令和元年度 第3回 タウンミーティング「まちかど市長室」開催結果(報告)
- 実施日:令和元年9月14日(土曜日)午後1時30分から3時25分まで
- 会場:南区合同庁舎 3階 講堂
- 参加者:公募による市民20名
- 傍聴者:10名
- テーマ:あなたの好きな「さがみはら」は?
意見交換の主な内容
参加者からの意見
- 南区が好きな理由は、木もれびの森、県立相模原公園、大野中央公園など緑が多いからである。
- 公民館に行ったら市の関連のパンフレットなどが120種類もあったが、これは本当に市民が必要としている情報なのか。例えば広報は月2回配布しているが、少し角度を変えて予算の見直しをお願いしたい。
- 教育問題に関して、先日全国学力・学習状況調査の結果が政令市で下位層と報じられているのをニュースで見たので、今後は教育に力を入れていただきたい。
- 行政主導で企業誘致を行い法人税の増収により、市財政の収支のバランスが取れるようにしていただきたい。
- 市の知名度が低い、若者が活躍できる場所が少ない、市内の雇用が少ないといった課題があるので、政令市としての機動力を生かしてより良い相模原市をつくってほしい。
- 相模原市の良いところは、子どもたちの居場所となる子どもセンター、児童館、公園などが多いところだと感じている。
- 相模原駅周辺の開発などについて、未来仕様のインフラ整備を集中的に行うことで、人口減少や少子高齢化に対応し、全国に誇れるような都市にしていただきたい。
- 相模原市はベッドタウンに偏り過ぎていると感じている。もっと、ものづくりなど技術に力を入れていただきたい。
- 自分で買い物に行くことができない高齢者のために、シャトルバスの整備などをお願いしたい。
- ヘイトスピーチ条例について是非実現してもらいたい。
- 麻溝台・新磯野地区の問題について適切に対応していただきたい。
- 収入が少ない母子家庭への更なる援助をお願いしたい。
- ボランティア活動として、近隣の方々で車を所有している方を登録し、その車に乗り合いタクシーのような形で、免許を返納した高齢者や障害者の方など自身の移動が困難な方が買い物等の移動ができる仕組みづくりがあればいいと考えている。
- 地域の高齢化が進んできていると感じており、自転車に乗れず、買い物に行くのも困難な人が多いため、コミュニティバスの整備をお願いしたい。
- 市内の交通手段が限られているので、富山市や宇都宮市で導入されているLRT(次世代型路面電車システム)を相模原市においても導入してほしい。
- 相模原市は核兵器廃絶平和都市を宣言しているが、この精神をこれからも市として続けてほしい。
- 飛行機の騒音などの基地問題が気になっている。
- 日米地位協定の見直しについて市議会で議論を重ねていただきたい。
- 相模原市は自然も土地も豊富なので、地場産業の農業を進めて安全で安心な食物の生産を進めていただきたい。
- 星が丘地区では、「いきいき100歳体操」という集まりがあるが、まだまだ活動としては盛んでなく、今後の担い手が必要になるので、高齢者だけでなく誰でも楽しく無理なく参加できる環境づくりが大切と感じている。
- 相模原市の良いところは、ホールなどの文化施設が複数あること。市内の小中学生が合唱祭などでホールの舞台に直接立つ機会があるが、この時のワクワクドキドキする高揚感や緊張感はなかなか体験できることではないと考えている。相模原市は「市民が行う参加体験型などの多様な文化と交流活動」をコンセプトに掲げているので、全ての子どもたちの共有体験となるよう、今後もこういった活動を大切にしていく相模原市を期待している。
- 伊勢丹閉店に当たり、中央通路はしっかりと残していただきたい。
- 子育てを通じて良いところと感じたことは、自然が多い、近所の人の温かさではないかと考えている。
- 都心部に近いのに土地が広く、また平らな土地が多く自転車が乗りやすく、素晴らしいと感じている。
- 麻溝台は公的施設が少ないので検討をお願いしたい。
- 相模原市の良いところは、公民館であると思う。公民館で人と人が関わる、文化に触れることで心が動くということは数値では測れないことであり、これだけ市内に公民館があることは相模原市の大きな魅力であると感じている。
市長からのコメント
- 木もれびの森については、市民の皆様が入りやすい森に手入れをする必要があると感じている。
- 公民館に行って120種類の市の関連資料があったことについては、市の広報について増設ページをつくるなどリニューアルを行い、市民の皆様が触れやすい広報の作成に取り組んでいる。
- 教育問題については、これまでも人への投資をかなり行っているが、他市で習熟度別の授業編成を導入して教育が向上したという事例があるので、これらを参考にして取り組んでまいりたい。
- 相模原市で生まれ育った子どもが、市内で雇用ができるようにしていきたいと考えている。また、働き方改革やワークライフバランスの問題にしても、地元で働くことができれば家族との有効な時間がつくれると思うので、雇用創出に向け企業誘致に取り組んでいきたい。
- 子どもの施設については視察に行きたいと考えている。
- 補給廠一部返還地の整備については、ゼロベースで考えており、市民の皆様がどんなまちにしていきたいかを描くため、アンケート調査などを通して市民の声の聴取に取り組んでいる。
- 相模原市がものづくりのまちとして復活できるように、商工会議所と意見を交わしながら企業誘致などに取り組んでまいりたいと考えている。
- バスの乗り降りに時間が掛かり渋滞につながるといった問題があるので、バスベイの整備を提案しているところである。
- ヘイトスピーチを含めた人権に関わる条例の制定を2年程掛けて行っていきたい。
- 麻溝台・新磯野地区整備推進事業の問題に関しては、7月に検証チームを作り実態把握に努めている。11月に現状を報告するとともに、今後の進め方についても検討してまいりたい。
- 母子家庭の援助については、ニーズの把握に努め、しっかり支援していきたい。
- 光が丘地区では自治会の方が中心となって、買い物難民の方を車で送迎する活動を行っているので、こういった取組を拡散できないか検討してまいりたい。
- コミュニティバスの整備については、非常に要望が多いが採算などの課題があり、新しい公共交通網の整備に向け、現在3年掛けてビッグデータを取っている。
- LRTについては、先行市の動向を見据えて検討してまいりたいと考えている。
- 核兵器廃絶平和都市を宣言している本市であるが、核兵器含め戦争はあってはならず、地域の安全はまずは世界の平和からと考えているので、引き続き市議会で議論して前に進めていきたい。
- 基地問題として最近オスプレイが南区で問題になっているが、しっかりと防衛省に対して指摘してまいりたいと考えており、併せて近隣市や神奈川県とも連携していきたいと考えている。
- 日米地位協定の改定については、基地の返還を含め国に対して求めてまいりたい。
- 地産地消の観点から農業に力を入れ、また、相模原市の特産物を市場に送り込める環境づくりに取り組んでまいりたい。
- 星が丘地区はまちづくりが非常に活発でコミュニティがしっかりしていると感じており、良い地域の見本の1つになると思うのでこれからも頑張っていただきたい。
- 子どもたちがホールなどの文化施設でワクワクドキドキする体験は非常に大事であり、文化や芸術があふれるまちを市民の皆様とつくっていきたいと考えている。
- 伊勢丹の通路についての問題は、土地と建物の所有者は伊勢丹であり売却先が次の所有者となるため、通路の確保は引き続きお願いしていきたい。
- 多くの方から選ばれる子育てしやすいまちにするため、人への投資をしっかりとやっていきたい。
- 市内は自転車が非常に多く、南区と中央区は事故も県内の中でも多いため、交通安全マナーの改善や自転車保険の加入を進めていかなければならないと感じている。
- 麻溝台に公的施設がないというお話を頂いたが、スクラップアンドビルドの時代で新しく施設を建設するのは難しいと感じている。
- 公民館については、特定の方だけではなく多くの市民の皆様が利用しやすい施設になっていかなければいけないと感じている。公民会の連絡協議会などで今後色々と提案し、公民館に1回も行ったことがない人に足を運んでいただくことで、公民館が良いコミュニティの場所であると感じてもらいたい。
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