49.新戸の一里塚(しんどのいちりづか)
- 種別
市登録史跡(その他の遺跡) - 登録年月日
平成18年4月1日 - 所在
南区新戸2392-12 - 記号番号
登-49
内容
新戸の一里塚は、旧新戸村の東、府中街道沿い(現在の新戸公園西側)にあったとされる、近世の相模原の道の歴史を伝える史跡です。
「新編相模国風土記稿」には新戸村の塚として、府中道の左右にあり、高さは一丈(約3メートル)で、頂に榎を植えていたが寛政年間(1789年から1801年まで)の頃枯れた、と記されています。
また、塚は元和3(1617)年に徳川家康の棺を日光に改葬輸送する時、築かれたとも記されています。
府中道は旧新戸村から、現在一里塚が残されている町田市の木曽、小野路をとおり武蔵府中へ至る道筋です。
※一里塚 街道のみちしるべとして築かれた塚で、江戸時代には主要街道沿いに一里(約4キロメートル)ごとに整備された。
参考文献
相模原市 1967「相模原市史」第2巻、1965「相模原市史」第5巻
雄山閣 1985「新編相模国風土記稿」第3巻
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
文化財保護課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館5階
電話:042-769-8371 ファクス:042-758-9036
文化財保護課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム