令和元年度 第2回 タウンミーティング「まちかど市長室」開催結果(報告)
- 実施日:令和元年8月25日(日曜日)午後1時30分から3時10分まで
- 会場:けやき会館 2階 大研修室
- 参加者:公募による市民19名
- 傍聴者:13名
- テーマ:あなたの好きな「さがみはら」は?
意見交換の主な内容
参加者からの意見
- 「私の好きなさがみはら」は、新市長に本村賢太郎氏が就任したことである。その理由は、エフエムさがみの方が「賢太郎市長」と呼んで放送しているのを聞き、ファーストネームで呼ばれている市長は他にいないなと感じ嬉しくなったからだ。
- 先日市民会館で開催された教育発表会の様子を見て、相模原市教員のモチベーションと問題意識つまりインタレストのレベルが高いと感じた。
- 相模原駅西門から市役所、峰山霊園、小田急線に至るルートでモノレールの建設をお願いしたい。峰山霊園に関しては、高齢者が多いためである。
- 相模原駅北口の補給廠跡地について、公園にしていただきたい。
- 境川は雨が降ると増水する。是非対策を考えていただきたい。
- 本村市長に代わったことで、市民との対話の機会が増えたことに感謝している。
- 市の職員の窓口対応が大変良い。言葉が丁寧で、相手の立場を考えてアドバイスをするという姿勢が伺える。行政がサービス業であることを市が徹底して教育しているからだと感じている。
- 相模原市はきれいな山・緑・川があり、知人や友人にいつも自慢している。
- 淵野辺公園の有効利用について、シニア世代が協力して緑地を開発するなどコストを掛けずに有効利用することが大切だと思う。
- 相模原は名産が少なく、お土産に悩むときがある。市として盛り上げていただきたい。
- 公民館の利用料の見直しを検討いただきたい。
- 高齢者の免許を返納した場合の対策として、道路の整備や東京都や横浜市のシルバーパスと同様の制度なども検討いただきたい。
- 相模原市の良いところは、全国各地からの移住者が多く、地域の観光や食べるものにも精通していて人間性が豊かな人が多いところだ。
- リニア新幹線の開通が控えているが、これに飛びつくような都市計画ではなく、若い世代に魅力あるまちづくりをしていただきたいと思う。
- JAXAや市立博物館あたりをよく散歩するが草が生い茂っているので市として対応してほしい。
- 高尾山は外国人にも人気の観光スポットだが、相模原市側の奥高尾は外国人観光客が少ない。
- 補給廠跡地にスタジアムを建設するという話があるが、是非進めていただきたい。
- ウォーキングサッカーの普及を通じ、シニア世代の健康づくりの一助になればと考えている。
- ハードコートのテニスコートを新たに整備してほしい。
- 作業所や老人センターと市役所の直行バスなどを作っていければいいと思う。
- 緑が多い、川が多いというところが好きなところであるが、次に何かと言われるとなかなか思いつかない。
- 淵野辺駅南口の再開発が検討されており、子どもたちの遊び場が減るのではないかと危惧している。市民の声をしっかり聞き、次世代に今のままの公園を残してほしい。
- 市民農園等で皆様の力を借りて農地を耕し、緑を育むことも重要であるが、それが乱立してしまうとプロ農家が大型農機で耕作することができなくなり、このまま衰退してしまうのではないかと危惧している。
- 大田市場の人に何かの産地として相模原を知ってもらいたい。
- 家賃の安さなどを前面にPRしていけば、もっと若い世代から選ばれるまちになると思う。是非、若い世代が暮らしやすいまちづくりを進めていただきたい。
市長からのコメント
- エフエムさがみが「賢太郎市長」と呼んで放送してくれたことは非常に嬉しく思う。
- 学校教員の問題意識が高い点についてお話いただいたが、現在、市の職員と教職員を合わせると約8,000人になる。私が先頭に立って、教育委員会と連携しながら、課題に取り組んでまいりたい。
- モノレールの建設については、伊勢丹の撤退や買い物に不自由をしている方から公共交通網の充実の要望を多く頂いており、一つの提案としてしっかり受け止めたい。
- 補給廠に関しては、先日補給廠周辺で約311名の方を対象に「このまちをどのように考えているか」という街頭アンケート調査を行った。今後、教職員と民間の方を対象にファシリテーターをつけて対話事業を行うことを予定しており、令和4年度に国に対して私たちのめざすまちの形を伝えられるように議論を進めている。
- 境川の増水対策については、神奈川県に境川の整備を要望しているが、他にも上矢部、東淵野辺、上鶴間本町など増水が危険な地域もあるので、今回頂いたご意見も踏まえ対応していきたいと考えている。
- 今後も、顔の見える市長として皆様と対話をしながら取り組んでまいりたい。
- 市の職員の対応がすばらしいとのお言葉について感謝を申し上げたい。市長となって4カ月が経つが、人の教育をしていかなければ市民との対話はできないと感じており、あわせて職員のチャレンジ力も重要であると考えている。
- 相模原市を自慢していただいてることは、シティサポーターの感覚であると感じている。シッビクプライドにもつながっていくことだと思うので、是非今後もお願いしたい。
- 淵野辺公園については、緑地の保全とともに今の活動を続けていただけるよう、今後、利用についてはしっかりと見極めていければと考えている。
- 名産が少ないということであるが、例えば南区にはたまご街道があり、六次産業化が進んでいる。こういった現状をきちんと集約していきたい。
- 公民館の有料化については、今後は長寿命化対策が市にとって非常に重要であり、受益者には相応のご負担を頂いている状況である。
- 現在、3年掛けて市民の皆様がどんな地域でどんな交通網を求めているのかというビッグデータをとっている。また、シルバーパスの導入については、バス事業者と連携しながら検討していきたい。
- 相模原市は全国各地からの移住者に加え、外国人の方も多い。豊かな人間性があるというのは非常に喜ばしいことであり、今後も様々な市民の方と対話を続けていきたい。
- リニア中央新幹線の新駅について私は「降りたい駅」にしたいと考えており、それは30年掛かると思っている。「顔の見えるまち」に向けて取り組んでいきたい。
- JAXA周辺の草が刈られていない件については、国の省庁等とのやり取りにスピード感がないというご指摘も頂いているので、ボランティア含め市民総ぐるみで対応していきたいと考えている。
- 高尾山の観光客の件については、今後、八王子市や上野原市と連携し、相模原市として新たな観光ルートを提案していきたいと考えている。
- スタジアム構想については、各地で、温泉・商業・保育などとの複合型のスタジアム構想が出ているが、吹田スタジアムなど参考となる場所を視察できればと考えている。
- 顔の見える市長として、地域に出向いてまいりたいと考えているので、「ウォーキングサッカーなど、こんな集まりがあるから是非来てほしい」というイベント等があればお声掛けいただきたい。
- テニスコートに関して、ハードコートが市内に少ないというご指摘に加え、補給廠跡地に江東区の有明スタジアムのようなものを検討いただきたいというご意見も頂いている。
- 市役所からの直行バスの話があったが、ビッグデータを取り検討していきたい。
- 緑と川の次の相模原がなかなか見当たらないということで、これは確かなご指摘だと思う。これからまた発見できる相模原があると思うので、そういった魅力を発信していきたい。
- 淵野辺駅南口の再開発については、一度立ち止まり、市民の皆様と有識者の方からご意見を頂きながら、ゼロからスタートということで見直しを進めている。
- 私は選挙公約で農業政策を掲げているが、六次産業化を含め、しっかり取り組んでまいりたい。また、ヤマビルの対策などを9月の補正予算に組み込んでいる。
- 「何かの産地として大田市場の人に相模原を知ってもらう」とあったが、行政が販路の拡大などをサポートできればと考えている。また、野菜や果物をただ売るのではなく、付加価値をつけて売ることも重要であると考えている。
- 相模原市は比較的土地が購入しやすい、賃貸の価格も安いということで、不動産の動きがある地域である。そういった意味で、若い世代に選ばれるまちにしていきたい。
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