48.新戸の掲示場跡(しんどのけいじじょうあと)
- 種別
市登録史跡(その他の遺跡) - 登録年月日
平成18年4月1日 - 所在
南区新戸2373 - 記号番号
登-48
内容
新戸の掲示場跡は、明治の初め政府の法令や村役場の知らせなどを掲示した場所で、近世から近代の相模原の歴史を伝える史跡です。
明治8(1875)年の新戸村絵図に「2373番掲示場3歩(9.91平方メートル)」と記されており、また明治期の土地台帳には官有地として「掲示場」と記載されています。
江戸時代の後期、文政9(1826)年の新戸村絵図には、掲示場の地に高札場を意味する「御制札」と表記されています。
また地域では、昔の掲示板があった場所として「ゴハンギョウ」と呼ばれています。
※御制札 幕府等の命令や知らせを板札に墨で書き、庶民に知らせるよう掲示した文書。
※ゴハンギョウ 御判形(書き判や印判のこと)の据えられた文書のことか。
参考文献
相模原市 1965「相模原市史」第5巻
相模原市教育委員会 1984「地名調査報告書」
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
文化財保護課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館5階
電話:042-769-8371 ファクス:042-758-9036
文化財保護課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム