令和元年度 第9回 タウンミーティング「まちかど市長室」開催結果(報告)
- 実施日:令和2年2月9日(日曜日)午後2時00分から3時30分まで
- 会場:けやき会館 2階 大研修室
- 参加者:3名
- 傍聴者:4名
- テーマ:あなたの好きな「さがみはら」は?
意見交換の主な内容
参加者の発言
- 以前は、相模川が非常に綺麗であると感じていたが、徐々に汚くなってきてしまっているように感じる。綺麗な相模川を後世に残すことが大切だと思う。
- ごみ集積場がきちんと管理されておらず、カラスに荒らされている状況も見受けられるため、地域住民のマナーやモラルが大切であると感じている。
- 市役所前のさくら通りの桜並木が相模原補給廠を通って町田街道まで続くと更に良いと思う。
- 新たな電車のルートとして、例えば中央林間駅と相模原・橋本駅が繋がると利便性が高まると思う。
- 子どものいじめや不登校の問題について、当事者の自立を支援する環境づくりが重要であると思う。
- 3区それぞれの特性を生かしたまちづくりが必要だと思うが、緑区については自然を生かしたまちづくりに力を入れていただきたい。
- 女性の積極的な管理職登用をお願いしたい。
- 台風19号の影響で境川はどうなっているのか。
- リニア新駅の名称に合わせ、市の名称も変える必要があるのではないか。
- 自治会の過疎化が進んでいることが、地域の課題に対して、住民自ら主体となって取り組むことが大切だと思う。
中央区長からのコメント
- 相模川の水質について、自然は大切な宝であり、後世につないでいく取組は重要であると考えている。
- ごみの集積場の散乱について、市にご連絡いただいた際には、収集事務所の職員が近隣の皆様と相談しながら対応について検討していくことになる。
- 「桜並木を相模原補給廠から町田街道まで」というお話をいただいたが、非常に面白いアイデアだと思う。
- 緑区は自然を生かしたまちづくりということで、例えば藤野地区では森林浴を通じて人を呼び込む取組を行っているので、こういった取組を積極的に発信していくことが大切だと思う。
- 境川に関しては、令和元年東日本台風の状況なども踏まえた上で、防災面と環境面の双方の観点から取り組む必要があると考えている。
- 高齢化などの地域の実情を踏まえながら、地域の中で支え合う仕組みづくりは大きなテーマである。特に区役所は自治会の皆様と直接関わることになるので、一緒になって考えていきたい。
市長からのコメント
- 相模湖・津久井湖や山梨県の上流域の水質については、山梨県の生活排水の問題を含めて山梨県と連携して取り組んでまいりたい。
- 相模川の清掃活動を年2回、市外の方も含めそれぞれ約1,200名の方に参加いただきながら行っているが、本市からの参加者が少ないという状況であるため、より多くの方に参加いただけるよう働き掛けてまいりたい。
- ごみの集積場の管理については、地域の皆様の日頃からの心掛けが大切であると感じている。先日、鶴の台小学校で開催した「まちかど市長室」で6年生と対話をした際に、生徒から「相模原がもっと綺麗になるようにピカピカ条例をつくったらどうか」と提案があった。子ども達もまちにごみが多いと感じていることを気づかされるとともに、市においても率先して取り組んでいかなければならないと感じた。
- 「桜並木を相模原補給廠から町田街道まで」というお話をいただいたが、「こんな提案が市民の方からありました」ということを関係機関に伝えていきたいと考えている。
- 新たな電車のルートについて、小田急多摩線延伸に関する課題が中央区にはあるが、補給廠跡地のまちづくりのビジョンをしっかりと示さなければ実現は難しいと感じている。令和4年度の「国有財産審議会」に向けて、市民の皆様と対話をしながら今後のまちづくりを考えていきたい。
- いじめや不登校の問題については、不登校となった生徒が安心して学校に復帰できるカリキュラムや環境づくりに取り組んでまいりたいと考えている。
- リニアの新駅となる橋本から5分から10分程度車を走らせた所では夏は蛍を見ることができる。このように、「都市部と自然がベストミックスできるまち」として発信することも重要である。市民の皆様や各関係機関と対話を重ねていきながら、「降りたい駅」を目指してまいりたい。
- リニア新駅の新設に伴い、緑区の鳥屋に車両基地が建設される予定であることから、橋本から鳥屋までの区間の回送線旅客化を目指していきたい。
- 市の課長級以上に対する女性職員の登用については、様々検討しているところではあるが、管理職級の女性職員が少ないという課題がある。また、育児休暇は女性職員が取得することが多いが、男性職員も積極的に活用できるよう取組を進めてまいりたい。
- 境川に関しては、今回の令和元年東日本台風で、相模原市側は越水が発生したため仮復旧をしたところではあるが、都の管轄である下流域は「雨量51ミリ対応」が完了している一方で、県の管轄の上流域は「雨量30ミリ対応」となっていることから、早急な対応を県にお願いしている。
- リニアの新駅については、仮称が「神奈川県駅」となっているが、ネーミングライツは非常に重要である。市の名称については、実際に変更するとなると住民投票といった手続きを踏まなければならない。いずれにしても、市民の皆様が「相模原」という名称に誇りを持てるまちづくりが重要であると考えている。
- 本市の自治会の加入率は、52.4パーセントと政令市の中でも低い数値にあるため、より多くの皆様に加入していただきたい。市としては、地域の課題の把握や自治会との連携を通じて、顔の見える環境づくりに取り組んでまいりたい。
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