19.牛久保家の長屋門(うしくぼけのながやもん)
- 種別
市登録有形文化財(建造物) - 登録年月日
平成15年4月1日 - 所在
緑区元橋本町7-1(地番) - 記号番号
登-19
内容
この長屋門は、江戸時代末の建築と推定されます。桁行9.5間(約17メートル)、梁行2.5間(約4.5メートル)の堂々たる構えで、現存する市域の長屋門としては規模の大きなものです。
両脇にある2本の太い柱の上に大きな冠木をのせ、これに梁行の天秤状の梁をかけ、その上に天井を貼っています。軒のセガイは、柱に腕木を柄差とする古い形式となっています。部材も全体に太く、冠木の丈は1.4尺(約42センチメートル)、その上に乗る梁は約1尺(30センチメートル)です。
外からの見学はできますが、屋敷内に立ち入ることはできません。
参考文献
相模原市教育委員会 1986 「相模原の民家」
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