42.下九沢小泉家の芭蕉句碑(しもくざわこいずみけのばしょうくひ)
- 種別
市登録有形文化財(歴史資料) - 登録年月日
平成17年4月1日 - 所在
緑区下九沢504 - 記号番号
登-42
内容
下九沢作の口の小泉家の芭蕉句碑は、法師流俳諧(ほうしりゅうはいかい)の俳人利角(りかく)「小泉茂兵衛幸隆」(こいずみもへえゆきたか)が建てたものです。
当時相模原地域では、江戸文化の流入により、芭蕉の流れを受けた俳諧が流布しており、利角もその一人です。
句碑は、高さ100センチメートル、幅61センチメートルで、正面に松尾芭蕉(まつおばしょう)の句「陽炎や柴胡の原の薄曇」、背面に「利角建之」と刻まれています。当初はJR南橋本駅付近に建てられ、芭蕉塚と称していましたが、明治2(1869)年に小泉家に移設されたとされています。
※俳諧 俳句、連句、俳文、俳論などを含めた総称で、俳文学の意。
参考文献
相模原市 1967「相模原市史」第二巻
相模原市 1990「相模原市教育史」第一巻 近代資料編
座間美都治 1976「相模原の史跡」
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
文化財保護課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館5階
電話:042-769-8371 ファクス:042-758-9036
文化財保護課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム