52.伝津久井城主内藤氏の墓(でんつくいじょうしゅないとうしのはか)
- 種別
市登録有形文化財(歴史資料) - 登録年月日
平成19年4月1日 - 所在
緑区根小屋2904-1 - 記号番号
登-52
内容
伝津久井城主内藤氏の墓は、功雲寺(こううんじ)の墓地内にある戦国時代の津久井城主内藤氏の墓と伝えられるもので、高さ約135センチメートルの宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。「築井古城記碑(つくいこじょうきひ)」によると、津久井城主として内藤左近将監景定(ないとうさこんしょうげんかげさだ)の名が伝えられており、「新編相模国風土記稿」の功雲寺の項には、津久井城主内藤左近将監景定について、天文3年3月20日卒、功雲寺の開基とあります。(天文3年は1534年)この墓を建てた年代は不明ですが、形態としては近世のものです。また、地元に残る古文書等には内藤左近将監景定の名は確認されておりません。
この墓は、平成2(1990)年に旧津久井町の指定文化財となり、合併による見直しで相模原市登録文化財となりました。
参考文献
雄山閣 1985「新編相模国風土記稿」第5巻
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