平成29年4月~平成30年3月の区長レポート
3月11日 古式ゆかしき「秋葉神社の火祭り」
今年も相模湖地区の「秋葉神社の火祭り」に伺い、緑区の火伏せを祈願してまいりました。
この火祭りは、火防や家内安全を祈る地域の伝統行事です。秋葉神社の参道入口に並べられたたくさんの松明(たいまつ)は、この地域の家々を表しているとのことです。日が沈み辺りが暗くなる頃、山頂の秋葉神社から運ばれた種火が参道入口の松明に灯されると、目の前には炎が作り出す幻想的な光景が浮かび上がりました。この祭りに用いられる松明は、肥松(ひで)と呼ばれる松の根から作られた割り木を青竹の先に挟んだもので、1本1本が地域の方々による手作りとお聞きしました。
しかし、地域の高齢化が進み、こうした伝統行事の担い手を確保することが課題になっているということで、この日の準備も地域の皆さんが助け合って進めてきたのだと思います。地域の方々による甘酒やとん汁が振舞われ、地域の温もりとともに、冷えた体にとても染み渡りました。
3月11日 ミウルと一緒に公民館まつり
先週から各地区で公民館まつりが開催されていますが、この日は、ミウルとともに城山公民館と藤野中央公民館で行われた公民館まつりに伺いました。
城山公民館では、福前健康体操の皆さん、ミウルと一緒に「ミウル体操」で体をほぐしました。来場された方々もその場で体を動かしてくださり、会場が一体となったのを感じることができました。
また、藤野中央公民館では、会場にいた方々と一緒にミウル音頭で盛り上がりました。司会者に促されてミウルとともにステージの中央に立ったものの、他の方々のように上手に踊ることができず、この日ばかりは自分の練習不足を反省しました。
どの公民館も、とても温かく迎えていただきありがとうございました。公民館まつりの熱気は、他では味わえない大変素晴らしいものでした。皆さんの意欲や向上心が肌で感じられ、公民館活動は地域コミュニティの醸成に大きな役割を果たしていると実感しました。
3月11日 笑顔の花咲く「本沢梅園まつり」
春らしい、暖かな日差しの中、「本沢梅園まつり」に伺いました。
この日、梅のお花見に多くの方々が訪れる中、会場では特産品や地域の野菜の販売、お囃子の演奏などが行われ、祭りの雰囲気を一層盛り上げていました。
本沢梅園は、普段は敷地内に入ることができないのですが、毎年開花の時季に合わせて一般開放され、園内を散策することができます。美しく咲き誇る花を見ながら、小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い世代の方々が楽しそうに談笑している光景を見て、お花見という行事は、地域の絆を育む大切な文化なのだと改めて感じました。
また、この梅を大切に育ててきた川尻財産区や地域の方々にも、感謝申し上げたいと思います。この美しい梅を、地域の皆さんの絆で末永く守っていただきたいと思います。
3月10日 今年はミシュラン三ツ星が舞台!
相模原市と八王子市の連携事業「八(はち)・緑(りょく)マウンテンウォーキング」にミウルとともに参加しました。
今回で2回目となるこのイベントは、両市域を越えた連携を大きな目的としており、今年は高尾山が舞台。自然や歴史に触れながら、また、高尾山の魅力でもあるグルメや景色を堪能しながら全長約6kmのコースを歩くものです。
当日は天候に恵まれ、約230名の参加者の皆さんには、高尾山ならではの魅力を存分に楽しんでいただけたものと思います。
本事業のように市域や官民の枠を越えて連携することが、地域の賑わいや両市の活性に繋がるものと考えています。2020年には東京オリンピックの開催が予定されており、このような都市間連携事業を重ねていくことがさらなる大きな連携の成功に繋がっていくものと思います。今後もこのイベントが益々発展し地域が活性化するよう応援してまいります。
3月4日 津久井城の自然と歴史を体験
県立津久井湖城山公園で開催された「津久井城まつり」に伺いました。
この日は、春を感じさせる暖かく気持ちの良い一日で、ハイキングを楽しむご家族や、公園内で遊ぶお子さんたちも多く見られました。
この祭りの醍醐味は、津久井衆甲冑隊、串川狼煙衆、津久井衆鉄砲隊による演舞です。定刻になり狼煙が上がると、お屋敷広場に集まった来場者の皆さんから拍手が送られ、続けて甲冑劇の実演が披露されました。戦国時代、上杉・武田連合軍が、小田原に向けて進撃する途上で、相模・甲斐の国境である津久井に押し寄せた際の戦いを、オリジナルの脚本で再現しました。甲冑劇のあとには、火縄銃の実演や、子どもたちが参加できるチャンバラ体験も行われ、参加された皆さんは、津久井の歴史と自然に親しむ貴重な体験ができたのではないでしょうか。
県立津久井湖城山公園は、年間を通じて多くの利用者の方々が来園していると伺っています。歴史的資源である津久井城と、津久井の自然や歴史を、引き続き地域の皆さんと協力してPRしてまいりたいと考えています。
3月3日、4日 春の訪れ「公民館まつり」
春の陽気が感じられた3月3日と4日。橋本、大沢、津久井中央、相模湖公民館で行われた公民館まつりに参加しました。
3日、最初に伺った橋本公民館では、ステージやフリーマーケットなどで賑わいを見せる中、ひときわ注目を集めていたのは、旭小学校の児童が考案した橋本の駅弁“トントン”の販売。市内の特産品などを使った駅弁を求めて長蛇の列ができていました。また、相原高校のブースでは、“あいこっこ卵”や“ポークカレー”が販売されており、こちらも大盛況の様子でした。
次に伺った大沢公民館では、バラエティに富んだステージイベントが開催されており、会場が一体となって歌ったり踊ったりと、大沢地区の人と人のつながりを強く感じることができました。また、男の料理教室で作られていた「いも煮」は、一つ一つの具材がとても大きく、まさに「男の料理!」を堪能させていただきました。
この日最後に伺ったのは津久井中央公民館。ホールで行われていたステージイベントでは、心地よい歌声や音色が響き渡り、穏やかな時間が流れていました。フィナーレでは、名曲「上を向いて歩こう」を観客の皆さんと一緒にステージに上がって歌わせていただきました。
翌日4日には、相模湖公民館に伺いました。天気も良くて暖かかったこの日、屋外スペースでは「をばら本陣焼」をはじめとした相模湖の特産品が販売されており、大変な賑わいを見せていました。また、屋内の展示ブースには素晴らしい作品の数々が並び、地域の皆さんの日頃の研鑽の成果を見ることができました。
各公民館で開催される「公民館まつり」は、地区ごとに特色が出ていて、どの会場でもとても楽しむことができました。また翌週に開催される予定の城山、藤野中央の公民館まつりも非常に楽しみにしています。
2月25日 伝統ある演奏会「橋鼓のつどい」
橋本小学校で行われた橋本鼓笛隊による定期演奏会「第51回橋鼓のつどい」に伺いました。演奏会は2部構成になっており、第1部では行進曲や老人ホーム慰問時に演奏する民謡が披露され、第2部では来場者の皆さんも参加された演奏などが行われました。
隊員の皆さんは緊張感を持ちながらも元気に演奏されていて、日頃の努力の成果を感じることができました。また、隊員を指導されているOB・OGの方々が参加することで、より賑やかになった演奏には、来場された皆さんも一体となって盛り上がり、楽しまれていました。
橋本鼓笛隊は、歴史と伝統ある鼓笛隊です。この活動が地域の一体感を育み、自分たちのまちを誇りに思う気持ちとなり、橋本地区の未来のまちづくりに繋がるよう、今後も力強く、爽やかな演奏を期待しています。
2月24日 未来へ羽ばたけ!「ドリームマッチ緑区少年野球大会」
春の訪れを感じる温かな日差しの下、三栗山スポーツ広場で開催された「ドリームマッチ緑区少年野球大会」に伺いました。
この大会は、緑区と中央区の一部の少年野球チームと城山観光協会が初めて共同開催するもので、2日間に渡って予選と順位決定戦が実施されました。参加するのは、小学校卒業を間近に控えた6年生たち。約100名の6年生が混成8チームに分かれて行う、送別のための記念すべき大会です。
この日は、決勝戦の観戦と閉会式に参加させていただきました。決勝戦は、小山支部と相原支部との戦いになりましたが、走攻守すべてに一生懸命な児童の姿と白熱した試合にとても感動しました。優勝された相原支部の皆様、おめでとうございます。
この大会を企画・運営された城山観光協会の宮嵜会長さんをはじめ、各少年野球の関係者の皆様、大変お疲れ様でした。参加された児童の皆さんには一生忘れられない思い出になったことと思います。この素晴らしい大会が、さらに大きく発展されることを願っております。
2月18日 地域間交流が進む「佐野川公民館まつり」
緑区内の公民館まつりの先陣を切って、「佐野川公民館まつり」が開催されました。
佐野川公民館は市内最北・最西端の山あいにある公民館。たくさんの来場者で賑わう館内には、地域の皆さんや藤野北小学校児童が制作した絵画、手工芸品、写真、盆栽などの力作が所狭しと展示されていました。
ステージ発表では、藤野北小学校1年生による歌あり、笑いありのかわいらしい演劇や、大人もびっくりの落語「寿限無(じゅげむ)」の口上などを地域の皆さんと存分に楽しませていただきました。
今年は、お隣の上野原市吹奏楽団を招いての演奏が企画され、「アンコール」の声が掛かるほど会場は盛り上がり、私も一緒にアンコールの声を掛けさせていただきました。
子どもから高齢者まで幅広い世代の方が参加されるこの公民館まつりが、地域文化の伝承や地域づくりに大きく貢献していることを実感しました。また、今年は新たに上野原市民との連携にも取り組まれ、地域間交流が進んでいるとも感じました。こうした地域間交流も緑区は応援していきたいと思います。これからも公民館まつりを通じて、ますます地域を元気に盛り上げていただきたいと思います。
2月17日 青根、気温は低いが心はとっても温かい!
道志道の日陰には雪が残り、まだまだ寒さが厳しいこの日、青根中学校体育館では、恒例の「青根小学校学習発表会」が行われました。
発表会は、今年度1年生になった4人を加えた全校児童7人による朗読・群読に始まり、地域を題材にした創作劇などの発表が行われました。これまでの練習の成果が存分に披露され、児童たちのやりきったという高揚感と集まった保護者や地域の皆さんの優しい眼差しで、会場はとても温かな雰囲気に包まれました。
創作劇「出没!さがみック天国」の中には地域ネタが満載で、私もインタビューされる一幕があるなど、参観者を巻き込んでのパフォーマンスに会場は大いに沸きました。朗読も創作劇も完成度の高さにただただ感心するばかり。これもひとえに青根小の先輩たちから受け継いだ最後までやり抜く伝統と先生方の情熱や地域の皆さんの協力の賜物であると感じました。
発表会終了後は、青根地域を応援する麻布大学の皆さん「あざおね社中」が用意された豚汁が振舞われ、発表会でぐっと心が温まったあと、体もぽかぽかに。「あざおね社中」の皆さんは、青根地域で様々な活動を行っています。これからも地域のためにお力添えをいただきたいと思います。
青根には、人の温かさがあふれていることを感じる一日となりました。
2月6日 帰宅困難者対策訓練を実施しました
「大規模地震の発生に伴い鉄道各線が運休となり、帰宅の手段が無くなってしまった」こうした事態を想定し、JR橋本駅において「帰宅困難者対策訓練」を実施しました。
本訓練ではJR橋本駅をはじめ、相模原北警察署や帰宅困難者の受入施設となるシティ・プラザはしもとなどの関係機関のご協力の下、避難誘導や無線機を用いた情報伝達を行うとともに、お互いのマニュアルの確認などを行いました。
今後、南海トラフ地震などの大きな震災の発生が予想されており、その際には橋本駅でも多くの滞留者の発生が心配されています。今回の訓練での課題を踏まえて、関係者の皆様とさらに連携を深め、災害時に対応できる体制を強化していきたいと思います。
また、今回は県立橋本高等学校の先生及び生徒さんに帰宅困難者役としてご協力いただきました。災害はいつ・どこで起こるかわからないため、今後とも多くの方に参加していただき、防災に関心を持っていただきたいと思います。
緑区としましては、関係機関や区民の皆さんとともに災害に強いまちづくりを目指して参りますので、今後もご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
2月3日 「~緑区絆づくり交流会~ つなげよう 子育ての輪!」
杜のホールはしもとで、「つなげよう 子育ての輪!」をテーマに「緑区絆づくり交流会」が開催されました。
このイベントは、子育て世代の仲間づくりや地域活動へ参加するきっかけにしてもらうため、地域デビュープロジェクト実行委員会が主体となり企画・運営を行ったものです。
当日は、道の所々にまだ雪が残っているにもかかわらず、223名もの皆さんにお越しいただきました。会場では、親子で楽しめるフラダンスなどの催しが行われ、大いに盛り上がりました。また、子育てを応援する団体によるPRブースや育児相談コーナーには、多くの人が足を運んでいました。さらに今回新たに設置された体験コーナーでは、NPO法人「自遊クラブ」の皆さんによる津久井産の木材を使った人形の製作体験が行われ、親子で交流を楽しまれたものと思います。
近年は核家族化による子育て環境の変化やコミュニティの希薄化などが問題となっていますが、こうしたイベントを通して出会った人々の「絆」を大切にしてほしいと思います。そして子育て中の皆さんには、緑区で日々活動する団体に目を向けていただき、地域活動へ参加するきっかけにしていただければ幸いです。
1月28日 外出支援「地域で生活の足を考えようシンポジウム」
もみじホール城山で開催された「地域で生活の足を考えようシンポジウム」にパネリストとして参加し、地域の皆さんや関係者の方々との意見交換を行いました。
このシンポジウムでは、「みんなでつくるお出かけの話→和→輪」をキャッチフレーズに、外出に困っている高齢者への支援についての共通認識を図るとともに、具体的な取り組みへのステップにすることを目的に開催されました。
当日は、日曜日の夕刻という時間帯での開催にもかかわらず多くの方が来場され、高齢者の外出支援に対する地域の皆さんの関心の高さを感じました。
シンポジウムでは、NPO法人かながわ福祉移動サービスネットワーク理事長の清水弘子さんから「地域で生活の足を考えよう!」と題した基調講演をいただき、その後、パネルディスカッションを行いました。ディスカッションの中では、福祉有償運送事業者の方、社会福祉法人と連携した移動支援事業に携わっている方から、それぞれの取り組みの経緯や今後の課題などについてのお話を伺い、地域の皆さんからは「高齢になって車の運転ができなくなった時を想定しておくことが大切」、「高齢者の増加によって移動支援などの生活支援が必要になってきている」といったお話を伺いました。
こうした実情を伺う中で、高齢化社会を迎え、「高齢者への移動支援が地域の皆さんにとっての重要な課題」であるということを強く感じました。地域の皆さんには、今回のシンポジウムを今後の地域づくりに生かしていただくことを期待するとともに、緑区役所としても、地域の皆さんの主体的な取り組みを応援していきたいと思います。
1月28日 緑区CMラボのおひろめイベント
アリオ橋本1階グランドガーデンにて、「緑区CMラボ 作品おひろめイベント」が行われました。
「緑区CMラボ」とは、相模原市緑区の魅力をPRするため、ワークショップを通じてCMづくりを学ぶ事業です。平成29年8月から、4回のワークショップを経て、6つのチームが緑区のCM作品を制作してきました。
当日のステージでは、各チームがやや緊張した様子でCM制作にかけた思いなどを語り、CM作品のおひろめが行われました。制作者へのインタビューでは、「こんなに大勢の方に見ていただけるとは思わなかったので嬉しい。頑張って制作して良かった」などと感想が述べられました。
また、ステージ周辺で、緑区の観光パンフレットの配布やぬり絵コーナー、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けたPRコーナーなども設置され、来場者にとって、さまざまな角度から、緑区の魅力を感じていただける一日となりました。
