-8371 ファクス:042-758-9036
文化財保護課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム