4.上溝のぼうち唄(かみみぞのぼうちうた)
- 種別
市登録無形民俗文化財(民族芸能) - 登録年月日
平成13年4月1日 - 保持団体
ぼうち唄保存会 - 記号番号
登-4
内容
中央区上溝地区に継承される数少ない仕事唄で、郷土の生活文化を知る上で貴重なものです。
ぼうち唄はクルリ棒と呼ばれる道具で、麦や大豆、蕎麦(そば)などを脱穀する作業「ぼうち」の際に南区上鶴間地区や東大沼地区、中央区淵野辺地区など各地でも昭和初期まで歌われていました。
「ぼうち」は「棒打ち」または「穂打ち」を示すと思われ、6月に刈り取った麦は、干してセンバにかけ穂をしごき、筵(むしろ)の上に穂をのせ、クルリ棒でたたいて脱穀しました。 こうした作業は近所の人々をさそい、10数人から20人ほどで行いました。
民俗芸能大会などで随時公開されています。
ぼうち唄(歌詞・保存会について)
参考文献
神奈川県教育委員会 1982「神奈川民俗芸能誌・民謡編」
金井利平 1982「相模原市の民俗」
相模原市教育委員会 1975「ぼうち唄」レコード
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