皆さんが制作したCM作品は、市内公共施設のデジタルサイネージなどで順次放映されるほか、市ホームページ「相模原チャンネル」に公開しています。この事業が多くの方にとって、「緑区に遊びに行きたい」「緑区に住みたい」と、緑区へ足を運んでいただくきっかけになることを願っています。
1月21日 子どもたちのアイデア満載「橋本子どもまつり」
橋本公民館で開催された「第35回橋本子どもまつり」に伺いました。
この祭りは、地域の子どもたちが主体となって出店やチャレンジコーナーを企画・運営するイベントです。また、旭中学校吹奏楽部の演奏や県立相原高校による卵の販売など、近隣にある学校の協力を得ながら、地域に根ざした祭りになっています。
子どもたちにとって、仲間と一緒に、来場者に楽しんでもらえるような工夫を凝らしたコーナーを考えることや、それを通じてたくさんの人たちと交流することは、この先の人生において、とても貴重な経験となることでしょう。
今回のイベントを経験して、新しい仲間づくりの輪がさらに広がり、地域の一員としての連帯感・責任感が深まることを期待しています。
1月19日 安全安心なまちづくりの要、「津久井警察署武道始式」
新春恒例の「津久井警察署武道始式」に伺いました。
午後2時。大太鼓の音とともに武道始式が始まります。津久井警察署を支援されている関係団体をはじめ、地域団体の皆さんで道場が埋め尽くされる中、署員の皆さんが鍛錬を重ねられている柔道や剣道、逮捕術などの成果を披露し、間近で存分に拝見させていただきました。
いざ試合が始まると、眼光鋭く相手を睨み、大きな声を発しながら相手と組み合う選手たち。選手以外の署員からは叱咤激励が飛び交います。そんな署員の皆さんからは士気の高さとともに地域の安全・安心を守るという意気込みを強く感じ、会場の皆さんと大きな拍手を送らせていただきました。
固唾をのむ試合の後には振り込み詐欺の寸劇が行われ、道着姿や制服姿の警察官とはまた違った一面を見させていただきました。日頃から地域住民とのふれあいを大切にされてきた津久井警察署。この日の会場は大いに盛り上がりました。
津久井地域は今後、相模原インターチェンジ周辺における新たな産業拠点整備や、相模湖が東京オリンピックの事前キャンプ地になることなど、大きな転換期を迎えています。署員の皆さんには、これからも市民生活の安全・安心のためにご尽力いただきますようお願いいたします。
1月14日 寒さも吹き飛ぶ熱演に感激「新春緑区村芝居フェスタ」
もみじホール城山で行われた「新春緑区村芝居フェスタ」に伺いました。
この事業は、公益社団法人相模原市民文化財団との共催で緑区魅力づくり実行委員会が実施しており、今回で5回目の開催となります。
今回の出演は、津久井地区の「やすらぎ一座」、大沢地区の「劇団青い山脈」、橋本地区の「笑吾座」の3団体でした。当日は、最高気温が10度以下と寒い一日でしたが、出演者の皆さんの熱演により、会場内は笑いや歌声で大いに盛り上がり、心も体も温まる時間となりました。
最近は、パソコンやテレビなどで気軽に芝居や演劇を楽しめるようになりましたが、直接会場に足を運ぶ方が生の迫力を感じられますし、客席と舞台との一体感が大変心地良いものです。終演後、来場者の皆さんは笑顔で会場を後にされていました。地域団体の熱い演技と活気が緑区の元気につながるよう願っております。
1月14日 安全安心への決意を新たに「消防出初式」
雲ひとつない気持ちの良い晴天の下、新春恒例の消防出初式がサーティーフォー相模原球場と淵野辺公園中央広場で開催されました。
多年に渡り消防団活動にご尽力いただいております消防団員の表彰のほか、ラッパ隊による吹奏、消防車両の行進、消防演技などが行われました。
消防団の皆さんには、火災時の消火活動はもとより、防火・防災の啓発や救護講習の実施など日頃から地域でご尽力いただいております。地域の安全・安心に欠かせない存在であり、昼夜を問わず活動されている団員の皆さんを大変頼もしく思います。
会場では、小さなお子さんの姿が多く見られたのがとても印象的でした。今日の出初式と団員の勇姿は、子どもたちの思い出として記憶に残ると思います。この中から、未来の消防団員が一人でも多く誕生することを願います。
1月8日 ご成人おめでとうございます はたちのつどい(緑区)
相模原市では、7,353人の若者が大人の仲間入り。緑区でも1,782人の新成人を対象に杜のホール橋本で「はたちのつどい」が開催されました。
橋本駅に着くと、毎年恒例の光景ですが、ペデストリアンデッキは会場に入る前の新成人で華やかな雰囲気に包まれていました。「はたちのつどい」では、相模原総合高校吹奏楽部の演奏に続き、式典と記念映画の上映が行われました。開催に当たっては、緑区在住の5人の新成人が実行委員となり、企画から看板の準備、当日の司会までを担当されました。
実は、私も30数年前に「はたちのつどい」を担当したことがあり、やんちゃな若者がいた当時のことなどを思い出しながら、式典に参加させていただきました。
現在、我が国では少子高齢化が進展しており、大きく社会が変わる時期かと思います。緑区の新成人の皆さん、しっかりと足元を見つめ、自分の夢に向かって進んでいってください。皆さんの今後の活躍を大いに期待しております。
1月1日 明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
平素より、区の行政運営にあたりご理解、ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
今、緑区は将来に向けて大きな転換期を迎えています。
橋本駅周辺におきましては、今後、リニア中央新幹線の整備が進み、さらなる発展が見込まれます。また、少子高齢化や人口減少が進行する中山間地域では、地域コミュニティの維持・強化が大きな課題となっています。
こうした中、昨年3月にはインターネットの特設サイト『すもうよ緑区』を開設し、観光や緑区の情報を全国に向けて発信し、知名度の向上や交流人口の増加に向けた取り組みを進めているところです。
緑区には、五つの湖をはじめとする豊かな自然、歴史、芸術など、魅力的な資源が豊富にあり、気軽に観光を楽しむことができます。一方、リニア中央新幹線の神奈川県駅や車両基地の設置など、新たな交通網の整備も進み、将来の可能性に満ちた区でもあります。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けては、緑区の知名度を上げる絶好の機会でもあると思います。
今後とも、「すもうよ緑区」をキャッチフレーズに緑区の多彩な魅力を全国に向けて発信し、地域活性化や移住・定住の促進につなげていきたいと考えています。
本年も、皆様の変わらぬご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、健やかで、希望に満ちた年となりますよう心よりご祈念申し上げます。
12月17日 仲間とつなぐタスキの絆!「ふじのやまなみクロスカントリー駅伝競走大会」
天候に恵まれ、絶好のスポーツ日和となったこの日、名倉グラウンドからスタートする「ふじのやまなみクロスカントリー駅伝競走大会」が開催されました。
この大会は、昭和53年から続けられ、今年で39回目を迎える伝統ある大会。今回は98チーム、市内外の小学生からご高齢の方まで約620名の参加がありました。既に会場では多くの選手たちがスタートに向けてウォーミングアップをしており、寒さを吹き飛ばすほどの熱気であふれていました。
大会のコースは、「やまなみコース」と「園芸ランド周遊コース」の2コースで構成され、どちらのコースもアップダウンの変化に富んだ藤野ならではのコース設定です。皆さんも美しい山並みや心やすらぐ里山の風景を楽しんで走っていただけたものと思います。
この大会を通じて世代を越えた交流や地域間交流が深まり、触れ合いの場になっていることを実感しました。今後も地域の方々と触れ合うことが出来るスポーツイベントとして末永く継続してほしいと思います。
12月16日 慌しい時期だからこそ、心に余裕を!「年末の交通事故防止運動」
相模原市安全・安心まちづくり推進協議会橋本支部が主催する「年末の交通事故防止運動」の街頭広報活動に参加しました。12月は、年の瀬で慌しく普段より交通量が増えるため、交通事故が増加する傾向にあります。また、忘年会などで飲酒の機会が増え、飲酒運転といった重大な交通違反やそれに起因する交通事故を引き起こす可能性があります。
こうしたことから、神奈川県では毎年12月11日から20日まで「年末の交通事故防止運動」を実施しています。これに合わせ橋本地区では12月16日にJR橋本駅北口のペデストリアンデッキで、安全・安心まちづくり推進協議会橋本支部を中心に、相模原北警察署、相模原北交通安全協会、交通安全母の会、相模原北安全運転管理者会、自治会、区役所など多くの関係団体・機関が参加し、駅利用者や買い物客に交通事故防止を呼びかけました。交通事故は、被害者のみならず、加害者自身やその家族をも一瞬にして不幸にします。心に余裕を持ち、くれぐれも無事故・無違反、安全運転で今年一年を締めくくりましょう。
12月10日 新たな一歩を踏み出す「藤野村歌舞伎公演」
県立藤野芸術の家で行われた「第26回藤野村歌舞伎公演」へ行ってきました。
「牡丹獅子」「奴さん」「かっぽれ」と三つの演舞に続いて、藤野中学校2年生・山崎花さんの口上が述べられた後、「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」が披露されました。
今回の公演では、役者のほぼ半数が小学生から高校生までの子どもたち。微笑ましく快活な演技からは、日頃の練習の成果が伺えました。特に山崎さんの口上では、藤野村歌舞伎復活以降の経緯が、抑揚をつけて感情豊かに述べられ、その表現力の高さと堂々とした立ち振る舞いに驚かされました。会場からは拍手と歓声が上がり、おひねりが飛び交う盛り上がりを見せました。
最後に披露された「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」では、悲しい物語の中に、うまく「笑い」が取り入れられ、緩急のある舞台進行と演技に自然と引き込まれました。物語の見せ場では、役者が迫真の演技をすると観客がおひねりと歓声で応え、まさに会場が一体となった公演となりました。
今年も大盛況だった藤野村歌舞伎は、昨年で25周年の節目を迎え、今年は新たなスタートの年になりました。現在、伝統芸能の継承は、全国各地で課題となっていますが、ここ藤野では、若い世代に村歌舞伎の伝統がしっかり受け継がれています。これも藤野村歌舞伎保存会の皆さんが後継者の育成に力を注がれてきたたまもの。未来の藤野村歌舞伎の舞台が今から楽しみです。
12月3日 津久井の魅力がぎっしり!「ふらっとまるっと津久井特産祭」
暖かい日差しが降り注ぐこの日、津久井地区の金原工業団地内で開催された「ふらっとまるっと津久井特産祭」に行ってきました。このイベントは今年で2回目の開催となり、橋本駅からのシャトルバスや、周辺の観光地を結ぶ循環バスが特別に運行され、多くの人に津久井の魅力に触れていただく工夫がされていることが大きな特徴です。
会場では地場産の野菜をはじめとした津久井地域の特産品がズラリと並び、買い物を楽しむ人の長い列ができていたり、ステージでは地域の小中学生による合唱や吹奏楽がイベントを盛り上げていたりと、大変な賑わいを見せていました。
また、今年は津久井スイーツ・お菓子コンテストも行われ、来場者の投票により城山地区の中沢にあるレストラン「灯-akari-」が出品した「津久井のきな粉と黒糖ベイクドレアチーズケーキ」が見事グランプリに輝きました。
この金原地域は、圏央道相模原インターチェンジの近くに位置し、津久井広域道路で結ばれているなど、交通の利便性は抜群です。現在、交通・観光・農業を活用した新たな拠点作りが検討されていますが、金原地域が緑区の活性化や魅力発信の拠点として発展していくことを願っています。
12月2日 寒空の下にきらめく「藤野ウインターフェスティバル」
この日は、日が落ちてから一気に寒さが増しました。藤野駅前広場で行われた「藤野ウインターフェスティバル」は、寒さにも負けず多くの地域の皆さんが集いました。
一昨年までは、クリスマスイルミネーション点灯式として、イベントが開催されていましたが、昨年は開催されず。私としてはとても残念に思っていました。地域の皆さんも想いは同じ。世代間の交流や地域の賑わいづくりを目的に「藤粋会(とうすいかい)」と「藤野青年会」の皆さんが今回のイベントを開催されました。ちなみに「藤粋会」の皆さんは、かつて青年会で活動されていた方々が再び地域デビューされたとのこと。その心意気に敬意を表したいと思います。
午後6時から行われた開会式では、カウントダウンとともに大きなクリスマスツリーに光が灯されると、大きな歓声が沸き起こりました。その後に行われたステージパフォーマンスでは、藤野囃子保存会のお囃子をはじめ、藤野地区の団体による演芸が披露され、駅前広場は大いに賑わいました。
天候にも恵まれたこの日は、朝から相模湖地区と藤野地区のイベント会場に伺わせていただきましたが、どの会場も参加者はもちろん主催者も心から楽しんでいる様子が見られました。こうしたイベントが末永く続くように願っております。
12月2日 まだまだある緑区の魅力「里の市」に初参加
周囲の山々が紅葉で色づく篠原。素晴らしい自然環境の中で開催された「里の市」に行ってきました。しかし、実を言うとこれまでこのイベントの存在を知りませんでした。ご案内いただいたチラシを見たところ、サブテーマに「焚き火のフルコース」との記載があり、いかなる内容かを探るべく、この日を楽しみにしていました。
さて、この「里の市」。1年に数回篠原の里センターで開催され、開催ごとにテーマが決められるとのことです。この日のテーマは「焚き火」。会場では焚き火を使った様々な料理づくりをはじめ、火起こし体験や大きな丸太を切る早さを競う「丸太切るリンピック」など趣向の凝った催しが行われ、まさに「焚き火のフルコース」。また、昼休みには近くの山へ行っての「みかん狩り」というおまけ付きでした。
会場は、地元の方のみならず市外から訪れている方も多く、親子連れも見られました。焚き火の周りを遊び回る子どもたちを見ていると「焚き火」のあった、古き良き時代を思い出しました。
このイベントをはじめ、まだまだ緑区には私の知らない魅力がたくさんあるのだと改めて実感しました。これからも「まだまだある緑区の魅力」を全国に発信してまいります。
12月2日 地域との交流を大切に「第7回緑センターやまのべ祭り」
市立緑第一障害者活動支援センター(通称:緑センターやまのべ)で開催された「第7回緑センターやまのべ祭り」にミウルと一緒に行ってきました。この祭りは緑センターやまのべの皆さんが、地域との交流を深めるために開催しています。
そしてこのイベントはなぜか、晴天で暖かくなるのがお約束。この日も暖かな日差しとなりました。セレモニーは、やまのべの皆さんがこの日のために練習してきた合唱からスタートしましたが、CDプレーヤーの調子が悪く、アカペラで臨むことに。曲は桑田佳祐さんの「若い広場」(ポンポンポンから始まる、朝ドラのテーマです)。どうなるかとちょっと心配しましたが、曲をマスターされている方もいて、地域の皆さんも一緒になって最後まで笑顔で歌い切り、会場からは大きな拍手が起きました。
屋外では、屋台で焼きそば、とん汁などの食べ物や地元野菜の販売が行われ、子どもたちが楽しめるワークショップや輪投げコーナーも設けられていました。屋内では、津久井高校吹奏楽部などの演奏が披露され、こちらも大変賑わっていました。
やまのべの皆さんは、地域のイベントにも模擬店を出店されるなど積極的に参加され、もはや地域の一員としてなくてはならない存在となっています。これからも緑区の地域活性化のために力をお貸しいただきますようお願いします。緑区は、緑センターやまのべをこれからも応援していきたいと思います。
11月30日 間近で事故を再現!自転車交通安全教室を実施
県立津久井高等学校において、プロのスタントチームが交通事故を再現し、その恐怖体験から交通安全を学ぶ「スケアード・ストレイト教育技法による自転車交通安全教室」を実施しました。
