平成28年8月の区長レポート
8月28日 写真展「相模原市緑区の祭り」
「フォト奥相模」の写真展が開催されているもみじホール城山に行ってきました。「フォト奥相模」は、津久井地域の文化や風景などを楽しく写真に残そうと結成された写真愛好家グループです。
今回のテーマは「相模原市緑区の祭り」。勇壮な御輿渡御、はじける笑顔、おどけたポーズ、華やかな行列、きらびやかな竹飾りなど、メンバー7人の思い思いの視点で祭りの一瞬を切り取った写真21点が展示されていました。臨場感にあふれる緑区の歴史、文化を感じることのできる写真に、来場された方が、グループの皆さんに祭りの時期や場所などを訪ねる光景も見られました。
これからも津久井地域の文化や風景を、写真を通して残していただき、バラエティに富んだ緑区を紹介していただければと思います。
8月28日 夏のフィナーレを飾る「城山夏祭り」
毎年8月27日、28日に行われる「城山夏祭り」に行ってきました。この「城山夏祭り」は、「川尻八幡宮の例大祭」として「かながわのまつり50選」にも選ばれている由緒ある祭りです。
28日は、台風の影響であいにくの天候となってしまいましたが、地域では「八幡様」と呼ばれる普段は静かな鎮守の森が、夜店と行き交う人たちで大変にぎわっていました。
夕刻になると、旧川尻村の各地域を練り歩いた9台の山車がもみじホールに集結します。山車の提灯に火が灯り、お囃子の演奏に合わせておかめ、ひょっとこなどの踊りとともに各地域の山車の共演が始まると、山車の前では身動きが取れないほどの人であふれかえり、祭りもいよいよ最高潮となりました。
過ぎ行く夏を惜しむかのように盛大に行われた「城山夏祭り」。城山地区を代表する歴史と伝統を五感で感じることができた熱い夜となりました。
8月28日 地域の子どもたちが主役「相模湖ミュージックパーク」
今年で5回目を迎えた「相模湖ミュージックパーク」に行ってきました。時折傘の花が開くあいにくの天候となってしまいましたが、会場を昨年までの公民館から相模湖畔に移し、美しい湖と山々をバックにしたステージでの演奏は、壮大で大変素晴らしく、緑区ならではのイベントであると感じました。
この「相模湖ミュージックパーク」は地域の子どもたちのバンドメンバーが中心となって、企画から演奏、片づけまでを行う体験型のイベントとして開催されており、次代の緑区を担う若い皆さんが活躍されていることは大変頼もしく思いました。また、品川区のバンドがスペシャルゲストとして参加されたり、地域団体による飲食ブース、特産品販売、観光PRなども行われていました。このイベントが地域のより一層の活性化に繋がり、緑区を代表する一大音楽イベントに成長することを願っています。
8月26日・27日 伝統と文化を継承「下九沢御嶽神社例大祭」、「大島諏訪明神秋季例大祭」
大雨を降らした台風が通過し、久々の晴天に恵まれた26日は、下九沢の御嶽神社例大祭に伺いました。
会場となった御嶽神社は600年の歴史を持つ神社で、この日演じられた県の無形民俗文化財に指定されている獅子舞は200年前にこの地域へ伝承されたものと伺いました。若い方が演じる力強い獅子舞を拝見し、歴史ある伝統や文化が次世代へ受け継がれていることを実感しました。
翌27日は、あいにくの雨模様でしたが、大島の諏訪明神秋季例大祭に伺いました。
大島諏訪明神に伝わる獅子舞も県の無形民俗文化財に指定されています。こちらの獅子舞は、剣獅子、巻獅子、雌獅子の3頭の獅子が勇壮に格調高く舞う姿が特徴で、その足さばきには舞踊的要素が見られます。
緑区にはこうした伝統や文化が世代を越えて継承されています。またこうした地域の祭りは、世代を越えた交流の場としての役割も担っており、地域の活性化につながっています。今後も、緑区の宝として、地域に親しまれ発展していくよう願っております。
8月24日 商店街の力で地域がひとつに「相原二本松商店街‘16夏の大感謝祭」
グルメシティ二本松店駐車場で開催された「相原二本松商店街‘16夏の大感謝祭」に伺いました。相原二本松地域の夏の風物詩ともなっているこの祭りは、相原二本松商店街の皆さんが、地域と商店街の活性化を目的に開催しており、地域住民の皆さんにとっても一大イベントとなっています。
ステージでは、中高生をはじめとする若い世代の出演者が、ダンスやパフォーマンスで会場を賑わせました。特に八王子市を拠点に活動するバンドの皆さんによる素晴らしい演奏と巧みなトークが繰り広げられたライブでは、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。おそろいのTシャツを着たファンの皆さんが、曲に合わせて合いの手を入れると、ステージは一層の盛り上がりを見せ、会場が一体となり、皆さんが世代を越えて強い絆で結ばれていることを実感しました。
実行委員会の皆さんが工夫を凝らしたこの大感謝祭は、地域の子どもたちにとっても、夏休み最後の素晴らしい思い出になったことと思います。これからも、地域の皆さんにとって、商店街が地域コミュニティ形成の場として、集い憩う場所であり続けてほしいと願う一夜でした。
8月20日 絆でつなぐ「宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン」
チームでたすきをつないで走り続ける「宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン」の開会式に伺いました。このマラソンは、6人~15人でチームを結成し、湖畔のコースをリレー方式で24時間走り続けるというもので、今回で7回目を迎える宮ヶ瀬湖の恒例イベントとなっています。
この日は、雨が降る中でのスタートとなりましたが、会場となる湖畔には、関東や中部圏から141チーム、約1,800人の選手が集まっていて、夜に備えて広場にテントが設営されていたり、動物やキャラクターの仮装をしたランナーがいたりと、このリレーマラソンならではの光景が目にとまりました。
リオオリンピックでは、日本勢をはじめ各国の選手たちの真剣な勝負から感動をもらいました。身近な宮ヶ瀬湖からは、これから24時間、雨の中を全力で走り続ける選手たちと、大きな声援を送り続けるチームメイトの姿から、たくさんの元気をもらいました。
8月18日・19日 地域に根付く諏訪神社祭礼
18日は、青野原諏訪神社の祭礼に伺いました。前日の台風の影響で、天候が心配されましたが、何とか無事開催することができ、役員の皆さんはほっとされていました。
会場に着くと賑やかなよさこい踊りが披露されており、地域の子どもたちも一緒になって踊っていました。境内には出店が並び、諏訪神社隣の長野会館のステージでは歌謡ショーが行われ、地域の皆さんが和気あいあいと祭りを楽しんでいました。
私も祭りの雰囲気を楽しんでいると、遠くから威勢のいい御輿のかけ声が聞こえてきました。御輿の渡御は昼から始まり、ちょうど神社に戻ってきたところでしたが、打ち上げられた花火の音とともに、また練り歩きが始まりました。
19日には、青根諏訪神社の祭礼に伺いました。この神社の境内には、推定樹齢約700年の御神木が、県の天然記念物に指定されていて、「青根の大杉」として広く知られています。
お祭りは、青根地域全体の例祭として毎年8月19日の日に諏訪神社で挙行されているもので、御輿の渡御、境内での出店、お囃子、演芸が披露され賑わいを見せていました。
青野原や青根は自然が豊かで、地元の人々のつながりが強い地域です。地域に根付いた祭礼を通じて、これからも皆さんの活気が地域の力となり、ますます発展されることを願っています。
8月15日 夏のイルミネーション「第33回宮ヶ瀬ふるさとまつり」
宮ヶ瀬湖で開催された「第33回宮ヶ瀬ふるさとまつり」に行ってまいりました。日中は夕立となりましたが、祭りが始まる夕刻には雨もすっかり上がり、会場は多くの出店や来場者で賑わっていました。湖畔に設営されたステージでは、歌謡ショーやお囃子、和太鼓の演奏が祭りを盛り上げ、辺りが暗くなるのを待って、湖上に花火が打ち上げられました。宮ヶ瀬湖はクリスマスツリーのイルミネーションで有名ですが、今回はそれにちなんだカラフルな花火が湖面を彩りました。
宮ヶ瀬湖は、緑区、清川村、愛川町にまたがって位置する神奈川県の大切な水源地であるとともに、津久井広域道路によってアクセスもよくなった観光スポットです。このような、自然や立地を生かしたイベントを通して、緑区と近隣市町村との交流を広げることができればと思います。
8月13日 みんなで「ミウル音頭」 沢井お盆フェスティバル
沢井お盆フェスティバルに伺いました。毎年お招きいただいておりますが、子どもからお年寄りまで、今年は特に多くの人にお集まりいただいたように思います。また、今年はフェスティバル会場でもある「ふるさと自然体験教室やませみ」の職員による活動紹介も行われていました。
盆踊りが始まると「ミウル音頭」が流れ、地域の方々とともに踊らせていただきました。沢井地域の方々にミウル音頭を覚えていただけたことを大変嬉しく感じるとともに、地域の輪を広げるきっかけとして、ミウル音頭を緑区内の各地に広めていければと思っております。
8月13日 受け継がれる「一人立ち三頭獅子舞」
鳥屋諏訪神社祭礼に伺いました。鈴木家から始まる「道行」は、華やかで色とりどりの万灯、山車、御輿により、とても熱気を感じるものでした。神社の境内前に集結すると、威勢の良い掛け声により参加者も大いに盛り上がっていました。
その後、境内では県指定無形文化財にもなっている三頭の獅子による奉納舞が披露されました。舞を終えた若者は盛大な拍手と歓声によって迎えられ、地域の一体感を感じ取ることが出来ました。約300年以上前から続くこの舞が、今後も末永く受け継がれていくことを心より願っております。
8月13日 鮮やかな3千本のひまわり
中沢ふれあい広場にて、ひまわりを鑑賞してまいりました。「なかざわ夢くらぶ」の皆さんが植栽した約3千本のひまわりは、広場にとても鮮やかな花畑を作りあげていました。この日は「新聞でこの場所があることを知って来た」という来場者の方もおられ、緑区の魅力が広がっていくことをとても嬉しく思いました。
日当たり良好な広場ですくすくと成長したひまわりは背丈が2メートルを超え、その大きさに圧倒されます。太陽に向かって力強く咲き誇るひまわりに、たくさんの元気を分けてもらいました。
8月11日 「山の日」が制定されました
初めての山の日を祝う祝賀会「山の日かながわ2016 IN 陣馬山」に参加しました。祝賀式典には、約150人もの山岳連盟関係者や山を愛する登山者が参加し、参加者一同による万歳三唱が行われるなど、大変盛り上がりました。
この日は、3つの尾根コースを決められた登山口から山頂まで登る集中登山が行われ、山頂に到着された方々のすがすがしい笑顔が印象的でした。また、式典の後、餅つきが行われ、私もおいしくいただきました。
都県境に位置する陣馬山は、「関東の富士見百景」、「かながわの景勝50選」に選ばれている大変人気の高い山で、市外からの登山客が多いのも特徴です。
山の日の趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ということだそうですが、山の日を契機に山への理解が深まり、多くの方が山の自然に親しまれることで、地域の活性化にも繋がるようこの祝日を私も応援していきたいと考えております。
8月5日~7日 竹飾りがまちを彩る「第65回橋本七夕まつり」
橋本七夕通りをはじめ橋本駅周辺のエリアで盛大に開催される「橋本七夕まつり」は、今年で第65回を迎えました。この祭りの最大の見所は、地域の団体などが制作する約200点の竹飾りですが、今年も色鮮やかな竹飾りが、3日間晴天が続いた橋本のまちを彩りました。
リオ五輪の開会式と時期を同じくした今年は、五輪を想起させる竹飾りが多く飾られました。緑区役所も金メダルをモチーフとした竹飾りを出品するとともに、ブースではさがまち学生Clubの皆さんと連携をして、子どもたちが楽しめるスポーツをテーマとしたゲームイベントを実施しました。
橋本駅北口ペデストリアンデッキにつながる「杜のこみち」では「七夕マルシェ」として、主に相模原市内で活動するアーティストたちによる手作り小物などの販売が行われ、6つのステージではダンスや大道芸などのパフォーマンスが披露されるなど、若い世代の皆さんを中心として大いに盛り上がりを見せていました。ステージの出演者や竹飾りの制作者、ボランティアスタッフなど、大勢の地域の皆さんが一体となって作り上げているこの祭りが、これからも地域の絆を結ぶ場となり続けてほしいと、七夕の空に願いました。
8月6日 中学生が奮闘!串川夏祭り
ミウルとともに串川中学校で行われた串川夏祭りに伺いました。
このお祭りの特徴は、串川中学校の生徒さんによる模擬店の出展です。「あげパンいかがですか」「焼き鳥ありますよ」など、中学生の大きな声が会場内に響き渡ります。暑さに負けない中学生の元気な姿が印象的でした。
また、会場内では、フラダンスやよさこいなどの披露や盆踊りがあり、お祭りを盛り上げていました。ミウルもよさこいに混ざり、会場の盛り上げに一役買っていました。
小さな子どもから大人まで、地域の皆さんが集まって絆を深めていくこうしたお祭りは、地域の活性化に大変意義のあるものだと感じました。
8月5日 見えないきもちが見えてくる「黄泉(よみ)とき!おばけずかん」
アートラボはしもとで8月6日から28日まで開催される学生企画による学生作家の展覧会「黄泉とき!おばけずかん」の内覧会に参加しました。
おばけと聞くとやはり怖くて恐ろしいイメージが思い浮かびますが、「黄泉とき!おばけずかん」に出展されている学生作家さんは、人が抱く強い気持ちが表れたものをおばけであると考え、作家の皆さんが日常生活で感じた気持ちや子どものときに抱いた気持ちを「おばけ」という作品にして表現しています。
展示されている作品一つ一つに様々な気持ちが表されており、作家の皆さんが感じた普段は絶対に見ることの出来ない見えない気持ちを「おばけ」という形で見ることができました。
皆様もこの夏休みにユニークな「おばけ」をご覧ください。
8月3日 受け継がれる伝統「青山神社例大祭」
津久井地区の伝統行事、「青山神社例大祭」に伺いました。
3日は御輿の渡御と山車の巡行が行われました。午後1時頃、御輿が宮出しされ、その威勢の良さと華やかさで気持ちが高揚しました。夜には川の流れをせき止めた串川に御輿が入る「御浜降り」が行われ、担ぎ手の勇壮な掛け声と水しぶきが上がり、来場していた多くの方がその迫力に圧倒されていました。
この祭りでは、子ども御輿をはじめ、多くの子どもたちが参加しているのがとても印象的でした。地域に根付く伝統が、これからも末永く受け継がれていくことを願っています。
8月1日 迫力満点の「さがみ湖湖上祭花火大会」
湖に関係して亡くなられた方々の慰霊と湖の安全を祈願する祭事として昭和23年に始まったさがみ湖湖上祭花火大会。第67回目を迎えたこの花火大会に行ってきました。私が県立相模湖公園に到着したころには、既に花火大会を待ちわびた方々で会場は大変な賑わいとなっていました。
ここ相模湖で開催される花火大会の特徴は、何と言ってもその臨場感と迫力です。山々に囲まれた相模湖湖上から打ち上げられる花火は約5,000発。花火は夜空一杯に広がり、その光が湖面に映え、音は身体にズシンと響き、他にはない迫力を楽しむことができます。特に、超大玉の尺五寸玉は、上空450メートルで直径400メートルにまで開き、「手を伸ばせば届きそう!」と感じるくらいの大輪となります。また、皆さんのさまざまな願い、想いを込めた記念の尺玉も打ち上げることができます。
今年も実行委員会の皆さんのご努力で素晴らしい音と光の競演となりました。
この花火大会は、例年8月1日に行われています。この日は国が定める「水の日」でもあり、水の貴重さや、重要性に対する国民の関心を高めるために制定されたそうです。水源地を抱える緑区ならではの花火大会であると、フィナーレのナイアガラの滝を眺めながら思いを巡らせていただきました。
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