当日は、生徒の皆さんをはじめ、先生方も一緒に参観されました。実際に自動車にはねられるスタントチームの迫真の演技を目の当たりにすると、会場からは大きなどよめきが起こり、衝撃的なシーンとして心に刻まれたようでした。
高校生の皆さんは、通学などで自転車を利用する機会が多く、自転車乗車中に事故に遭うリスクも高いと思います。ぜひ、この体験教室で感じた怖さを忘れずに、これからも交通ルールやマナーを守り、事故に遭わないよう自転車の安全運転に努めましょう。
今後も緑区では、警察署をはじめ、関係機関や地域の皆さんと協力しながら、交通事故防止に向けた積極的な啓発活動を行っていきたいと思います。
11月27日 高齢者の事故をゼロに!みんなで交通安全
高齢者などに対する交通安全への意識向上を図るため、相模原赤十字病院と相模原協同病院において「交通安全に係る高齢者等特別対策キャンペーン」を実施しました。
当日は、津久井交通安全協会、相模原北交通安全協会をはじめ、警察や病院など関係機関のご協力をいただきながら、来院された方々に啓発用のティッシュなどを配布し、交通安全の普及啓発を行いました。
平成28年に本市で発生した高齢者が関係する自転車事故は、約65%が自宅から1キロメートル以内の場所で発生しています。高齢者の皆さん、交通事故は身近で起きていることを常に意識し、事故にあわないよう、また、事故を起こさないよう気を付けましょう。
今回のキャンペーンでは、交通安全のみならず、防犯対策への取り組みとして振り込め詐欺の被害防止に向けた呼び掛けも行いました。今後も地域の皆さんのご協力を得ながら、交通安全などの普及啓発に取り組んでまいります。
11月25日 紅葉とイルミネーションの共演「宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」
宮ヶ瀬湖の冬の風物詩「第32回宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」に参加しました。
毎年、11月25日にスタートするイルミネーションですが、今年は土曜日ということもあって、湖畔は多くの来場者で賑わっていました。
辺りが暗くなり、皆さんとともにカウントダウン。約1万個の電飾でドレスアップされた高さ30メートルを超えるモミの木のクリスマスツリーと、会場内を飾る約61万球のイルミネーションが眩い光を放ち、宮ヶ瀬湖周辺をメルヘンな世界へと変えました。この日の湖畔エリアでは、昼間は燃える紅葉の壮大な絶景、夜はイルミネーションによる幻想的な光景をたっぷり堪能することができました。来場された方々も大いに満足されたことと思います。
昨今、全国各地にある「ダム」がブームになっていますが、ダムの人気ランキングで宮ヶ瀬ダムが黒部ダムを抜いて1位になったそうです。四季を通じて様々な魅力を見せてくれる宮ヶ瀬湖ですが、水源観光地としてのポテンシャルの高さを改めて感じました。
11月25日 防犯を楽しく学ぶ 津久井地域「防犯のつどい」
津久井中央公民館で開催された第10回津久井地域「防犯のつどい」にミウルとともに伺いました。津久井地域では、地域住民の防犯意識の向上を図るため、毎年この時期に「防犯のつどい」を開催しています。
この日の第1部では、式典のあとに、漫才コンビ「世界事情」による防犯漫才が披露されました。続く第2部では、アトラクションとして、津久井地域4地区の皆さんによる出し物やご当地アイドル「つぶつぶ★DOLL」によるステージショーが行われました。
その中でも防犯漫才は、軽快なテンポで皆さんを笑わせながら「振り込め詐欺」にあわないポイントを伝授。私も、「自分だけは絶対に騙されない」と油断せず一人ひとりが防犯意識を持つことが重要であると再認識しました。
緑区役所としても、犯罪のない安全で安心して暮らせる地域社会を実現するため、関係団体の皆さんとともに積極的な防犯活動に取り組みたいと思います。
11月25日 実りの季節に「秋のまきさと収穫祭」
秋晴れの下、「秋のまきさと収穫祭」に行ってきました。この祭りは、「あすの牧郷をつくる会」が主催し、旧牧郷小学校で開催される秋の恒例イベント。
青い空と紅葉の里山に感動しながら会場に到着すると、既に、地元で収穫されたみずみずしいたくさんの野菜が並べられ、来場された方々が次々と朝採れ野菜を購入されていました。秋は食べることも楽しみの一つ。もちろん飲食物の販売もあり、手作りこんにゃくや芋煮など地元の食材を使った料理が振舞われました。私も手打ちうどんを美味しくいただき、食欲の秋を堪能しました。体育館の中ではバンドや和太鼓の演奏があり、地域の皆さんとの交流も楽しむことができます。
この収穫祭には、市外からも多くの方が来場されており、特に若い人の姿を多く見られたことが印象的でした。牧郷の魅力に触れた方々が、またその魅力を発信することで、新たな交流の輪が広がっていることを実感しました。
うまく表現できませんが、みんなで「ゆるくつながる」居心地のいい空間がここにはあるような気がします。
11月24日 豊かな心を育む「青根の響きコンサート7」
青根地域センターで行われた「青根の響きコンサート7」に行ってきました。
このコンサートは、東京フィルハーモニー交響楽団首席チェリストの金木博幸さんが7年半前にいやしの湯を訪れた際に、そこで手に取った「青根だより」の中で青根小学校の記事を目にし、「この小さな小学校の皆さんに演奏を聞かせたい」と思ったことがきっかけで始まりました。今回で7回目となります。この日も金木さんをはじめ、バイオリニストの会田莉凡さん、ピアニストの西尾真実さんといった名立たる演奏家によるコンサートが行われました。
青根小・中学校の皆さんだけでなく、地域の全員が楽しみにしているこのイベント。その言葉どおり私が会場に着いた時には既に満席の状態でした。その中でも児童・生徒たちは演奏家の息遣いが伝わる距離で演奏を聴くことができ、まさに「夢のようなひと時」だったと思います。青根の子どもたちに豊かな心を育んでくれる、この上ない情操教育であると感じました。
このような機会を与えてくださる金木さんには、感謝の言葉しかありません。金木さんからは「今後も続けていきたい」とのお言葉がありましたが、私も山あいの小さな学校でのコンサートが今後も続くことを願っています。
11月19日 津久井湖の魅力を満喫!「つくい湖湖上祭」と「津久井湖城山イルミネーション」
昨日の雨から一転。晴天の暖かい日差しに恵まれた秋晴れの中、県立津久井湖城山公園で「つくい湖湖上祭」と「津久井湖城山イルミネーション点灯式」が開催され、津久井湖には多くの人が訪れていました。
水の苑地で開催された「つくい湖湖上祭」は、模擬店のほか、地元の建設業者さんなどによる職業体験コーナーが設けられ、子どもたちが津久井地域への愛着を深めるような工夫が伺える賑やかな祭りでした。
また、夕方には花の苑地で「イルミネーション点灯式」が行われました。カウントダウンの掛け声に合わせ、公園のシンボルである30メートル超えのメタセコイヤの木や公園内のイルミネーションが一斉に点灯され、幻想的な風景に様変わりしました。そして、いよいよこの日のクライマックスとなる、冬の花火が打ち上げられると、湖岸からは大きな拍手と歓声が上がっていました。
津久井湖の両岸を舞台とした盛りだくさんのイベントに、緑区の魅力にふれてもらう絶好のチャンスだと思いました。この祭りとイルミネーションは、津久井湖のイベントとして地域住民に親しまれ定着してきましたが、区役所としてもさらなるPRをして、区外からもより多くの人に訪れてもらう取り組みが必要だと感じました。
11月19日 「市制100周年記念 八王子いちょう祭り」で緑区PR
高尾山周辺の山々が紅葉に映えるこの日、八王子市で開催された「八王子いちょう祭り」に伺いました。会場となった甲州街道沿いのいちょう並木も見事に色づき、子ども連れなど多くの人で賑わっていました。実行委員会の発表によると、土曜日と日曜日の2日間で約50万人の来場があったということで、この祭りの人気ぶりには毎年驚かされます。
緑区は「相模原市緑区ひろば」として特設ブースを出展させていただき、緑区の特産品の販売や津久井の組み紐体験などで区のPRをしました。また、八王子市で生まれ、藤野に在住しているアーティストによる、八王子市と緑区の結び付きを象徴するペインティングパフォーマンスも披露されました。
今年、八王子市は市制100周年ということで、この祭りも記念事業のひとつとして開催されました。加山市長も会場を訪れ、八王子市の石森市長と両市の連携と発展を確かめ合いました。八王子市と緑区は、「八・緑(はちりょく)マウンテンウォーキング」などのイベントを通じて連携を深めています。今後もより一層、連携を深めていき、両市の住民や各種団体が相互に協力し合いながら、地域を盛り上げていきたいと思います。
11月18日 オリジナリティーあふれる「マルシェ」
車窓から錦秋に染まる山なみを眺めながら、シュタイナー学園名倉校舎で行われた「藤野まるまるマルシェ」に行ってきました。この日は、「緑区の今後の魅力づくり事業の参考にしていただきたい。」という趣旨から、緑区魅力づくり事業実行委員会の山下委員長に同行いただきました。
この「藤野まるまるマルシェ」は、シュタイナー学園を中心に、地元の方々による手作りの地域交流イベントです。新鮮な地元野菜の販売、地産地消の屋台、藤野のアーティストによるパフォーマンスなどに加え、移住と住宅探しの窓口「里まっち」による移住相談ブースを設置するなど多彩な内容になっており、緑区内においても一味違った見どころ満載の町おこしイベントになっています。
また、人口減少や少子化が進む中にあって、市外の方やたくさんの子どもたちが参加しているのもこのマルシェの大きな特徴です。小さな地域でのイベントでありながら、多くの来場者を集めることができるこのイベントに、人との繋がりを大切にしながら、自分たちの住む地域をより魅力的なまちに変えていこうという心を感じずにはいられませんでした。
これからも、この独創的なイベントをさらに盛り上げ、豊かな自然、あふれるバイタリティを市内外に発信してほしいと思いました。
11月18日 地域の交流を深めた健康の増進を図る「健康まつり」
相模原協同病院で開催された「第18回健康まつり」に行ってきました。今回のテーマは「スポーツと健康~スポーツで創ろう、元気なさがみはら~」。「少年サッカーのメディカルチェックとけがの予防」や、「SC相模原名選手とのトークショー」など、テーマに沿った様々な催しが企画されていました。
私が病院へ着いた時には、開始前にもかかわらず院内で行われる血圧、血糖値、血管年齢測定などの健康チェック、骨密度測定、健康相談などに参加される方でどこもかしこも人であふれかえっていました。特に骨密度測定は多くの方で賑わっており、市民の皆さんの健康への関心の高さを感じました。
また、正面玄関前は野菜の販売や津久井商工会の模擬店などで賑わい、参加された市民の皆さんも満足だったのではないかと思います。かくいう私も、病院を後にするときには、両手にたくさんの野菜を抱えていました。
この「健康まつり」は、緑区の中核的な医療機関である協同病院と地域の皆さんが交流を深め、健康の増進を図る特徴的なイベントとなっています。準備・企画、運営していただいた協同病院関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。今後もこのイベントが末永く続き、緑区のまちづくりに寄与いただくことを願っています。
11月12日 郷愁を誘う「昭和レトロ映画看板展」
シネマが全盛だった昭和。
緑区では、そんな懐かしい昭和を思い出していただこうと、日本最後の映画看板師・久保板観氏の世界を紹介する「昭和レトロ映画看板展」をミウィ橋本インナーガーデン(11月5日、6日)と藤野総合事務所(11月10日~19日)で開催しました。
ミウィ橋本インナーガーデンでは、偶然この場所を通られ、昔懐かしい銀幕のスターたちが並ぶ映画看板にびっくりされた方が多かったようです。
「旗本退屈男」「丹下左膳」「大菩薩峠」と次々に映画を解説してくださる方や、「これも観た、あれも観たんだよ」と会話をされる年配のご夫婦もおられ、緑区の魅力づくり事業の一つとして成果があったものと考えております。
それにしても、久保板観さんの映画看板。赤・青・黄・黒・白の5色の泥絵の具だけを使い一枚一枚描かれているとのことで、どうしてこんなにレトロな雰囲気が出せるのか不思議でなりません。
ロボットや人工知能が話題の昨今ですが、久保板観さんには人間の職人にしかできない繊細なプロの技をこれからも見せていただきたいと思います。板観さんご協力ありがとうございました。
11月12日 地域と作家が融合した「ふじのサニーサイドウォーク」
藤野地区の日連エリアで「ふじのサニーサイドウォーク2017」が開催されました。
「サニーサイドウォーク」というユニークなイベント名の始まりは、今から12年前。「お日さまを連れて散歩に出かけるようなイベントに」との思いから、藤野在住のデザイナーが名付けたとのことです。元々は20年以上前にクラフトガーデン1カ所から始まったイベントですが、今年は20のお店が参加し、11月の1カ月間開催されるまでに成長しました。
どのお店の品数も豊富で、ガラス、家具、陶芸、鞄など個性あふれる作品が所狭しと並んでいました。どの作品も目を見張るすばらしい作品でした。
地元在住の作家による作品を民家で出店していたり、普段は都内に住んでいる作家が日連にある工房で出店していたりと、出店スタイルは様々。市内外を問わずイベント参加者を受け入れ、地域と作家が融合するこのイベントを通じて、「芸術のまち藤野」を体感することができました。
11月12日 文化・芸術のイベントに感動!
澄み渡った秋空の下、車窓から眺める山々の紅葉に感動しながら2つの文化祭に伺いました。
最初に伺ったのは、「第11回相模湖ふるさとまつり」。相模湖交流センターで開催されたこの文化祭は、「展示の部」と「ステージの部」の他に、絵手紙コンクールをはじめ、福祉バザー、模擬店、お茶席などのコーナーがあり、イベントを盛り上げていました。
「展示の部」では、絵画や書道、盆栽などの作品を、「ステージの部」では、吹奏楽の演奏や桂北小学校の児童による旗を使った表現の演技を鑑賞させていただきました。
続いて伺ったのは、藤野小学校体育館で開催された「第48回藤野文化祭」。この日は、ステージ発表が行われており、よさこい踊りやダンス、大正琴の演奏を鑑賞させていただきました。また、会場に展示された絵画、工作、短歌、俳句など様々な作品も拝見させていただきました。
どちらのイベントも日頃の文化活動の成果が存分に発揮されており、素晴らしい内容に感動しました。こうしたイベントを通じて地域の一体感がより一層深まることを願っております。
11月5日 大自然がレースの舞台「陣馬山トレイルレース」
秋晴れの空の下、陣馬山トレイルレースにお招きいただき、今年もスターターを務めさせていただきました。
今年で17回目を迎える陣馬山トレイルレースは、全国各地から約900名の参加者が集まり、陣馬山域の自然を舞台に高低差605m、総走行距離23.54kmを駆け抜けるもので、体力だけでなく、強い精神力も求められます。
既に会場では日ごろからトレーニングを積んできた多くのアスリート達がスタートに向けて入念な準備をしており、高まる緊張と熱気であふれていました。また、藤野地区の特産物の販売や名物の「すいとん」の炊き出しが行われ、多くの地域の皆さんがこの大会を支えていることを改めて感じました。
本市では、2020年の東京オリンピック開催の気運も高まる中、市民アスリートやトップアスリートはもとより、観戦する人、応援する人、支える人など、相模原のスポーツに関わる全ての人の夢を育て、感動と笑顔があふれるまち「夢、感動、笑顔があふれるスポーツ都市」を目指しています。この「陣馬山トレイルレース」は身近に自然を感じながら多くの方が笑顔になれる緑区自慢の大会であり、今後もこの大会が益々発展し地域が活性化するよう応援していきたいと思います。
11月3日 江戸時代を体験!「甲州街道小原宿本陣祭」
第24回甲州街道小原宿本陣祭に参加しました。
この日は快晴で、前月までの大雨や台風が嘘のような、暖かく気持ちのよい一日となりました。
会場に到着すると、朝早い時間にもかかわらず、地域の多くの皆さんがステージの準備や大名行列で披露される「奴の舞」の練習に取り組む姿を拝見することができました。また、大名行列の「出立の儀」が行われるお昼時には、屋台で買い物をする家族連れや役者と一緒に記念撮影をする方々など、会場はたくさんの来場者で大変な盛り上がりを見せていました。
私は、この祭りの見所のひとつである「大名行列」と「大名茶会」に、家老の役として参加させていただき、地域の活力と伝統を再確認するとともに、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような味わいのあるひと時を過ごさせていただきました。
この小原宿本陣は、神奈川県下に唯一残る本陣で、県の重要文化財にも指定されている貴重な歴史的資源です。これからも、この歴史的資源と文化が次世代に受け継がれ、地域の活性化につながることを祈っております。
10月28日 ハロウィンは地元で盛り上がろう「橋本ハロウィンフェスティバル」
台風22号による不安定な天候が続く中、第5回橋本ハロウィンフェスティバルが開催されました。
開催直後から本格的に雨が降り始めてしまいましたが、可愛らしい仮装をした約900名のお子さんが、商店街の各店舗をめぐり、スタンプラリーを楽しみながら街の魅力を発見されていたようです。ハロウィンパーティーの会場では、地元の団体によるダンスや太鼓演奏などのパフォーマンスが行われ、雨や寒さを吹き飛ばすような盛り上がりを見せていました。
ハロウィンは、今では全国各地で大規模なイベントが開催される行事となっています。このイベントが、地元商店街の魅力を再発見し、地域を活性化する機会として、今後も続いていくことを願っております。
10月28日 城山の文化を満喫「平成29年度城山地区市民文化祭」
先週は、台風のため各地区のふるさとまつりが中止となりましたが、今週末も台風が近づいています。今にも雨が降り出しそうな気配を感じながら午前中は、もみじホールで開催された「平成29年度城山地区市民文化祭」に伺いました。
この日は、芸能の部が開催され、舞踊・民謡から健康体操・フラダンス、ハーモニカ・ギター演奏など城山地区に根付いた様々な文化活動がステージ上で披露されました。
出演者の皆さんは、日頃より重ねてきた練習の成果を余すことなく発揮されており、観客からは演目が終わるごとに拍手が沸き起こっていました。また、ステージから降りてくる演者さんに観客の方が「良かったよ!」と声をかける様子からは、地域の皆さんが文化活動を通じて活発な交流をされていることが伺えました。これからも文化の輪を広げ、魅力ある城山のまちづくりにつなげていただきたいと思います。
11月3日から5日は、会場を城山公民館に移し、展示の部が開催されました。こちらも数々の素晴らしい作品が展示されておりました。この1週間、城山の文化を満喫することができました。
10月15日 芸術の秋!藤野に新たなイベントが誕生
傘を手放すことができない一日でしたが、この日の最後は芸術の秋にふさわしいイベントに伺いました。藤野地区名倉では、「藤野在住芸術家による陶器展及び琴と落語会」が開催されました。
このイベントは、藤野の文化・芸術を市内外に広める活動を行っている「藤野アート・コミュニティ」が主催し、芸術文化を通じて芸術家と地域住民との新たな地域コミュニティを創出する目的で開催されました。古民家を改築した個人の別荘をお借りし、藤野在住の陶芸家・吹田千明さんの作品展示や野点に合わせた琴の演奏などが行われ、訪れた参加者を魅了していました。
一見繋がりのない陶器と琴や野点といった芸術文化ですが、藤野の奥深い自然を借景にした空間の中で、各々が調和しており、何とも心癒されるひと時となりました。
芸術のまち藤野ならではのイベント。今後の展開が楽しみです。
10月15日 牧野の秋の風物詩「心温まる文化祭・公民館まつり」
藤野南小学校で開かれた「牧野地区文化祭・第22回牧野公民館まつり」に行ってきました。
私が会場に到着する頃には、舞台発表の舞踊や合唱、カラオケなどが行われて大いに盛り上がっており、皆さんの日頃の成果といきいきとした笑顔を見ることができました。
作品展示会場では、藤野南小学校の児童による書道をはじめ、地域の方々による手芸品や水墨画など、見ごたえのある作品が所狭しと展示されていました。
また、会場内の皆さんが気さくに声を掛け合う様子を拝見し、日ごろから顔の見える関係がしっかり築かれていることを実感しました。
今後も、子どもからお年寄りまでみんなが交流できる地域イベントとして、末永く続くことを願っています。
10月15日 これしきの雨には負けない「城山もみじまつり」
原宿公園で開催された「城山もみじまつり」に行ってきました。城山もみじまつりは、今年で第41回目を数える歴史のあるイベントです。
当日は、地域特産品をはじめ、飲食物や地場野菜の販売、各種団体による展示や啓発など、60を超えるブースが軒を並べ、ステージでは子どもたちによるヒップホップダンスや相模原市をPRするアイドルグループのオリジナルライブが披露されました。
今回は、雨が降る中でのイベントであったにもかかわらず、多くの来場者で賑わい、地域住民の皆さんの繋がりの強さを改めて感じることができました。あいにくの雨の中、準備にご尽力いただいた関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。今後も、「ふれあいづくり・地域(まち)づくり」のために、この祭りが末永く続いていくことを願っています。
10月9日 街道でつながる地域連携
「甲州夢街道ウォーク2017」の出発式に出席しました。このイベントは、甲州街道の「交流と連携」の推進を目的に甲州夢街道(八王子・相模湖・藤野エリア)が主催しているものです。
甲州夢街道は、八王子市と相模湖地区、藤野地区を結ぶ甲州街道周辺において、豊かな自然や歴史的な資源を活かしつつ、新たな地域連携、地域景観の創出、観光促進や交流による地域の活性化を目的に活動しています。
今回の甲州夢街道ウォークは八王子市の市制100周年を記念して、八王子市内で行われました。コースは、駅南口前広場を出発し、八王子市みなみ野地区、富士森公園で開催されている全国都市緑化フェアを通り、横山町公園をゴールとした約12km。当日は秋晴れのもと、150人以上の方がそれぞれのペースで初秋のウォーキングを楽しみました。
緑区では、「区の魅力づくり事業」の一環として、八王子市との連携を進めていますが、今後もさらなる交流・連携による新たな事業展開を図り、緑区の魅力を広く発信していきたいと思います。
10月8日 芸術の秋「沢井文化展」
緑区各地の運動会を巡った後は、沢井公民館で開催された「第27回沢井文化展」に伺いました。
この文化展は地域の文化意識の向上を図るとともに、公民館利用者の皆さんの文化活動の発表の場として開催されています。
絵画、写真、書、手工芸品などの展示のほか、ステージでは、藤野囃子保存会の皆さんによるお囃子をはじめ、ギター演奏や高齢者サロンで取り組んでいる体操、藤野北小学校の児童たちによる合唱が披露されるなど、幅広い年齢の方に楽しんでいただける内容になっています。私も地域の皆さんと一緒にゆったりとした午後のひと時を過ごさせていただきました。
これからも、この文化展を通じて、地域に伝わる文化を継承していただくとともに、地域の繋がりや絆を深めていただきたいと思います。
10月8日 「運動会真っ盛り」の緑区
真夏に戻ったような暑さの中、緑区では運動会が真っ盛り。昨年、一昨年は、雨のため中止になった運動会も多かったことを思い出しながら、各地区の運動会に行ってきました。
最初に伺ったのは、ここ2年間、雨のため体育館で開催されていた「青根大運動会」。久々の校庭での開催に、体育館とは勝手が違う、広々とした開放感がありました。小学校、中学校、地域の皆さんが一緒に運営し、参加するこの運動会は、地域への愛着や思いが「ぎゅっ」と詰まった素晴らしいイベントだと感じました。
次に伺ったのは「青野原地区体育まつり」です。
こちらは、3年ぶりの開催ということで、各自治会の皆さんも気合十分。それぞれのテントでは、お昼の交流に向けた準備も進められていました。中学生によるフォークダンスは、私も中学時代にタイムスリップしたようにとても懐かしく感じました。また、世代を超えたチーム編成で行なう自治会対抗の競技では、参加する方も、応援する方も一体となって盛り上がり、それぞれの地域の絆を強く感じました。
そして、最後に伺ったのが、「名倉地区体育祭」です。
「なかよく・明るく・元気よく」をテーマに、地域全体でスポーツを楽しもうという活気にあふれた運動会です。各地域対抗の「みんなでジャンプ」は、大縄跳びで飛べた回数を競うもので、子どもの部門と大人の部門の合計回数で競われます。大切なのは、縄を回す人と飛ぶ人との息の合わせ方。回数が多くなると、地域を越えた大きな声援が沸き起こりました。まさに「なかよく・明るく・元気よく」のテーマ通り、地域が一つになり楽しい一日を過ごされたことと思います。
名称にも競技にも違いがあり、それぞれに特色のある緑区の運動会ですが、こうしたイベントを通じて、地域の絆が深まり、より良いまちづくりに繋がっていることを実感しました。
10月7日 鮮やかに咲き乱れる「小松コスモス園」
「小松コスモスまつり」に行ってきました。心配された雨も上がり、雨上がりのコスモスは一段と鮮やかに咲いていました。会場には、地場野菜や本沢梅園の梅を使った特産品の梅ジュース「梅ほ乃香」の販売、しし鍋など手作りの模擬店のテントが並びます。また、コスモスの花摘みや押し花体験なども行われ、地域の皆さんがとても元気で、小松地域の絆の強さや活気が感じられました。
緑区内ではリニア中央新幹線の整備をはじめ、大きなプロジェクトが進んでいますが、このような地域に根付いたイベントが緑区の宝でもあります。
休耕田を活用したコスモスの栽培、10年以上続くこの祭りも、最初は苦労があったかと思います。皆さんの努力が種となり今年も鮮やかな花を咲かせました。コスモスは、秋の桜と書くように、落ち着いた秋の風景の中にあって赤やピンクの鮮やかな色合いがとても新鮮に感じられます。コスモス畑の中に遊ぶ子どもたちの顔が見え隠れしてとてもかわいらしく、会場をより一層なごやかな雰囲気にしていました。コスモスの花言葉は「少女の純真」。私には似合わないかなと心でつぶやき、苦笑いしながら会場を後にしました。小松地域の皆さん、これからも美しい花を咲かせてください。来年も楽しみにしています。
10月1日 黄金色に染まった里山「葉山島落花生の収穫祭」
葉山島地域で開催された「落花生の収穫祭」にミウルと一緒に行ってきました。
ここ葉山島は、田園風景が広がる自然豊かな地域。会場へ向かう途中の車窓からは、眩しいばかりに「黄金色」に染まった稲穂が目に飛び込んできました。会場に着くと、小さな子どもを連れた家族をはじめ、既に200人を超える方が落花生の収穫を楽しみに行列をつくっていました。
この収穫祭は、平成19年度から落花生の収穫や地場野菜の販売などを通じて、葉山島地域の活性化を図るためスタートしたイベントで、今では緑区の秋の風物詩となっています。
オープニングセレモニーの後は、皆さんお待ちかねの落花生の収穫。土の中から落花生をバケツいっぱいに収穫した皆さんの顔は、どの顔を見ても「満足感」であふれていました。また、会場では落花生の収穫のほか、新米や地元で収穫した採れたての農産物の販売、親子料理教室が開催されました。
収穫祭に参加された皆さんは、葉山島の魅力、大地の恵みを存分に満喫されたことと思います。企画・運営された関係者の皆さんは、お疲れ様でした。緑区としても、この収穫祭がますます発展し、地域の活性化に繋がるよう応援していきたいと思います。
10月1日 雲一つない青空のもとで「大沢地区秋まつり」
雲一つない青空のもとで開催された「大沢地区秋まつり」に行ってきました。
朝夕はめっきり秋を感じる季節になってきましたが、この日はうっすらと汗ばむような絶好の秋まつり日和となりました。会場に着くとたくさんの自治会のテントが並び、真っ白なラインが引かれたトラック、軽快な音楽が流れ、私も祭りが始まる前から心が弾み、グラウンドを走りたくなるような気持ちをかきたてられました。
この秋まつりは、午前中にレクリエーション大会として行うスポーツ競技で汗を流し、午後は演芸大会、体育館では福祉バザーが開かれるなど、趣向を凝らした大沢地区最大のイベントとなっています。また、大沢地区といえば「ラジオ体操のまち」。レクリエーション大会の前に参加者全員でラジオ体操を行い、その後の熱戦に備えました。
秋まつりに参加された皆さんは、地域や世代を超えた交流を深められたことと思います。今後もこうした行事を通じて、地域の繋がりが一層深まることを願っております。
9月24日 運動を通して地域の絆を深める「健康フェスタふじの」
藤野小学校で開催された「第9回健康フェスタふじの」へ伺いました。
健康フェスタふじのは、各地区対抗のリレーや綱引き、玉入れなどの競技と、盆踊りや健康体操などのレクリエーションを通して、地域の方々の健康増進と連帯感を深める目的で開催されています。
会場に着くと、昨年と同じく老若男女たくさんの方々が参加されており、お昼休憩の時間にもかかわらず、子どもたちが元気いっぱいに走っている姿が印象的でした。
午後の部では福前健康体操の皆さんによるアトラクションが行われ、私も地域の皆さんと一緒に「ミウル体操」を踊り、体を動かすことで、またひとつ健康になった気がします。
健康フェスタふじのは、地域の方々が一丸となって同じ目的のために運動できる貴重な機会です。地域の活力と連携を深めることができる、まさに「地域力」が高まるイベントとして継続していただきたいと思います。
9月23日・24日 山あいの里にこだまする美しいハーモニー「道志川合唱祭」
津久井地区青根、緑の休暇村センターで開催された「第26回磯部俶記念『遥かな友に』道志川合唱祭」とその前夜祭に行ってきました。この合唱祭は、故・磯部俶先生が早稲田大学グリークラブを指導されていた1951年に合宿でこの地を訪れたことを縁に、1992年(平成4年)から毎年開催されているものです。
23日の前夜祭は、青根地域の方が中心となって地元の皆さんによるダンスをはじめ、和太鼓や三味線の演奏などが披露されました。また、今年も「コカリナ」の演奏が行われ、私も暫しその優しい音色に聞き入っていました。前夜祭のラストは、山あいに大きな音が響きわたり、目の前に大迫力で広がる、他では味わうことのできない魅力的な打ち上げ花火によって締めくくられました。
翌日の合唱祭では、開会式と冒頭プログラムの全員合唱に参加させていただきました。秋晴れの過ごしやすい気候の中、磯部先生のご子息である周平さんの指揮の下、緑区の豊かな自然の中で、「道志川合唱祭の歌」を皆さんと一緒に歌わせていただきました。
今年は、磯部先生の生誕100年記念事業として、記念曲2曲の披露と、磯部先生と縁の深い早稲田大学グリークラブの出演、特別ゲストのボニージャックスによるオンステージ、歌碑建立の際に納められたタイムカプセルの開封などが行われました。
この素晴らしい合唱祭が、これからも地域の伝統文化として末永く続き、また合唱祭を通して緑区青根の魅力を全国に発信できる機会になればと思います。
9月23日 都市間連携「全国都市緑化はちおうじフェア」
八王子市で行われている「第34回全国都市緑化はちおうじフェア」に行ってきました。
この日は、緑化フェアのメイン会場である八王子市富士森公園に「相模原市」のブースを出展しました。来場された八王子市や近隣市町村の方々に本市の特産品である津久井の組紐と津久井産材を使用した「しおり」づくりの体験をしていただきながら、緑区の魅力をPRしました。
本市でも、25年前に「第9回全国都市緑化かながわフェア グリーンウェーブ・相模原‘92」を開催しました。当時の緑化フェアを思い起こすと、大型パビリオンを活用した展示だったものが、自然と人との共生を体感できる展示へと時代とともに展示方法も変わってきたように感じます。
八王子市とは、八王子いちょう祭りや甲州夢街道ウォークなどを通じて都市間連携に取り組んでおりますが、今後もさらなる連携を進め、両市民の交流を深めていきたいと考えています。
9月23日 吹奏楽部が交通安全キャンペーンを応援!
「秋の全国交通安全運動」(期間:9月21日(木曜日)~9月30日(土曜日)までの10日間)では各地で様々な取り組みが行われます。
緑区では23日に、橋本駅北口ペデストリアンデッキ周辺で相模原北警察署をはじめ、多くの交通関係団体や企業の皆さんのご協力のもと、「秋の全国交通安全運動」街頭キャンペーンが実施されました。キャンペーンは、県立橋本高校吹奏楽部の皆さんによる演奏からスタートし、音楽の力で交通安全運動の気運を盛り上げていただきました。私も啓発のチラシを配り、子どもからお年寄りまでたくさんの方々に自転車事故や高齢者事故の防止を呼びかけました。
今年のキャンペーンでは、自転車シミュレーターや反射神経測定器などの体験コーナーが設けられ、参加者の皆さんには、普段気にかけていないような危険や自身の身体能力を見直し、安全運転意識を心がけるきっかけになったと思います。
今後も、運動期間中はもとより、年間を通じて、交通安全運動に取り組んでまいりたいと思います。
9月18日 熱戦!「青野原子供奉納相撲」
台風一過の青空が広がり、真夏のように暑くなったこの日、青野原若宮八幡神社で開催された「青野原子供奉納相撲」に行ってきました。
この子供奉納相撲は、毎年敬老の日に地域のお年寄りをお招きして行われる青野原地域の伝統行事です。会場には相撲をとる子どもたちを応援するため、桟敷席に座るお年寄りをはじめ、ご家族はもちろん、多くの地域の皆さんが集まり、真剣勝負に臨む子どもたちに声援を送っていました。
取組が進むにつれて会場の熱気が高まり、体格の小さい子が一回りも大きい子から金星をあげると、ひときわ大きな歓声があがりました。
大相撲では、怪我による休場が相次ぐ中、若手力士が9月場所を盛り上げていますが、ここ緑区の青野原でも、元気いっぱいな豆力士たちが、地域を盛り上げていました。
9月16日 これからもますますお元気で!「中野地区 敬老の日の集い」
津久井中央公民館で行われた中野地区「敬老の日の集い」に伺いました。
この敬老事業は、津久井地区中野の礎を築いてこられた高齢者の方々に対して、これまでの労をねぎらうとともに、楽しい時間を過ごしていただきたいとの想いから、社会福祉協議会を中心とした実行委員会の皆さんが企画されたものです。私も集いの冒頭に皆さんのご長寿のお祝いと感謝の気持ちをお伝えさせていただきました。
ステージでは顔なじみの地元の劇団「やすらぎ一座」による笑いあり、ほろりとさせる場面ありの演劇に、皆さん感激された様子。また、演劇の後の「タブレット純」さんのステージでは、地元、中野の出身というだけあり、「はっちゃん!」という子どもの頃のあだ名も飛び交い、ステージと客席がまさに一体となって盛り上がりました。来場者の皆さんは、くつろぎながら、楽しいひとときを過ごされたのではないかと思います。
これからも健康に留意され、ますます元気でご活躍されますようお祈り申し上げます。敬老会の準備や運営に携わってくださった実行委員会の皆さん、大変お疲れ様でした。
9月11日 ひとりじゃないよ あなたの“生きる”を応援したい「自殺対策街頭キャンペーン」
9月10日は、世界保健機関(WHO)が定める世界自殺予防デー。県内でも一斉に啓発活動が集中的に行われますが、相模原市では9月11日に、橋本駅北口のペデストリアンデッキにおいて街頭キャンペーンを行いました。沼倉市議会議長をはじめ、橋本地区社会福祉協議会及び民生委員児童委員協議会、市内を拠点に活躍するスポーツ団体等の皆さんのほか、緑区のイメージキャラクター「ミウル」、SC相模原のマスコットキャラクター「ガミティ」とともに、自殺予防の声掛けをしながら啓発グッズの配布を行いました。
近年、相模原市では毎年約100人の人が自殺により亡くなられています。これは市内の交通事故による死者数を上回る数字です。こころの健康に不安を感じた時、市民の皆さんの悩みに寄り添えるよう、市や関係機関ではさまざまな相談窓口を開設しています。ひとりで悩まず、まずはご相談ください。
相模原市では、今後とも地域と一体となって、尊い命を守ることができるよう自殺対策の普及啓発に取り組んでまいります。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
9月10日 消防団員の晴れ舞台!「第3回相模原市消防操法大会」
「相模原市消防操法大会」が、淵野辺公園隣接地で開催されました。
この操法大会は、消防団員が平素鍛えた消防操法技術の成果を発表するとともに、消防団相互の士気高揚と消防活動能力の強化を図るため、隔年で開催しているものです。
その内容は、隊員の礼式行動を重んじることはもとより、消防ホースの延長・放水・火点標的を倒すまでの所要時間と各操作の安全性・確実性を競います。厳正な審査のもと、小型ポンプ操法の部とポンプ車操法の部に分かれ実施され、来年度開催される「第51回神奈川県消防操法大会」への出場チームの選考会を兼ねるものとなっています。
緑区の消防団の成績は、小型ポンプ操法の部では、相模湖方面隊第4分団が最優秀賞を受賞し、ポンプ車操法の部でも、北方面隊第1分団第3部が最優秀賞を受賞するという素晴らしい結果となりました。また、これにより両チームは、神奈川県消防操法大会の出場権をみごと手にしました。県大会でも活躍されることを期待しております。
残念ながら入賞できなかった分団も影で支えていただいた団員や団員OBの協力、ご家族の理解のもと、仕事の合間を縫って、日夜を問わず、大変な練習をされたと聞いております。この経験を生かして、次回は入賞してほしいと思います。
日頃より地域の最前線で活動されている消防団の皆さんですが、団員にとってはまさに晴れ舞台。自信みなぎる機敏で頼もしい姿に感動した一日となりました。
9月9日 地域みんなでご長寿のお祝い「相模湖地区敬老会」
県立相模湖交流センターで開かれた「相模湖地区敬老会」に伺いました。
式典と演芸の2部構成となっていて、式典の部では、祭りでのボランティア活動や登下校の見守り、おもちゃの無料修理など、地域に貢献された団体や個人の方への表彰がありました。長年に渡り、笑顔あふれる地域づくりに寄与された活動に、心より敬意を表したいと思います。
また、演芸の部では、地域の皆さんによる合唱や健康体操、舞踊など日頃の活動の成果が披露されました。出席者自らが出演し、みんなで楽しめることが大きな魅力です。客席で観覧している方々からはステージに向けて「がんばれ!」といった声援や手拍子が送られ、会場全体が一体となった温かい催しに、たくさんの元気を頂くことができました。
敬老の日を前に、これから各地で敬老の催しが開催されると思います。これまで地域を支えて頂いた皆さんのご長寿をお祝いしますとともに、末永くご健康で、ますますご活躍されることをお祈り申し上げます。
9月5日 手作りのプレゼントで、スローダウンを呼びかけ
9月21日から始まる「秋の全国交通安全運動」に先駆け、湘南小学校で「交通安全スローダウンキャンペーン」が行われました。湘南小学校の前を走る県道は、信号機が少ないため、スピードを出して走行する車が多い状況となっています。安全運転の呼びかけでは、児童の皆さんが交通安全ポスターの入ったティッシュを運転手の皆さんに手渡していました。笑顔でティッシュを受け取られていたので、児童たちの気持ちが伝わったものと感じました。
このキャンペーンは今年で34回目となります。こうして長く続いているのは、PTAをはじめ、小倉自治会、葉山自治会など、地域の皆さんが子どもたちをいつも見守ってくださっているおかげだと感じています。今後も、地域の皆さんのご協力をいただきながら交通安全にしっかり取り組んでいきたいと思います。
9月3日 相模原市総合防災訓練(地域会場訓練)を実施しました
相模原市総合防災訓練の一環として、藤野地区の名倉グラウンドで、地震による災害が発生したことを想定した防災訓練を実施しました。
当日は、ひばり放送を合図に、訓練会場である名倉グラウンドへの避難訓練からスタート。会場では、初期消火訓練・救護訓練・災害体感訓練など、災害時に必要となる活動を中心とした訓練を実施しました。
また、今回の訓練では、山梨県上野原市と連携した物資受入訓練を実施しました。上野原市とは、「災害時における相互応援に関する協定」を結んでおり、8月27日(日曜日)に実施された上野原市の防災訓練へ本市職員が参加するなど、お互いに連携を深める良い機会となりました。
いつ発生するかわからない地震災害に対しては、日頃からの備えが重要です。皆さんも地域の防災訓練へ積極的に参加いただき、災害に対する取り組みを進めていただきますようお願いします。
8月28日 ひと夏の思い出「城山夏まつり」
残暑の中にも少しばかり秋らしい風を感じながら、「城山夏まつり」に伺いました。
この祭りは「かながわのまつり50選」に選ばれている伝統ある祭りで、緑区内でも最大級の夏祭りです。御輿の渡御や山車の運行が各地で行われ、28日の夜には9台の山車がもみじホールに集まり、お囃子の競演を繰り広げます。私もこの祭りを毎年楽しみにしています。
お囃子の競演では多くの人が会場に集まり、その人気の高さに驚かされるとともに、10代や20代の若者の姿が多く見られ、地域の伝統と文化が若い世代にしっかりと継承されていることに感銘を受けました。
今年も緑区内では数多くの夏祭りが開催されましたが、この祭りでピリオド。夏の終わりを惜しむように会場は大いに盛り上がり、思い出に残る一夜となりました。
8月28日 魅力的な写真「第9回フォト奥相模写真展」
もみじホール城山で開催された「第9回フォト奥相模写真展」に伺いました。
今回の写真展のテーマは「祭り」。緑区の祭りを中心に、市内で撮影された素晴らしい写真の数々が展示されていました。カーブミラーに写った御輿渡御の様子や、今にも動き出しそうな躍動感あるお囃子の写真など一つ一つの作品に個性や主張があり、また、撮り方も工夫されていて、素人の私には感心するものばかりでした。
以前、フォト奥相模の方とお会いした際に良い写真を撮るコツを伺ったところ、写真は「引き算だよ。」との答えをいただきました。つまり1枚の中に自身の撮りたいもの(主役)以外、余計なものを入れないということ。主役を遠くから撮るのではなく、近くに寄って大きく撮ることで写真がグッと良くなるそうです。
区役所の業務の中でも、緑区の魅力を発信するために写真を撮影する機会がたくさんあります。ぜひ区役所の職員にも魅力的な写真の撮り方を学んでもらいたいと感じました。
8月27日 貴重な伝統芸能「大島諏訪明神の獅子舞」
大沢地区にある大島諏訪明神の例大祭に伺いました。このお祭りは、県の無形民族文化財に指定されている獅子舞が奉納されることで知られています。
厳かな雰囲気の中で玉串奉典などの式典が執り行われた後、宮司さんや地域の方々のお話をお聞きしている間に、いよいよ獅子舞の奉納となりました。剣獅子、巻獅子、雌獅子の三頭の獅子と、鬼、天狗が神社周辺の地域を練り歩いた後、笛と太鼓の音とともに境内に登場しました。境内には、しめ縄をはった土俵が設けられていて、その中央にある盛り砂を先導役の天狗が足でならすと獅子舞の始まりです。三頭の獅子による太鼓を叩きながらの勇壮な舞いは、何度見ても迫力満点。暑さを忘れて思わず見入ってしまうほどの力強さです。
緑区の祭りシーズンも終盤を迎えた中で、伝統芸能を守り続け、次代に継承している地域の方々への敬意をさらに深める日となりました。
8月26日 歴史をかける獅子が舞う「下九沢御嶽神社例大祭」
下九沢御嶽神社の例大祭に伺いました。
直前にぽつりとちらついた雨は、いざ祭りが開催されると、まぶしい日差しへと変わり、会場は訪れた地域の皆さんによってすぐにいっぱいとなりました。
御嶽神社の歴史はおよそ600年。この日披露された「御嶽神社の獅子舞」は、地域伝統の民俗芸能として古くから親しまれ、県の無形民俗文化財に指定されています。三匹の獅子と鬼形の面をかぶった岡崎、花笠二人、笛と唄手十数人により構成され、勇壮かつ格調高く舞う獅子の姿には、その伝統と歴史が深く感じられました。獅子舞保存会の皆さんにおかれましては、常日頃からこの伝統文化を大切に守るため尽力されていることと思います。
このような素晴らしい伝統や文化が絶えることなく継承され、地域の活力や魅力が高まるとともに、この祭りを通してコミュニティの輪が広がり、下九沢地域のさらなる発展と住民の元気につながることを願っています。
8月26日 あっぱれ!MIDORIKU大宣伝
絶好のレジャー日和となった夏休み最後の週末。緑区では、テレビ神奈川制作によるテレビ番組「あっぱれ!KANAGAWA大行進」の取材・撮影がありました。
この番組は、神奈川県内の33市町村を毎年1年かけて1周する地元密着型の地域情報番組で、平成14年にスタートし、今年で15年目を迎える人気番組です。今回は相模原市の中でも、津久井湖周辺にスポットをあてた内容を放送していただきました。
撮影の中で、番組冒頭の津久井湖観光センターの紹介にミウルとともに出演しました。司会のデビット伊東さんと久本アナウンサーの爽快なかけ合いにより、緑区の素晴らしさを存分に紹介していただき、番組をご覧いただいた皆さんには、その魅力を十分にお伝えできたのではないかと思います。
撮影した内容は、当日(8月26日)午後8時55分より放送されました。放送した番組は、YouTubeのtvk公式チャンネル「tvk3ch」でも配信しますので、見逃してしまった方も、ぜひご覧ください。
緑区では「すもうよ緑区」を合言葉に、豊かな地域資源や観光スポットを市内外に発信しています。広大な森林、津久井湖や相模湖などの湖、相模川や道志川などの清流、それを生かしたハイキングやボートなどのレジャー。圏央道や今後整備が進むリニア中央新幹線により交通アクセスも向上しています。これからも、このような機会に緑区の魅力をどんどん発信していきたいと思います。番組制作に携わったテレビ神奈川関係者の方々をはじめ、取材にご協力いただいた地域の皆さんにおかれましては、大変お疲れ様でした。
8月19日 24時間たすきをつなぐ!宮ヶ瀬湖畔の耐久レース
関東ではぐずついた天気が続く今年の8月。この日も突然の雨が心配される中、第8回「宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン」に伺いました。
この大会は、宮ヶ瀬ダム完成10周年記念事業として始まり、会場である宮ヶ瀬湖畔園地のコース(1周約1.8km)をリレー形式で24時間走り続ける耐久レースです。今年も115チームが参加するレースのスタートに立ち会わせていただきました。
空を覆う厚い雲、むしっとした湿度と気温の中、毎年スターターを務める清川村・大矢村長の合図で、選手たちが一斉に飛び出しました。軽快に走り抜け、早くも1周を走り終えた選手から次の選手へたすきが渡されます。これが24時間続くのですから、選手たちにはどうか無事に怪我なく走り抜いてほしいと思います。
レース中にはサブイベントとして、会場が仮装ランナー一色になる「仮装ランタイム」や、走る順番待ちのランナーも楽しめるよう、セグウェイ乗車体験や握力選手権が行われるなど、24時間楽しめる企画が盛りだくさん。また、宮ヶ瀬湖周りにあるいっぱいの自然や、夜にはイルミネーションが点灯された幻想的なコースなど、景色も存分に満喫できます。
宮ヶ瀬ダムは「夏に行きたい観光ダム、ベスト10」で第1位に選ばれ、周辺には家族や友人と楽しめるスポットがたくさんあります。緑区の鳥居原ふれあいの館もその一つですが、これからも宮ヶ瀬湖周辺で様々な催しが行われ、多くの人に来て、遊んで、楽しんでいただきたいと思います。宮ヶ瀬湖周辺地域のより一層の発展を願います。
8月18日 活気あふれる地域の祭り「青野原諏訪神社祭礼」
青野原諏訪神社の祭礼に行ってきました。
会場に着くと、境内には出店が並び、神社の隣の長野会館のステージでは歌謡ショーや大道芸などが行われ、地域の大勢の皆さんが祭りを楽しんでいました。
しばらくすると、遠くの方からホイッスルの音と威勢のよい掛け声が聞こえ、高張提灯を先頭に地域内の渡御を終えた御輿が神社に戻ってきました。また、路上ではよさこい踊りも行われ、御輿とよさこいのコラボがはじまると夜空には花火が打ち上げられ、祭りは最高潮に。子どもから大人まで一体となって祭りを盛り上げていました。
祭り見物に来ていた方にお話しを伺うと、「青野原を出てしまいましたが、やはり祭りといえばここの祭り、家族みんなで戻って来ました。」とのこと。
青野原地域は人と人とのつながりが強く、地域への思いがこうした祭りの活気にもつながっているのだと感じました。これからもますます青野原地域が発展されることを願いつつ、御輿が神社から再び渡御に出たのを見送りながら、熱い青野原の祭り会場をあとにしました。
8月17日 地域のぬくもりを感じた「藤野の祭り」
連日の長雨も一休み。役員の皆さんは、ほっとされたのではないか。そんなことを考えながら「藤野の祭り」に伺いました。
この祭りは、「かながわのまつり50選」にも選ばれている伝統ある祭りで、メイン会場である藤野駅前広場を中心に、3日間にわたり開催されます。その内容は盛りだくさん。初日の盆踊り大会に始まり、2日目の山車の運行、そして、最終日には御輿の渡御が行われ、会場周辺を練り歩きます。最終日にあたるこの日の会場は、大人から子どもまで大勢の人々で盛り上がっていました。
私はこの祭りに初めて伺いましたが、藤野自治会や藤野囃子保存会など関係者の皆さんが相互に連携し、おもてなしの心で祭りを盛り上げている姿にとても感動しました。お囃子の心地よい音色を聞きながら、とても楽しいひと時を過ごすことができ、たくさんの元気をもらいました。
このぬくもりある伝統の祭りを、必ず次の世代へ繋げてほしいと願いながら会場をあとにしました。
8月15日 みんなの願いが通じた!「宮ヶ瀬ふるさとまつり」
宮ヶ瀬湖で開催された「第34回宮ヶ瀬ふるさとまつり」に伺いました。
この日は、あいにくの雨。昨年に比べると来場者がだいぶ少ないように思いましたが、辺りが薄暗くなった午後6時半頃には、屋台で射的を楽しむ子どもたちや、特設ステージで披露されたお囃子に拍手を送っている来場者の姿が見られ、少しずつ会場が祭りの雰囲気になっていくのを感じました。
花火開始30分前の午後7時頃には、来場した皆さんの思いが伝わったかのように、一日中降っていた雨は、傘が必要ないほどの小雨に変わりました。花火が上がり始めると、間近で打ち上がる花火の迫力に、「おぉ!」という歓声と拍手で、会場はこの日一番の盛り上がりをみせていました。
清川村、愛川町、緑区にまたがる宮ヶ瀬湖は、今回の花火大会や冬のイルミネーションなどの「観光スポット」として有名ですが、「首都圏最大のダム湖」でもあり、私たちの暮らしや安全を守るために欠かせないものです。
祭りの日が雨模様となったことは残念でしたが、水位の低くなったダムに潤いをもたらし、花火の直前に小雨に変わる粋な演出も見せてくれた「恵みの雨」だったのではないかと思います。
これからも、周辺地域との交流につながる「宮ヶ瀬ふるさとまつり」が末永く続くことをお祈りするとともに、実行委員をはじめ、ボランティアスタッフ、関係者の皆さんにおかれましては、雨の中本当にお疲れ様でした。
8月12日 櫓を囲む地域の輪「第17回中野盆踊り大会」
憩いと安らぎのある街づくりを目指して、中野地域振興協議会、中野まちづくり委員会、中野自治会連絡協議会の3団体が主催する「第17回中野盆踊り大会」に参加させていただきました。
会場では、地域の皆さんが暑さに負けない活気ある声で模擬店の呼び込みを行っており、私も思わずフランクフルトを購入。格別の味でした。
櫓の周りでは子どもからお年寄りまで多くの方が盆踊りに参加しており、地域全体が一体となった、まさに「中野らしい」特色のある祭りでした。私も輪に加わり、皆さんと一緒に踊らせていただき、汗びっしょりに。地域の絆は、このような祭りを通じて生まれてくるものだと改めて思いました。
8月12日 ひぐらしの鳴く頃に「沢井お盆フェスティバル」
豊かな自然が残る沢井地域のお盆フェスティバルに伺いました。
夏の日暮れにふさわしく、ひぐらしの鳴声が響く黄昏時。会場では櫓を囲んでの盆踊りをはじめ、特設ステージでの演芸大会、各種模擬店、農作物の即売などが行われており、小さな子どもからお年寄りまで多くの参加者で賑わっていました。特に演芸大会では、子どもたちによるカラオケや地元チームの情熱的なよさこい踊りの発表があり、会場は大いに盛り上がりました。
今年もお盆フェスティバルに参加させていただき、改めて沢井地域の郷土愛を感じるとともに、真夏の夜のひと時を地域の皆さんと楽しむことが出来ました。
これからも、世代を越えた多くの方が地域交流の場として参加できるような、この素晴らしいイベントが益々発展され、継続されますことを心から願っております。
8月12日 真夏の祭典「鳥屋諏訪神社夏祭り」
連日の猛暑が和らいだこの日、鳥屋諏訪神社夏祭りに伺いました。
祭礼ゆかりの鈴木家から諏訪神社に奉納される「一人立ち三頭獅子舞」は、神奈川県無形民俗文化財に指定されており、300年以上前から続く貴重な神事です。道中三頭の獅子の一行は約1km離れた諏訪神社へ向かうため、街中を歩く「道行き」を行います。あとに続く華やかで色とりどりの万灯、山車、御輿が賑やかに行列をつくり練り歩く様に大きな歓声が上がりました。
行列の一行が神社の境内に集結すると、熱気と歓声で祭りは最高潮となり、その後は三頭の獅子による奉納舞が厳かに行われました。
この祭りに参加させていただき、鳥屋獅子舞の伝統の深さに触れるとともに、地域が一体となった盛大な祭りであると感じました。この日の鳥屋地域は興奮と熱気であふれており、まさに地域でつくり上げた真夏の祭典でした。
8月11日 中学生が大活躍!「串川夏祭り」
真夏の暑さも一休み、朝から小雨が降ったり止んだりのすっきりしない天気でしたが、串川夏祭りが無事に開催されるということで、ミウルと一緒に伺いました。会場となった串川中学校の校庭では、大道芸やフラダンス、よさこいなどのステージに大きな拍手が送られ、多くの人で賑わっていました。
この祭りの大きな特徴は、校庭に並んだ模擬店を串川中学校の生徒さんが切り盛りしていることです。模擬店の内容は中学生自らが考え、地域の企業が食材を提供するなどの様々な形で支えているとお聞きしました。模擬店で大きな声を出しながら元気いっぱいに汗を流している中学生の姿、小さいお子さんも参加しての盆踊りなど、世代を越えて、たくさんの笑顔を拝見することができました。まさに、「地域のみんなでつくり、楽しむ祭り」として、串川地域の一体感を感じることができました。
8月4日~6日 鮮やかな竹飾りが夏空に舞う「第66回橋本七夕まつり」
緑区の夏の風物詩「橋本七夕まつり」が今年も盛大に開催されました。時折小雨が降る時もありましたが、3日間で約35万人の来場がありました。
毎年工夫を凝らした大小さまざまな約250点の竹飾りが通りを彩り、このイベントを更に盛り上げます。今年の緑区役所では、移住・定住促進のキャッチフレーズ「すもうよ 緑区」をテーマとした軍配型の竹飾りを出品。ブースではさがまち学生Clubの皆さんと連携し、子どもたちが無料で楽しめるゲームを実施しました。
会場内の7つのステージでは、ダンスや演奏、大道芸などの若さと個性あふれるパフォーマンスで、来場者を楽しませていました。
橋本七夕まつりは、地域の若い世代が集まり、役割を分担しながら作り上げています。これからも未来を担う世代が絆を深めながら、この祭りを引き継いでくれることを願っております。
8月4日 学生企画による学生作家の展覧会「アートdeぼうけん!ラボランド」内覧会
アートラボはしもとで8月27日まで開催される、学生企画による学生作家の展覧会「アートdeぼうけん!ラボランド」の内覧会に伺いました。
この展覧会は、近隣大学の学生が1年がかりで企画を立案。テーマにあった作品を探すことから、直接作家に出品を交渉し、当日の運営までを行っているそうです。
今回のテーマは「ぼうけん」。会場内にあるアート作品をそれぞれ「島」に見立てて自由に巡ることができました。幻想的な動物の形をした作品や3メートルもの大きな土器の形をした作品など、学生の自由な発想で作られた作品が展示されていました。
また、会場の一部では作品を見るだけではなく、独創的な文字をスタンプで押すなどの体験ができる場所もあり、子どもも大人も楽しめる展覧会でした。
皆さんもこの夏休みにアートの冒険に出掛けてみてはいかがでしょうか。
8月3日 関の夏祭り「青山神社例大祭」
前日までの雨模様が一転、快晴の夏空のもと行われた青山神社例大祭に伺いました。
例大祭が行われた関地区には6つの自治会があり、この祭りが自治会同士のつながりを深めるとともに、地域コミュニティ醸成の一助を担ってきました。
この日は、御輿の渡御と山車の巡行が行われ、午後1時には子供御輿、中型御輿、大人御輿の3基の御輿が威勢良く神社を出発しました。担ぎ手の勇壮な掛け声と練り歩くその勇ましい姿は、多くの人の目を引きつけていました。
また特に印象に残ったのが、祭りに参加している子どもの多さです。なかなか若い世代に地域の風習や伝統を伝えることが難しくなったこの時代、この地域ではしっかりと継承されていると感じました。
夜になると串川をせき止めて御輿の「お浜降り」が行われます。御輿が串川に入るその様はまさに圧巻。見るものを圧倒します。私も「お浜降り」をとても楽しみにしていたのですが、残念ながら今年は都合により見ることが叶いませんでした。
担ぎ手の皆さんには、最後まで祭りを盛り上げていただいたことと思います。皆さんお疲れ様でした。
8月1日 夏の夜空を彩る「さがみ湖湖上祭花火大会」
今年で68回目を迎えた「さがみ湖湖上祭花火大会」に行ってきました。
この花火大会は、昭和23年、湖に関係して亡くなられた方々の慰霊と湖の安全を願うために始められました。
相模湖の花火の特徴は、何と言っても花火の音。周囲が山に囲まれていることから、反響した重厚感のある音が身体に響き渡ります。
今年は、あいにくの雨の中の開催でしたが、会場となった湖畔周辺では、あちらこちらにたくさんの出店が軒を並べ、大勢の見物客で賑わっていました。雨の影響でフィナーレを飾るナイアガラの滝がスタート直後に実施されるサプライズもありました。
花火の種類も豊富で、八寸玉、尺玉、スターマイン、記念尺玉、追善供養の花火などが次々に上がります。中でも大迫力の超大玉の尺5寸は、空いっぱいに大輪の花が咲き、会場からは「ウォー」、「すごい」の声!まさに、音と光の芸術を楽しませていただきました。
相模湖は、昭和39年の東京オリンピックでカヌー会場となり、東京2020オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地としても漕艇場の整備が予定されております。
この伝統ある花火大会とともに、皆さんと相模湖をより一層盛り上げていきたいと改めて思いました。
7月30日 中断?延期?なんのその!いつまでも続いていく「本来の盆踊り」
この日の夜は、前日の雨で延期となった「長徳寺盆踊り大会」に伺いました。
会場に到着すると、お寺の境内中央に置かれたやぐらを囲み、老若男女が盆踊りを楽しんでおり、前日の雨を感じさせない盛り上がりをみせていました。
長徳寺盆踊りは、昭和初期から続く地域に根付いた伝統ある盆踊り。不況だった当時、地域の住民を励ますため、住職が寺を開放し盆踊りの普及を思いたったのが始まりでした。以後、2度の中断があったものの、地域の皆さんの尽力により再開され、現在に至っています。
この盆踊りの特徴は、盆踊りの幕間に本堂で行われる般若心境の読経です。これこそが県内でも数少ない「本来の盆踊り」と言われるゆえん。私も本堂で読経をお聞きした後、盆踊りの輪に参加させていただき、地域の平和を願いながら、皆さんと楽しいひと時を過ごしました。
7月30日 緑区の夏の風物詩「つくい中野夏祭り」
この日の夕方は、津久井地域最大の夏祭り「つくい中野夏祭り」に伺いました。
この祭りは、江戸期から継承される伝統ある祭りで、1日目の大御輿の渡御に続き、2日目には森戸、奈良井、川坂、大沢、仲町、上町の各自治会が持つ6台の山車が約1kmの中野商店街と住宅街を巡行します。
山車の上では、地域の子どもたちや若者がお囃子を演じ、提灯のあかりに灯された6台の山車が並び競演する様は、まさに幻想的。会場に訪れた多くの方々がカメラを向けていました。
「つくい中野夏祭り」は、古くからの伝統を守り、継続されてきた大変見ごたえのある祭りですが、何よりも素晴らしいのは、地域が一丸となり、祭りの開催に取り組まれていることだと思います。これからもこうした伝統が未来に向かって受け継がれていくことを期待しております。
7月30日 平和と友好を願う「相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会」
相模湖交流センターで開かれた第39回相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会に出席させていただきました。
この追悼会は、相模ダムの建設にあたり殉職された83人の日本人や中国人、朝鮮半島の人々のご冥福をお祈りするとともに、平和・友好への願いを込めて毎年開催されています。昨年起きた津久井やまゆり園の事件で犠牲になられた19人へのご冥福も含め、参加者全員による黙祷が捧げられました。
相模湖の豊富な水資源は、地域の産業を支えるとともに、電力や飲料水などを供給し、現在の私たちの生活に欠かせないものとなっています。
ダム建設に携わった多くの方々の労を深く胸に刻み、感謝と追悼、そして誰もが生き生きと安心して暮らせる社会になることを祈り、献花させていただきました。
7月29日 郷土への思いを感じた「稲生(いのう)・八坂祭」
津久井地区の稲生自治会館で行われた八坂祭に伺いました。
この日はあいにくの雨となってしまいましたが、会場へ到着すると、山車が地域の運行を無事に終え会場に戻って来ており、祭りも予定どおり開催されました。
開会式の後、皆さんお楽しみの演芸の部が始まりました。地域の歌自慢によるカラオケの熱唱をはじめ、地元稲生囃子連によるお囃子やものまね歌手による曲芸などが次々に披露され、雨のうっとうしさを吹き飛ばすかのように、会場は拍手あり、笑いありで熱気に包まれました。
それぞれの演技を拝見させていただき、落合自治会長さんを筆頭に、地域の皆さんのこの祭りに懸ける思いとともに、郷土への熱い思いを強く感じました。
稲生自治会のある串川地域は、圏央道相模原インターチェンジ周辺の新たな拠点整備など大規模プロジェクトの対象になっています。今後、地域の様相が変化していくことが予想されますが、伝統あるこの祭りは、大切にずっと守っていただきたいと改めて思いました。
7月29日 うっとうしい暑さを吹き飛ばせ!「末広子どもみこし祭り」
夏も本番になり、緑区の各地区では、様々な祭りが開催されています。
この日は、緑区合同庁舎からほど近い、橋本地区の末広子ども広場で開催された「末広子どもみこし祭り」に伺い、御輿を担いで練り歩く地域の子どもたちを激励しました。
子どもたちが地域の祭りに参加することは、地域に愛着を持ち、また大人と触れ合いながら地域のことを学習する良い機会になるのではないかと思います。子どもたちにとって、この祭りが良い思い出になるとともに、いつの日か、地域の役員として活躍されることを期待しております。
御輿の出発式では、子どもたちに今日の祭りを大いに楽しみつつ、まだまだ夏休みが続くので、交通事故に遭わないように元気に過ごしてくださいとお願いしました。
7月27日 若さと熱気あふれる「金属団地納涼夏まつり」
橋本台の相模原機械金属工業団地で開かれた納涼夏まつりに伺いました。
会場に到着すると、中央に設けられたやぐらではゲストによるダンスやアニメのヒットソングなどが披露され、観客からは大きな拍手が送られていました。また、浴衣姿のお子さんも多く、工業団地で働く方々と地域住民との交流も図られ、とても盛り上がっていました。
相模原機械金属工業団地は昭和44年11月に造成が始まったとのことで、約半世紀の歴史があります。これまで他の工業団地とともに、本市の内陸工業都市としての発展を支えてきました。
若い経営者の方々からは、ものづくりに対する熱い思いと様々なアイデアを聞かせていただき、緑区内の製造業も大きな可能性を秘めていると感じました。製造業を取り巻く環境には、人材の確保や職人技の継承など様々な課題はありますが、緑区の大きな財産として、企業規模の大小に関わらず素晴らしいアイデアと品質を生かし、ますます活躍していただきたいと思いました。
7月20日 安全は心と時間のゆとりから!夏休みは交通事故なしで楽しく過ごそう!
7月11日から7月20日までの「夏の交通事故防止運動」期間中には、様々な交通安全運動を行いました。
7月11日には、橋本駅北口ペデストリアンデッキ上で、相模原北警察署をはじめ、多くの交通関係団体の皆さまのご協力により、「交通安全キャンペーン」が実施されました。これに合わせて、橋本駅北口第二自転車駐車場周辺でも、自転車マナーアップ啓発活動を行いました。キャンペーンでは、小さなお子様連れのご家族など多くの皆さんに、交通事故防止について、PRさせていただきました。
また、これに先立ち7月10日には、橋本高校において、「スケアード・ストレイト」という交通安全教室を実施しました。これは、プロのスタントチームが再現した交通事故による恐怖体験から、交通安全を学んでいただくというものです。
生徒の皆さんをはじめ、先生方や参加してくださった団体の皆さんが一様に、頭では交通事故の怖さが分かっていても、いざ目の前でスタントマンが自動車にはねられるのを目撃すると、一斉に大きなどよめきが起こり、衝撃的なシーンとして心に刻まれたようでした。
そして、11日及び12日には、それぞれ相原高校と相模原総合高校の生徒さんの登校に合わせて、自転車マナーアップ運動を実施しました。夏休みを迎え、子どもたちが街に出る機会が多くなり、自転車に乗る機会も増えると思います。子どもたちも夏休みの解放感から、大胆な行動が目立つようになり、交通事故発生のリスクが高くなる時期でもあります。
私もミウルとともに、キャンペーン活動に参加し、交通事故防止を呼びかけました。ご自身はもとより大切な人を交通事故から守るためにも、交通ルールやマナーを守り、「安全は心と時間のゆとりから」のスローガンの下、安心して楽しい夏休みが過ごせるよう、心がけていきましょう。
7月17日 ダムマニアも、そうじゃない人も必見!「相模湖ダム祭」
猛暑となった海の日、恒例の「相模湖ダム祭」が開催されました。
会場の一つ、相模湖交流センターに到着すると長蛇の列。お話を伺うと日の出前から会場入りしたお客さんもいらしたとのこと。
皆さんお目当ての「ダムマニア展」は、開場時間になると同時に、まるでダムの放流のように人が流れ込み、70周年記念Tシャツなどダムグッズを求めて、販売所はあっという間に人だかりができました。
この展示会場で一際目を引いていたのは、全国各地から集められたダムカレーの展示でした。どのダムカレーもご当地のダムを個性豊かに表現しており、思わず一つずつ食べてみたくなりました。
今年は相模ダムが建設されて70周年とういう節目の年であり、「相模湖ダム祭」も遊覧船での湖上学習をはじめ、ダムや発電所の見学、相模湖交流センターでのダムマニア展や講演会、ジャズコンサートなど盛りだくさんの内容となりました。夕方からは、相模湖畔でビアガーデンも開催され、朝から夜まで相模湖を満喫する一日となりました。
また、今年のダム祭は、地域の団体の皆さんや日頃からダムや水源地の管理をしていただいている企業庁をはじめとする神奈川県の職員の皆さんなど、多くの方々に応援をいただいて実施されました。関係者の皆様大変お疲れ様でした。
7月15日 緑区の夏祭りがスタート!
予想どおりの猛暑となったこの日、大沢地区の九沢八坂神社の祭典に伺いました。
この祭りは、明治22年から受け継がれてきた伝統ある祭りで、大人御輿と子供御輿、お囃子の山車が2日にわたり地域を練り歩きます。
九沢八坂祭典保存会を中心に大人から子どもまで大勢の参加者による「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とお囃子の音色が祭り気分を盛り上げます。
緑区では、毎年この祭りを皮切りに様々な夏祭りがスタートします。100年以上も続く伝統ある祭りに今年も参加させていただいたことを幸せに思うとともに、これまで伝統を大切に守ってこられた保存会をはじめ、地域の皆さんの郷土への思いを強く感じました。
夕方からは、城山地区で開催された2つの夏祭りに伺いました。
初めに伺ったのは、 城山自治会館で開催された「城山自治会納涼大会」です。
ステージでは地元の皆さんによるお囃子、フラダンス、音楽隊による演奏など様々なジャンルの演技が披露され、会場は大いに盛り上がりました。
次に、原宿南第二公園で開催された「原宿自治会納涼盆踊り大会」に伺いました。
公園中央のやぐらを中心に盆踊りをはじめ、お囃子やキッズダンスなどの演技が披露され、会場は大変賑わいました。そして、祭りのフィナーレを飾るのは、育成会による花火大会。最後のナイアガラの滝は、圧巻でした。
どちらの会場も子どもの参加者が多いことに驚かされましたが、これも自治会をはじめ、関係団体の皆さんが試行錯誤しながら、子どもたちが参加しやすいように様々な企画を考えてくださったおかげだと思います。
とかく、人間関係が希薄な時代。祭りを通じて、地域の絆が一層強くなっていくことを願っています。
7月2日 夢と感動と笑顔があふれた「北丹沢12時間山岳耐久レース」
日本三大山岳レースのひとつ、北丹沢12時間山岳耐久レースに伺いました。今年で19回目となるこのレースは、標高差1,143メートル、走行距離44.24キロメートルの険しいコースを制限時間の12時間以内に走り抜ける過酷なレースです。
スタートの午前6時半頃は、やや涼しい曇り空で、絶好のレース日和かと思われましたが、午前9時過ぎには日差しが差し込み、気温も湿度もぐんぐん上がり、まさに耐久レースという名にふさわしい、とても過酷なレースになりました。
今年は約1,100名の選手が参加し、また地域の方々や多くのボランティアスタッフが運営に携わっていると伺いました。
北丹沢の豊かな自然を感じながら、日頃のトレーニングの成果を発揮するべく力を尽くした選手や運営スタッフたち。各々が思い出と達成感を得られた一日になったのではないかと思います。
本市では、スポーツに関わるすべての人の「夢・感動・笑顔があふれるスポーツ都市・さがみはら」を目指しています。これからもスポーツ振興を通じたまちづくりを進めてまいりますので、皆さんも応援よろしくお願いします。
7月2日 参加、交流、体験を通じて川とふれあう「中道志川あゆまつり」
第22回中道志川あゆまつりに参加しました。
会場の青野原オートキャンプ場は、地域の皆さんやキャンプを楽しむ観光客で大変な賑わいをみせていました。中でも地元の青野原中学校の生徒さんが、「鮎の塩焼きはいかがですかー!」とテントから元気よく声を出し、買いにきた方々と笑顔で交流している姿はとても印象的でした。
中道志川あゆまつりは、地域の皆さんや一般の方も参加できる「鮎の放流式」をはじめ、青野原小学校児童によるダンスや楽器演奏、鮎釣り大会など、地域の魅力と自然の恵みを満喫できるイベントとなっています。
私も地域の子どもたちや、キャンプ場に訪れた皆さんと一緒に、鮎の放流に参加させていただきました。元気よく泳いでいく稚鮎を見ながら、かつては鮎の名産地として名を馳せた道志川が復活しますようにと願いを込めました。
7月1日 今日も決め手の銭が飛ぶ「ぶんぷく演芸会」
津久井中央公民館で開催された「ぶんぷく演芸会」は、今年で第7回目を迎えます。地域でもお馴染みのイベントで、会場は多くのお客様で賑わっており、興奮と熱気を感じました。
最初の演目は、皆さんお待ちかね「やすらぎ一座」による人情芝居「銭形平次」。江戸で評判の捕物名人・銭形平次が難事件を解決する、歌あり笑いありのお芝居は、江戸の町にタイムスリップしたかのような感覚になりました。
続いて、「ナプア・アイカネ」の皆さんによるフラダンスでは、小さな子どもたちの可愛らしい踊りや大人の情熱的な演技で一足早い南国のような夏を感じました。最後はメンバーの皆さんと一緒に客席でフラダンスを踊り、会場全体が和やかな雰囲気に包まれました。
そしてトリを飾ったのは、立川志ら乃さんの落語です。始まってから幕が下りるまで客席の笑い声が絶えず、テンポのよい語り口で、会場中を笑いの熱気で満たしていました。さすが真打!圧巻の落語でした。
「ぶんぷく演芸会」が地域の皆さんの交流の場として、これからも末永く続くことを願っております。出演者の皆さんにまた来年、お会いするのが楽しみです。
6月24日 「福前健康体操」で健康づくり
津久井中央公民館で開催された「第27回福前健康体操発表会」にミウルとともに伺いました。
この発表会は、市内はもとより、八王子市や厚木市など市内外の福前健康体操のサークル合計108組が参加し、2日間にわたり盛大に行われました。各サークルの皆さんが、ポップスや演歌など、さまざまなジャンルの楽曲にあわせた健康体操をいきいきと披露されていました。
この日は、イベントコーナーと題して、ミウルのテーマ「この地球(ほし)を潤す」にあわせたミウル体操を発表する機会をいただき、私もステージで皆さんと一緒に身体を動かしました。
ミウル体操の振り付けは、シンプルで覚えやすい動作の中にも、肩まわしや上体反らしなど、健康な身体づくりに欠かせない動作が多く含まれており、とても良い運動になります。福前健康体操の皆さんにご協力いただき完成した振り付けですが、本当に良い振り付けを考えていただき感謝しております。
今後もますます活発に活動いただき、引き続き緑区の活性化と魅力発信にご協力いただきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
6月23日 ホタルが乱舞「ホタルの里祭り 上河原」
「ふじのホタルの里まつり上河原」に行ってきました。
午後7時過ぎに会場へ着くと、まだ周囲は明るいものの、主催者の「たすきの会」をはじめ、地域の皆さんが出店している焼き鳥、焼きそばなどの模擬店は、すでに活気を帯び始めていました。しばらくすると、地域の親子連れや子どもたちの若い世代でテントは溢れんばかりの賑わいとなりました。
辺りが夕闇に包まれると、沢井川沿いから「きれい!」、「すごい!」といった感嘆の声。私もその声に誘われて川沿いに向かいました。今年は雨が少なかったため、ホタルの数も少ないかと思いきや、ここ沢井川では見事なホタルの乱舞となりました。「まさに一見の価値あり。」暫し夕闇を飛び交う幻想的なホタルの光に魅せられていましたが、このホタルの生育環境の整備に力を注いでくださっている「たすきの会」の皆さんの熱い想いを感じずにはいられませんでした。
緑区には、ホタルが生息する地域が数多くありますが、この貴重な自然は市内外に誇れる緑区の宝物です。この他にも緑区にはたくさんの魅力ある地域資源があります。こうした情報を積極的に発信し、皆さんにお出かけいただいたり、活動に参加いただいたり、地域の活性化につながるような取組みを進めていきたいと思います。
6月18日 相模原ギオンスタジアムで「緑区DAY」
この日、相模原ギオンスタジアムで行われた市ホームタウンチーム「SC相模原」対「藤枝MYFC」戦。「遊びにおいでよ!緑区DAY」として緑区民が無料招待されました。私もミウルとともにスタジアムに伺い、選手の皆さんを応援させていただきました。
あいにくの雨天となりましたが、スタジアムの外周では緑区ブースを出展し、ミウルグッズなどで緑区をPRしたほか、麻布大学の学生さんや青根地域の方々により、青根で収穫された新鮮な野菜の販売も行われました。緑区のキッズダンスチームもかわいいダンスを披露し、地域の皆さんが力を合わせて緑区DAYを盛り上げてくれました。また、試合前の選手の練習時間には、スタジアムのスクリーンで「すもうよ緑区」PR動画を初公開させていただきました。
試合の3日前には、緑区役所にお越しになり健闘を誓ってくれた選手の皆さん。勝利を目指し、声を張り上げてチームメイトを鼓舞しながらボールを追う姿に胸が熱くなりました。
試合は1対0で相模原SCが見事に勝利を収めることができ、応援に駆けつけたサポーターの皆さんとともに、大いに盛り上がりました。スポーツを通じ、様々な形で一体感を味わうことができ、すがすがしい気持ちになりました。
6月18日 地域のみんなが集う「千木良公民館まつり」
公民館で活動している地域の団体やサークルの皆さんの発表の場である「千木良公民館まつり」に伺いました。
開会式に続いて、最初に舞台へ登場したのが、津久井養護学校の生徒さんたちでした。一生懸命に練習を重ねたことが伝わる和太鼓の演奏に、会場からは温かく大きな拍手が送られました。
スケジュールの都合で、全ての演目を拝見することはできませんでしたが、舞台を見守る人、出番を待つ人、それぞれの楽しそうな顔からは、生き生きとした地域の様子が伺えました。
また、屋外では地域の団体による模擬店が並び、皆さんが気軽に声を掛け合う風景が見られ、千木良地域の温かさを肌で感じることができました。
千木良公民館は、身近な公民館として、また、地域のつながりを育む拠点として愛されています。緑区では、地域活性化に向けて様々な取り組みを進めていますが、こうした身近な所にこそヒントがあるのではないかと思いました。
6月17日 緑区各地でホタルの舞!
梅雨とは思えない晴天となったこの日、区内3カ所で開催されたホタルの祭りに伺いました。
最初に伺ったのは、城山地区の穴川で行われた「第17回城北・里山まつり」です。この祭りの見ものは、穴川沿いに植えられた美しいアジサイと夕闇が迫る頃から飛び交うホタルの鑑賞です。
次に、相模湖地区の阿津で行われた「第14回阿津川ホタルの夕べ」に伺いました。この祭りは、阿津川沿いに飛び交うホタルはもちろんのこと、野外ステージで行われる地元の音楽隊「ブリーズハーモニー」等の演奏を楽しむことができます。
最後に伺ったのは、津久井地区の三ケ木で行われた「第7回三ケ木蛍まつり」です。この祭りでは、宮川沿いに飛び交うホタルと、恒例となっている大人も子どもも楽しめるカラオケ大会が人気です。
どの会場もホタルの成育環境やイベントの内容などは異なりますが、大勢の参加者で賑わっていました。また、地域の方からは、今年は雨が少なく、川の水量が少ないことから、ホタルが少ないとのお話をお聞きしました。
ホタルの祭りを存分に楽しませていただきましたが、忘れてならないことは、ホタルを保護するために保存会や地域の皆さんが、川の清掃や草刈り、パトロール活動を日々行っていること。そのおかげでホタルを楽しむことができます。これからも、ホタルと共生できる環境を地域の皆さんとともに守り、次の世代へ継承していかなければならないと改めて感じました。
時代は移り変ってもホタルの光には人々を魅了する力があります。私も幻想的に舞うホタルを鑑賞させていただき、幸せいっぱいな一日となりました。
6月10日 大梅注意報!本沢梅園開園!
関東も梅雨入りした今週。待ちに待った本沢梅園の梅のもぎ採りが始まりました。
初日は、晴天となり、小さな子どもからお年寄りまでたくさんの人が集まり、早朝から開園を待つ長蛇の列ができていました。
今年は、この梅園の維持管理をしている川尻財産区や造林組合の皆さんも納得の豊年であったようで、1,000本の梅の木に立派な梅の実が生っていました。一つ一つの梅の実も大きく、枝にいくつも生っているため、竹の棒や虫取り網で揺らすだけでも、簡単に採ることができます。よそ見をしていると枝から落ちてくる梅の実に当たってしまうことも。
梅のもぎ採りに夢中になり過ぎないように注意が必要かもしれません。
6月4日 6月は「土砂災害対策月間」です
藤野地区牧野地域にお住まいの方を対象とした防災訓練を実施しました。この訓練は土砂災害を想定したものです。
当日は、ひばり放送による避難勧告を合図に、風水害時における牧野地域の避難場所である、藤野農村環境改善センターへ避難していただくことから始まりました。避難場所への避難後、藤野地区に全戸配布した「土砂災害ハザードマップ」を活用した防災講習やワークショップを実施しました。
ワークショップでは、地域の方々が複数のグループに分かれて、自宅付近の危険箇所や避難勧告などが発令された際の避難行動について、活発な意見交換が行われました。
皆さんの大切な命を守るためには、こうした日ごろからの訓練の積み重ねが大切だと感じました。
- 皆さんが住んでいる地域にはどのような危険性がありますか
- 避難が必要なときには、「どこへ」・「どうやって」避難すればよいですか
- 避難に必要な災害情報を入手するにはどのような方法がありますか
これから梅雨や台風による大雨が心配される季節が到来します。身近な危険箇所など災害に対する備えについて、改めてご家族やご近所の方などと話し合ってみてください。
5月30日 ごみゼロ「きれいなまちづくりの日」
市では、5月30日を「きれいなまちづくりの日」と定めています。市内の各地域では、この日を中心に自治会の皆さんが主体となって市民地域清掃に取り組んでいただいております。
緑区役所においても、5月30日の就業前に緑区合同庁舎に勤務する職員による庁舎周辺のごみ拾いを行いました。しかし、既に市民地域清掃が行われていたせいか、歩道や公園にはごみが散乱していることはほとんどなく、これも地域の皆さんの清掃活動やマナーのおかげであると誇らしく感じました。
午後にはミウルとともに、自治会連合会をはじめ、老人連合会、商店会、交通事業者など、約100名の方々と「きれいなまちづくりの日」キャンペーンに参加しました。私も橋本駅のペデストリアンデッキにおいて、ポイ捨て禁止などの啓発や、植込み・歩道の清掃活動を行いましたが、思いのほかごみが少なく、参加者からは「ごみがない。」といった声も聞かれました。地域の皆さん、駅利用者の皆さんの美化意識の高さが伺えるうれしい悲鳴でもありました。
橋本駅は、神奈川県の北の玄関口でもあり、緑区の顔ともいえる主要な駅です。「まちをきれいにしたい」という皆さんの想いが緑区のイメージアップにつながっているのだと、改めて感じました。
5月28日 「湖上」の架け橋に 「ブリーズハーモニー定期演奏会」
地域密着の楽団として、相模湖地区はもとより緑区ですっかり定着した「相模湖音楽隊ブリーズハーモニー」。行く先々のイベントなどで演奏を聴く機会が増えました。このブリーズハーモニーの第4回目となる定期演奏会が相模湖交流センターで開催されるということで、お伺いしました。
この日は、上野原吹奏楽団をゲストに迎え、「相模湖」と「上野原」のそれぞれ一文字を取り、『吹奏楽「湖上」祭』と題して開催されました。ポップスあり演歌ありの幅広いジャンルの演奏を楽しませていただき、会場からも大きな拍手が送られていました。
今、緑区役所では上野原市や八王子市などの近隣自治体との連携を深めて、魅力の発信や地域活性化につなげていこうと取り組んでいます。そうした中、既に両楽団が音楽を通じて交流を深めていることをとても心強く思いました。
これからも心のこもった演奏を続けていただき、上野原市と相模原市の架け橋として、さらに大きく羽ばたいてほしいと思います。
5月28日 城山地区で「囃子の集い」
夏の気配を感じ始めると、祭りの賑わいが待ち遠しくなります。
この日、川尻八幡宮の神楽殿では、「囃子の集い」が開催され、城山地区のお囃子10団体が熱のこもった演技を披露しました。
夏を思わせるような日差しの中、川尻八幡宮の境内には子どもからお年寄りまで大勢の人が集まり、笛や太鼓、鉦の響き、獅子やおかめ、ひょっとこの舞いを堪能していました。
緑区内では、地域の祭りが活発に行われています。特にお囃子には、夏の風物詩として多くの人を楽しませてくれるだけでなく、世代を超えた地域の絆づくりにも欠かせない大きな魅力があると思います。
先人たちが大切に伝承してきた伝統芸能に触れることが、地域の歴史を知り、地域を愛する近道になると実感しています。緑区の子どもたちには、ぜひともお囃子の世界に飛び込んでもらい、この貴重な財産を引き継いでほしいと思います。
5月28日 100年続く葉山島の田んぼで、米作りを体験
葉山島で行われた「お米づくり体験」に参加しました。この体験会は、大島・向原・小倉・葉山島地域観光振興推進協議会が主催したもので、田植えから稲刈り(収穫)までの米作りを体験することができます。
田んぼに張られた水のせいか、少し蒸し暑く感じられたこの日の田植えには、地域内外から約130人が挑戦。その半数近くが小学生以下の元気な子どもたちでした。親子3世代での参加や、相模女子大学の学生さんもグループで参加していました。
今回、手作業で植えた苗が秋になると稲穂となり、いっぱいのおいしいお米を実らせます。参加者は伝統の稲作を学び、自分で育てたお米を食べ、世代間・地域間での交流も深まるとても良い体験だと思いました。
緑区には、豊かな里山の暮らしがあります。様々な体験を通じて、緑区の良さを多くの方に知っていただきたいと思います。
5月21日 緑区のお囃子が結集!「第11回鳥屋囃子交流会」
鳥屋諏訪神社境内の鳥屋獅子舞伝承館で開催された鳥屋囃子交流会に伺いました。陽差しが強く、とても暑い日でしたが、それ以上に会場内は大勢の参加者の熱気に包まれていました。
今年の交流会は、昨年に比べ2団体増え11団体の参加となり、お囃子だけでなく、よさこいチームも参加していました。
緑区にはたくさんのお囃子の団体がありますが、一度に様々なお囃子を見学できるのはこの交流会の最大の特徴であり、全国的にも珍しいと思います。また、一見同じように見えますが、お囃子の演奏、獅子舞やおかめ、ひょっとこなどの演舞は各団体によって異なっているところもこの交流会の見所の1つです。
私も、熟練されたお囃子を見学させていただき、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
お囃子の技量を高めるとともに、伝統を守り将来に継承するための一助とする目的で開催されているこの交流会ですが、同時に緑区内の各地区との連携や親睦も育まれていると感じました。
5月21日 三太の里で記念すべき「第1回道志川清流まつり」開催
夏のような陽差しのもと、道志川弁天橋下流の青山親水公園で開かれた「道志川清流まつり」に参加しました。このイベントは、毎年秋に開催されていた「紅葉まつり」が新緑の季節に日程と名称を変更して開催されることになったものです。
開会式の後、参加者全員による河原周辺の「クリーンキャンペーン」が実施されました。
道志川を水源とする日本初の近代水道である横浜の水道も今年で130年を迎えるとのことですが、水源地域の皆さんのこのような地道な清掃活動が水質環境の保全に繋がっていると改めて実感しました。
この豊かな自然に囲まれた道志川周辺は、初夏には鮎釣りも楽しめ、市内外から毎年大勢の観光客が訪れる緑区の中でも屈指の観光スポットです。皆さんも、「三太物語」の舞台となった豊かな自然の中でこの夏のひと時を過ごしてはいかがでしょうか。
5月20日 作品との出合いは一期一会「藤野ぐるっと陶器市」
夏を思わせる陽気と、誰もが新緑を求めて出かけたくなるような快晴となったこの日は、新緑の山々に囲まれる芸術のまち・藤野で開催された「藤野ぐるっと陶器市」に伺いました。
藤野に移住した芸術家が有志を募り始めてから、今年で第18回目を迎える陶器市。藤野地域全体が会場となって、雄大な自然の中、作家のアトリエやお店をめぐることができます。年々規模を拡大し、今年も区内外から訪れるたくさんの観光客で賑わっていました。
20箇所以上ある各会場は、どこも魅力ある作品が並べられ、とても1日では回りきれません。藤野駅から各会場を周回するシャトルバスも大変盛況で、次から次へと多くの方が来場され、作家さんとの会話を楽しみながら、お気に入りの作品を探していました。
芸術作品と聞くと身構える方もいるかも知れませんが、この陶器市に出ている作品は、どれも生活の一部として楽しめる作品ばかりです。生活に華を添える感覚で、日常の中に取り入れてみてはいかがですか。私もこの日、お気に入りの作品に出会うことができました。
みなさんもぜひ、芸術のまち・藤野へ遊びに来てください。
5月14日 大きく育て!道志川に稚鮎を放流
中道志川トラスト協会では道志川流域の鮎と清流の復活を目指し、河川美化活動や川との触れ合い企画など、様々な活動を行っています。
こうした活動の一環として青野原オートキャンプ場で行なわれた稚鮎の放流にミウルとともに参加しました。鮎のすむきれいな河川が未来に継承されることを願いながら、地域の皆さんやキャンプ場に来ていた親子に参加していただき、約2万5千匹の稚鮎を放流しました。
かつて、道志川は鮎の名産地で、将軍家に献上された「献上鮎」、急流で育ち鼻の曲がった「鼻曲がり鮎」のいわれがあります。今年は、すでに鮎の遡上が確認されており、協会の皆さんの喜びの声を聞きました。
「鮎」は道志川の象徴。この豊かな自然が残る清流で生き物と触れ合うことのすばらしさに私も童心に返りました。これからの季節、新緑が映え自然のパワーを感じることができる道志川へ、皆さんも一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
5月4日 200匹のこいのぼりが五月晴れの空を泳ぐ
「こいこいまつり~和田の里交流祭~」に伺いました。
この日は初夏のような気候となりましたが、山あいを吹き抜ける風は心地よく、藤野の美しい新緑と空の間を、こいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。
会場では、山菜などの地元特産品のほか、和田の里体験センターの茶もみ体験で作られたお茶や、地元の子どもたちが手作りしたビーズアクセサリー、竹細工などが販売され、地域の温もりを感じました。
子どもたちが焼き鳥やかき氷を食べている姿や、登山やサイクリングに来られた方々が、こいのぼりや里山の風景を撮影する姿も見られ、穏やかなひと時が流れていました。
和田の里からほど近い八坂神社や和田峠、陣馬山まで足を運べば、富士山を見ることもできます。私も会場へ向う道中、青空と澄んだ空気の中で、緑の山々の向こうに富士山の白い山頂がくっきりと見え、とても強く印象に残りました。
自然を満喫し、地域の人とふれあう。そんな和やかな癒しの時間を過ごすことができる「和田の里」に、是非、訪れてみてください
5月3日 戦国絵巻で緑区PR 「小田原北條五代祭り」
「いざ、出陣!」。北条氏とゆかりのある緑区をPRするため、小田原市最大級のイベント「小田原北條五代祭り」に伺いました。
この祭りは、初代の北条早雲から五代に及ぶ歴代の当主を大将とした武者行列をはじめ、地元の吹奏楽部や陸上自衛隊などの音楽隊、御輿などのまち衆隊といった総勢約1,700人によるパレードが大きな見どころとなっています。
緑区からは、津久井城の歴史など北条氏に関する伝承が残っているご縁で、津久井衆甲冑隊がパレードに参加し、沿道から大きな拍手と声援が送られていました。また、会場内に設けられた「小田原城名物市」のコーナーでは、ミウルと一緒に緑区の特産品などのPRをしました。ゴールデンウィークということもあって会場は親子連れなどたくさんの人で賑わっており、用意したパンフレット類は見る見るうちに無くなっていきました。
緑区には、津久井城や小原宿本陣といった、その時代に思いを馳せることができる貴重な史跡が残されています。これからも他の自治体との連携を深め、「都会」でもない「田舎」でもない、緑区ならではの魅力を多くの人に知ってもらいたいと思います。
5月1日 九都県市一斉自転車マナーアップキャンペーンを実施
相模原北警察署をはじめ、関係団体のご協力により、「自転車は、車道が原則、歩道は例外」等のルールを呼びかけました。
通勤・通学等でお忙しいながらも、自転車安全利用五則が書かれたチラシや、腕や自転車等に巻きつけることができるタックルバンドを受け取っていただき、多くの方に直接、自転車の交通ルールをお伝えすることができる良い機会になったと感じました。
本市・区内の交通事故件数は、総じて減少傾向にありますが、自転車が関係する事故については、全体の事故件数に対する割合が、依然高い傾向にあります。
今後も引き続き、交通安全活動、自転車のマナーアップなどに取り組んでまいりたいと思います。
4月29日 大正時代から続く「春祭り敬老会」
毎年、楽しみにしている行事の一つ、津久井中央地域の「春祭り敬老会」に行ってきました。
この春祭り敬老会は、地域のお年寄りを招き、婦人会の手料理によるおもてなしや、三ケ木青年会による演劇、囃子連による舞踊など多彩な演芸を楽しんでいただく、大正時代から続く伝統の行事です。
メインの演劇は、台本から小道具の製作、衣装、かつらなどを自前でそろえた時代劇。今年の演目は「母恋い道中」。笑いあり、涙ありの芝居に出席された皆さんは大満足の様子でした。
地域を担ってきたお年寄りを招き、もてなすことで、大正時代から続くこの伝統行事を受け継ぐ青年たちがこれからの中央地域を担うというサイクルができています。地域の伝統を守り、後世に引き継いでいく中央地域の将来は明るいと思いました。
4月29日 新緑が映える相模湖で「第20回相模湖やまなみ祭」
新緑の山々と清々しい風が吹き渡る湖。爽やかな晴天の下、県立相模湖公園で開催された「第20回相模湖やまなみ祭」に行ってきました。
ステージイベントの皮切りは、光明学園高等学校和太鼓部の演奏でした。同校の和太鼓部は全国優勝するほどの腕前で、若さあふれる勇壮な演奏に多くの来場者が魅了されていました。
その後も地域のダンスや舞踊サークルをはじめ、千木良小学校、健康体操の皆さんによるダンスなどの発表があり、出演者も観客の皆さんも大いに盛り上がりました。
噴水広場ではフリーマーケットや多くの模擬店が軒を並べていましたが、地元の「をばら本陣焼き」をはじめ、地域の方々が出店された模擬店はどこも行列ができるほどの大盛況で、「地域の愛」を感じずにはいられませんでした。
相模湖は緑区を代表する観光地の一つです。地域の皆さんと一体となって相模湖の魅力を市内外に発信していきたいと思いました。
4月23日 第9回東丹沢宮ヶ瀬トレイルレース
快晴の空の下、東丹沢宮ヶ瀬トレイルレースが開催されました。
緑区と清川村をまたがる丹沢東部の山岳コース。スタートを盛り上げてくれたのは、神奈川大学のチアリーディング部「WINGS」でした。
この東丹沢宮ヶ瀬トレイルレースは、スタートからの道のりに山あり谷ありの32.1キロメートル、その標高差はなんと1,116メートルです。それでもトレイルレースの中では、スピードコースというので驚きです。
また、このコースの特筆すべきところは、高低差だけではなく、気温が上がると現れるヤマビルが曲者で、多くのランナーを苦しめているそうです。
そんな過酷なレースでも、走る最中の大自然と最後に待っているゴール、走りきったときの達成感と充実感が多くのランナーが参加する理由だと感じました。
私もついつい一緒に走り出したくなる天候と環境でしたが、膝が痛くなるので止めておきました。
4月15日 石段を豪快に下る御輿「与瀬神社例大祭」
与瀬神社の例大祭は、疫病除けのための御輿の渡御を行なう祭りとして地域の皆さんに親しまれています。
初夏のような陽気の中、白い半纏に身を包む若者達に担がれた御輿が50段の石段を下りだすと、緊張感は一気に高まります。御輿が左右に振られるたびに観客から大きな声が上がりますが、会長の指示に皆が力を合わせて、御輿が巧みに制御されていきます。
一歩間違えば、怪我をしそうな荒業ですが、先輩から後輩へと脈々と伝承されてきた「巧みな技」と「仲間への信頼」があればこそ。
御輿が通りまで降りた後は、子供御輿や可愛い稚児行列とともに相模湖駅をはじめ神社周辺のコースを練り歩きます。
私も地域の皆さんにご挨拶しながら駅へと向かいましたが、御輿の渡御を心待ちにしている皆さんの地域への思いを改めて感じることができました。
今年も伝統ある祭りを見物できたことに感謝するとともに、この祭が末永く続くことを願っております。
4月9日 「稲生(いのう)桜まつり」
緑区の各地で桜の見頃を迎えている中、津久井地区の「稲生桜まつり」に伺いました。
この日は、雨が降ったり止んだりというあいにくの天候のため、残念ながらお花見をしながらの祭りとはなりませんでしたが、会場となった自治会館は大勢の方々で賑わっていました。地域の方々による模擬店が人気だったほか、お囃子やカラオケ大会、串川中学校吹奏楽部の生徒さんによる演奏に大きな拍手が送られていました。
周辺の山々には桜が植えられていて、満開になると山全体が桜色に彩られることから「稲生の桜山」とも呼ばれ親しまれています。この日は、車窓から見事な咲きぶりを見ることができました。
緑区内には、桜の見どころがたくさんありますが、この美しさは、桜を愛する地域の気持ちがあるからこそだと改めて感じました。
4月9日 ダンスでまちに賑わいを!NJHストリートダンススペース除幕式
橋本駅北口歩行者専用通路「杜のこみち」で、「NJHストリートダンススペース」の除幕式が行われました。
このNJHストリートダンススペースは、「杜のこみち」を活用して、若者が集える場所をつくろうと、橋本商店街協同組合がN(仲良く)J(上手に交流しよう)H(橋本)という思いを込めてオープンしたものです。除幕式では、ピカピカに磨かれた壁面鏡の前で、県立相模原総合高等学校と県立橋本高等学校の生徒たちによるダンスの披露や、地域でダンスを楽しむ方々によるアドリブのダンスパフォーマンスなどが行われ、会場に集まった皆さんは、新しい交流の場がオープンした喜びを体いっぱいに表現していました。
昨今、携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、自分の部屋から出ずに過ごす若い方たちも多いと聞いております。一歩外に出て、人や地域とのつながりを楽しんでほしいと思います。
4月8日 地域の笑顔があふれる「牧郷さくらまつり」
ぽつぽつと降る雨の中、地元の皆さんが集まる旧牧郷体育館。牧郷小学校が廃校になったあとも、地域住民が集まれる場所としてずっと地域に親しまれています。
この日は、牧郷さくらまつりが開催されました。体育館の中では楽器を使ったライブ、校庭にはテントやテーブル、イスが設置され、地元食材を使った焼きそばや天ぷらが振舞われていました。会場ではどこも、イキイキとした笑顔があふれ、まつりは終始盛り上がっていました。
牧野地区は地域の皆さんの活動も活発で、地域で編集している情報紙「まぎのおと」はすでに3冊目が発行されています。
観光地としての桜とはまた違う、地域の絆を深め、一層強固なものにする桜が、ここにはありました。
4月8日 「津久井湖さくらまつり」~湖に映える千本桜を目指して~
桜流しの雨。桜は見頃を迎えましたが、この日はあいにくの空模様でした。
今年で第20回の節目を迎えた「津久井湖さくらまつり」は、津久井湖の両岸、花の苑地と水の苑地で同日開催され、両会場には多くの地元の皆さんや観光客が訪れていました。
花の苑地では、地元の特産品販売の模擬店が、雨にも負けず、活気にあふれていました。津久井湖の桜については、先日、地元団体有志による1000本桜実行委員会が設立され、湖が出来た当初から咲き続ける桜のほかに、次の世代に残すための桜の植樹も始められています。この日は、地元出身で「憲政の神様」と呼ばれる尾崎行雄(咢堂)ゆかりの桜「咢堂桜」の苗木2本の植樹を行いました。
水の苑地では、湖を背景に咲く桜が見事で、青と桃色の美しいコントラストに感嘆いたしました。苑地内には地元特産品を販売する多くの模擬店があり、雨の中にも関わらず、たくさんの人々が訪れていました。また、ステージでは地元団体によるダンスや様々なイベントが行われていました。
津久井湖周辺はこれから桜の名所・観光地としてより一層多くの人が訪れるスポットになると確信しています。地元の人と協力しながら、山一面の桜とともに、観光事業を盛り上げていきたいと思います。
4月5日 春の妖精 カタクリの花が見頃に
カタクリの花などが咲き誇る「城山かたくりの里」に伺いました。
「城山かたくりの里」は、個人が所有する山林で、毎年この時季になると多くのハイカーやカメラマン、家族連れなどが訪れる人気のスポットです。約30万株のカタクリの群生地は、「かながわ花の名所100選」にも選ばれています。
カタクリの花は、ユリ科の早春植物で、春にいち早く花を咲かせることから「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」とも呼ばれています。見頃を迎えたカタクリの花は、山林の北向き斜面に生育するのが特徴で、晴天の日中に気温が上がると開花し、夕方には花を閉じる性質があります。古くは万葉の時代から親しまれてきたとのことで、10cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる姿は、とても謙虚で愛らしく、春の山野草の中でも人気を誇っています。
「城山かたくりの里」は、城山湖や本沢梅園、高尾山方面につながるハイキングコースの一つにもなっています。北斜面の山林には、カタクリの群生をはじめ、桜、ハナモモ、紅梅など多くの花々が開花し、甘い香りが漂っていました。
30年もの歳月をかけ、世代を超えて大切に育ててきた「城山かたくりの里」は、新春の訪れを告げる観光スポットとして、また、ハイキングコースとしても、さらに人気を集めそうです。
4月1日・2日 「市民桜まつり」
72万人のふるさとづくり「市民桜まつり」が開催されました。
初日は、開花の遅れに加え、あいにくの寒さとなり、人出も少なかったものの2日目は天候に恵まれ、多くの観客で賑わいました。
このまつりは、市内の様々な団体や機関、サークルなどの皆さんが参加する市内最大の市民まつりです。私も観客としてはもちろんのこと、あるときは出展者として、またあるときはゴミ収集の担当としてこのまつりに参加してきました。
今、振り返ってみますと、まつりの規模も大きくなりましたが、銀河連邦共和国との交流をはじめ、シャトルバスによる送迎やボランティアの皆さんによるゴミの分別など、市民の皆さんがより参加しやすく楽しめるイベントへと進化してきたと感じます。
また、このまつりでは、地域で活躍されている団体の皆さんが活動のPRを行なう市民パレードが実施されます。今年は、民生委員児童委員の皆さん、約300人が初めて参加されました。日頃、地道な活動をしている地域の皆さんを知っていただくためにも、こうした団体の皆さんには、これからも参加していただきたいと思います。
今回のまつりを通じて、72万市民の力を改めて実感するとともに、今後のまつりの更なる発展と進化が楽しみになりました。
4月1日 新年度は「おおさわ桜まつり」でスタート!
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年は寒さが続き、桜の開花も足踏みをしているようです。この日も近年にない寒さとなりましたが、大沢少年少女鼓笛隊の元気な演奏で「おおさわ桜まつり」は始まりました。
演芸では、心も体も温まるラジオ体操や踊りなどが次々に披露され、会場を盛り上げていました。こうした中、私も「ミウル音頭」を振り付け隊ンジャーの皆さんと一緒に踊らせていただきました。
あいにくの天候にも関わらず、多くの方が踊りの輪の中に入ってくださり、少しずつ区民の皆さんに親しまれる踊りになりつつあることを実感いたしました。踊りに参加してくださった方の中には、赤ちゃんを抱きながら踊っていたお母さんも居り、小さな頃から緑区の行事に触れるきっかけになって欲しいと思いました。
これからが桜の見頃となりますので、桜まつりに参加できなかった方も緑区の桜を楽しんでいただきたいと思います。今年度も地域の文化や行事に触れ、緑区の魅力を知っていただけるように努めて参ります。
関連情報
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
緑区役所区政策課
住所:〒252-5177 緑区西橋本5-3-21 緑区合同庁舎5階
電話:042-775-8802(総務・政策班)
電話:042-775-8852(鳥獣対策班)
ファクス:042-700-7002
緑区役所区政策課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム