平成27年11月の区長レポート
11月29日 孤立対策推進地区対応訓練を実施
城山地区で、大雨にともなう土砂災害により孤立状態が発生したことを想定した防災訓練を実施しました。
当日は、ひばり放送による避難勧告を合図に、葉山島の皆さんによる避難訓練が開始され、訓練会場の葉山島センターに集まっていただきました。
訓練会場では、衛星携帯電話の通話訓練や、AED・発電機・救助用工具などの取扱い訓練が行われました。
訓練開始時、私は現地対策班となる城山総合事務所におりましたが、皆さんの訓練の様子は、JAXAのご協力のもと超高速インターネット衛星「きずな」を使って、鮮明な画像でリアルタイムに確認することができました。
また、今年度新たに発足したオートバイ隊「銀河」からも、スマートフォンを通じて訓練会場の映像が伝送され詳しい状況を確認することができました。
その後、訓練会場に参りましたが、陸上自衛隊が用水路に架けた橋を渡る訓練や、地面に大きく表示したメッセージを県警のヘリコプターが上空から確認する訓練が行なわれ、予定されていた訓練は終了しました。
訓練にご参加、ご協力いただいた関係機関・団体の皆様には、熱心に訓練に取り組んでいただき、ありがとうございました。
災害時に孤立状態になった際には、地域の皆様の助け合い、関係機関とのスムーズな連携が必要になります。
今後も定期的に訓練を行い、地域の防災力を高めていきましょう。
11月28日 「緑区わくわくカーニバル」で区制施行5周年をお祝いしました!
雲ひとつない透き通る青空の下、県立相模湖公園で緑区誕生5周年を記念するイベントを開催いたしました。緑区は、橋本、大沢、城山、津久井、相模湖、藤野の6地区で構成されていますが、緑区が一体となって事業を実現することができましたことを、各地区関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
当日、会場内を広く見渡してみますと、紅葉の山々を映した湖を背景としたステージでは、ダンスを披露される出演者の皆さんや、相模湖の景色を遊覧船から堪能したり、足湯に浸かって談笑したりする来場者の皆さん、各地区のテントブースを楽しげに巡る親子の姿があり、主催者として大変嬉しく感じました。
ステージでは、ミウル音頭の初披露もしましたが、この音頭も区民の皆さんのお力によって完成しました。来年は、多くの場所でミウル音頭が踊られることを期待しています。
緑区誕生から今日まで、多くの皆様からのご理解とご支援に支えられてきました。今、お一人おひとりの顔を思い出しながら、これからの緑区に期待を膨らませるとともに、区民に愛され、市内外にも誇れる緑区にしていきたいと強く思っています。
緑区民の力を結集して、「地域の個性が輝き 活力あふれる交流のふるさと緑区」の実現に向けて邁進してまいります。
11月23日 「第6回国際橋本ウィンターフェスティバル」が開催されました。
11月23日(月曜日)の勤労感謝の日、「第6回国際橋本ウィンターフェスティバル」が橋本駅周辺の商店街で開催されました。
このイベントは、冬の到来を感じるこの時期に地元商店街が中心となって、来街者への感謝祭として実施しているもので、地域団体によるダンスパフォーマンスや和太鼓演奏などのステージイベントをはじめ、ケータリングカーでのラーメン、本格焙煎コーヒー、ピタサンド、クレープ等の出店がありました。
小雨降る中、プロの味に舌鼓を打ちながら、若者たちのダンスを楽しませていただきました。
また、津久井地域の間伐材を利用して、サンタクロースの絵を描き街中を装飾する「サンタ丸太」プロジェクトも行われ、子どもから大人まで楽しそうに参加していました。
作品はどれも大変かわいらしいもので、12月25日(金曜日)まで橋本駅周辺の街中に飾り付けられているそうです。皆さんも是非、作品を見に街に出かけてみてはいかがでしょう。
11月23日 美味しく、楽しく、元気な「秋の牧郷収穫祭」
藤野地区牧野の「2015秋の牧郷収穫祭」にお伺いしました。
このイベントは、旧牧郷小学校が閉校して12年がたちますが、当時小学生が行っていた秋の収穫祭を地元の「あすの牧郷をつくる会」が引き継いだものです。
会場の校庭と体育館には、既に市内外からたくさんの方々が訪れていていました。
体育館の舞台では、この日のために駆けつけた演歌歌手のステージや和太鼓の演奏が披露され、大変な賑わいとなりました。
また、模擬店では、地域で収穫された無農薬野菜をはじめ、牧郷産の小麦を使った手打ちうどん、手作りのこんにゃくなどが販売されていて、私も美味しくいただきました。
これからも、地域の方々の心温まるおもてなしでイベントをさらに盛り上げ、自然豊かな「牧郷」の魅力を市内外に発信してほしいと思いました。
11月22日 親子で自然を楽しむ「第2回道志川もみじ祭り」
津久井地区の青山親水公園で開催された「道志川もみじ祭り」は、都市の住民と地域の交流を目的に、川畔での清掃活動や、親子で楽しめる竹細工体験などを行うイベントです。紅葉した山々に挟まれた道志川の川畔は、初夏には鮎釣りも楽しめる、緑区の中でも屈指の自然豊かな観光スポットです。当日は中央区や南区から来られた方もおられ、改めてこの地域の魅力に気付かされました。
会場でふるまわれた、大鍋で鹿肉と野菜を煮込んだ「もみじ鍋」はとても美味しく、少し冷えた体を温めてくれました。
竹細工の体験会は、地元の方の指導を受けながら、のこぎりや小刀を使って竹笛を作ったり、竹鉄砲で射的を楽しんだりと、親子や地域の方との交流を深められるイベントです。子ども達が楽しそうに吹く竹笛の素朴な音が山に響き、どこか懐かしく思えるような光景でした。
この「道志川もみじ祭り」は、自然に恵まれた津久井の山川を大切に守り、地域や世代を繋げ、絆を育むことができる、とても素晴らしいお祭りでした。今後も、このお祭りが末永く続き、より多くの方にこの地域の魅力を知っていただければと思います。
11月22日 緑区の魅力を再発見する「つくい湖湖上祭2015」と「津久井湖城山イルミネーション」
津久井湖城山公園の水の苑池で行われた「つくい湖湖上祭」は、「気付き」をテーマにしたお祭りで、参加した方が地域の魅力に気付き、何か行動するきっかけとなることを目指したものです。緑区は豊かな水と自然に囲まれているだけでなく、津久井広域道路の開通やリニア中央新幹線の新駅設置など、将来的にも大きな可能性を持っています。会場は多くの飲食ブースをはじめ、ステージイベント、防災体験コーナー、スポーツ鬼ごっこ、など盛り沢山の内容で、地域との交流を通じて様々な魅力を再発見していただきたい、という実行委員会の皆様の思いが伝わってくるようでした。
この日は、花の苑地で開催された津久井湖城山イルミネーション点灯式にも出席させていただきました。園内のイルミネーションが点灯されると、昼間の賑やかな雰囲気から一転して、幻想的な光に包まれました。そして、「つくい湖湖上祭」のフィナーレを飾る「冬の大花火大会」が始まると、イルミネーションと冬の夜空を彩る花火の競演に、園内からは大きな拍手と歓声が上がっていました。
実行委員会にお聞きしたところ、今回、この公園内のメタセコイヤのイルミネーションは日本一の高さになったということです。これを機会に、区内のみならず、多くの方々に冬の風物詩として、さらに広まることを期待しています。
11月21日 地域に根付いた健康まつり
橋本駅南口にある相模原協同病院で健康まつりが開催されました。『医食農で「健康」を保つ~地域のちからをひとつに~』のテーマどおり、様々な催しが行われていました。
健康チェックコーナーでは血圧・血糖値測定や健康相談が行われ、特に血管年齢や肌年齢の測定には多くの人が参加しており、健康への関心の高さを感じました。また、普段は見ることがめったにない放射線治療センターも一般公開され、最新鋭の設備の説明を聞きながら、医療技術の進歩に思わず感嘆いたしました。正面玄関前は模擬店で賑わい、津久井産のみそ・大豆などの特産品をはじめ、近くにある相原高校の生徒が愛情を込めて飼育し、生産した「あいコッコ卵」や「あいはらポークカレー」も販売されていました。
地域の皆さんとの交流を深めながら、まさに医食農で健康の増進を図る楽しいイベントとなりました。
11月21日 多くの人で賑わった「八王子いちょう祭り」
緑区のお隣の八王子市で開催された八王子いちょう祭りに参加しました。当日は絶好の行楽日和となり、甲州街道を挟むように黄金色に色づいたいちょうの木々のもと、多くの来訪者で賑わっていました。
緑区は「相模原市緑区ひろば」として特設ブースを出展させていただき、ゆず製品などの特産品・食品の販売をはじめ、津久井の組み紐やミウルのまゆ玉人形の制作体験コーナーなどで区のPRをしてきました。他にも、全国各地のご当地グルメや特産物が一同に集まった会場もあり、とても楽しませていただきました。また、ミウルや他のゆるキャラ達と一緒にセレモニーパレードに参加させていただき、私も御陵参道を行進しながら、お祭りの運営にご尽力いただいた関係者の方々の熱意と訪れた人たちの楽しそうな雰囲気を感じることができました。
八王子いちょう祭りは、複数の会場で大小様々なイベントが催されていて小さなお子さんから地元の学生、地域の団体など、一万人以上のボランティアと参加者が一体となって開催しているとても大きなお祭りでした。今後も、八王子市との連携を深め、協働しながら地域を盛り上げていきたいと思います。
11月14日 安全・安心のまちづくりへ「第8回津久井地域防犯のつどい」
小雨の降る中、藤野芸術の家で行われた「第8回津久井地域防犯のつどい」に行ってきました。
全国各地で連日のように様々な事件が発生していますが、津久井警察署管内では高齢者を狙った「振り込め詐欺」や「自転車・オートバイ盗」が多く発生しているようです。特に「振り込め詐欺」ついては、津久井署管内での今年度の被害額が約4,000万円にも及んでいること、さらに会場にお越しの多くの方が息子を騙った「振り込め詐欺」の電話を受けたことがあるという事実に驚きを覚えました。
第1部では開会セレモニーの後、津久井警察署地域課職員で構成された「劇団ポリス」が防犯寸劇で振り込め詐欺の手口を紹介。役者顔負けの迫真の演技、言葉巧みに高齢者をだます話術に見入ってしまいましたが、皆さんもくれぐれも「振り込め詐欺」にはご注意ただきたいと思います。
第2部では地域の音楽隊、子どもたちのダンスサークル、舞踊、フラダンスが披露されました。城山高校の書道部、吹奏楽部、合唱部の書と音楽のコラボレーションによる、若さ漲る、他ではなかなか見ることのできないパフォーマンスに、大きな拍手を送らせていただきました。こうした防犯のつどいに子どもから大人まで、各世代の代表に参加していただけたことは、正に地域が一体となって防犯に対する意識の高揚を図る貴重な機会になったものと思います。
このイベントを契機として、自治会、防犯関係団体、警察、行政の連携を深め、「安全・安心のまちづくり」を更に進めていきたいと思います。
11月14日 吉野宿ふじや企画展「桂川と相模川-人々の生活と川-」
藤野地区の吉野宿ふじやで開催されている、昔の桂川と相模川が、人々の生活にどのように関わっていたかを探る企画展「桂川と相模川-人々の生活と川-」に行ってきました。
今回の企画は、「NPO法人ふじの里山くらぶ」と「市立博物館」の協働事業として開催されたものです。
展示物には、鮎取りに使われた道具や、江戸時代に献上鮎として江戸へ運ぶ際に使った上げ鮎籠など、貴重なものが展示されていました。
「てんのうど」という鮎取りの道具は、構造としてはネズミ取りのようなもので、相模川の城山より上流域のみで使用された珍しいものと伺いました。また、昔は投網を打つ時には、鮎の群れそのものに網を打つと川に引き込まれてしまうため、群れの3割が掛かる程度に網を打ったと聞き、相模川にはそんなに鮎がいたのかと驚かされました。
鮎の徳川将軍家への献上は、1690年頃には行われており、相模川や津久井5川(道志川、秋山川、沢井川、串川、早戸川)流域の21の村々が献上を命じられ、請け負っていましたが、その中には相原村も含まれていたそうです。また、献上鮎は大きさ(目の下6寸)、献上数(30匹程度)や上げ鮎籠の鮎の並べ方、鮎が傷まないようにその日のうちに江戸へ運ぶことなど、その他いろいろなことが事細かに決められていたそうで、当時の人々の苦労が思われます。
この企画展は、1月31日まで開催されています。皆さんも気軽に吉野宿ふじやへ足を運んでいただき、当時の人々の生活と川との密接な繋がりに触れてみてはいかがでしょうか。
11月13日 地域の皆さんが活躍「シニアクラブ演芸大会」
もみじホール城山で開催された、城山地区の敬老事業である「第12回シニアクラブ演芸大会」に伺い、ご来場の皆さんのご長寿をお祝いしました。地域で活動されているご長寿の方々のカラオケや体操など様々な演目が披露され、ステージで演じられた方も満席のホールで鑑賞する方も、生き生きとして楽しまれていました。私も素晴らしい演芸を拝見し、若者に負けないパワーに感心させられるとともに、今後も事業を続けていただきたいと感じました。
皆さんが元気で、また来年もご活躍されることをご祈念申し上げます。
11月13日 近代化が進められた「明治の時代の文書展」
昨年10月の開館から2年目に入った公文書館では、第4回企画展「明治の時代の文書展」が12月27日(日曜日)まで開催されています。
今回展示されている公文書の中で最も古いものは、牧野村が青根村と入会地の境界をめぐり争った件についての文書で、明治10年から綴られています。
明治時代初期は、地方制度が大きく変わった時代でもあり、戸長役場の文書や様々な許可書、皇室関係書類などの展示と併せて、地方制度の変遷も知ることができる興味深い企画となっています。
この日は、飯田館長さんから、現在の町役場の前身にあたる戸長役場に関することなどについて貴重なお話を伺うことができました。
公文書館には、この1年間で、約1,500人の方が来館されています。これからも多くの皆様にご利用いただき、相模原市の歴史に触れていただきたいと思います。
11月8日 地域が一体となった第9回相模湖ふるさとまつり
第9回相模湖ふるさとまつりにミウルとともにお招きいただきました。ステージでは26の団体が発表を行っており、合唱、舞踊、ダンス、お囃子など、どの演目もとても楽しく鑑賞させていただきました。また、会場では地域の皆さんの作品の展示も行われており、そのバラエティの豊かさと完成度の高さに驚きました。
相模湖ふるさとまつりはこれまで3地区3会場で行われていましたが、今年は相模湖交流センター1会場に集約して開催されました。これからも各地区の特色を生かしつつ、相模湖地区全体の交流を深める場として末永く続いていくことを願っております。
11月8日 雨にも負けず、第15回陣馬山トレイルレース
今年も陣馬山トレイルレースのスターターを務めさせていただきました。今年は22の都道府県から1197名のランナーが参加しました。当日はあいにくの雨模様でしたが、雨などものともせず力強く駆け抜けていくランナーの方々の姿がとても印象的でした。
季節はすっかり秋となり、緑区の山々は鮮やかに色付き始めています。美しい緑区の紅葉を参加者の皆様にお見せできなかったのは残念ですが、トレイルレースへの参加をきっかけに、皆様がまた緑区を訪れていただければと思います。
11月3日 秋晴れの街道を練り歩いた大名行列 甲州街道 小原宿本陣祭
今年で22回目となる「小原宿本陣祭」に伺いました。前日の冷たい雨が嘘のように、穏やかな日差しが眩しい、絶好のイベント日和となりました。
行列が出発する前には、鉄砲隊の迫力ある演技が披露され、青く澄んだ空に放たれた鉄砲の音に、暫し聞き入ってしまいました。私も家老役として武家衣装に身を包み、大名行列に参加しましたが、道中、遠く江戸時代に思いを馳せながら、歩かせていただきました。
また、小原の郷周辺の会場には、ステージでの催しや飲食ブースもあり、ピクニック感覚で一日のんびり過ごす家族、ウォーキングの途中に見物しているグループなど、まつりを楽しむ多くの笑顔が溢れていました。
小原宿本陣は、神奈川県内に現存する唯一の本陣であり、県の重要文化財にも指定されています。市内外の多くの皆さんに、秋の紅葉とともに、この貴重な郷土の資産に触れていただきたい、地域の皆さんには、この歴史的資源と文化を次世代に継承していただきたいと思います。
11月1日 地域のつながりを伝える文化祭
暖かい日差しが心地よく感じる秋晴れの中、津久井中央地区文化祭と内郷地区文化祭に行ってまいりました。
津久井中央地区文化祭の会場となった津久井生涯学習センター屋外運動場には、地域の人々や各団体による様々な模擬店が並び、特設ステージでは津久井中央小学校の児童によるトランペット演奏、地域の人々による舞踊や健康体操など日頃の活動の成果も披露され、皆さんの活力を感じることができました。
また、「道志川写真コンテスト」の表彰式にも出席させていただきました。四季折々の美しさを収めた写真には、道志川やふるさとへの思いがあふれていました。
次に、さがみ湖リフレッシュセンターで開かれていた内郷地区文化祭に伺いました。駐車場では、キッズダンスや吹奏楽などのパフォーマンスが文化祭を盛り上げる中、屋内では戦時中の手紙や写真などの展示、色とりどりの手芸品、地域の園児たちが書いた絵画などが並び、地域の若い力と歴史に触れることができました。
各地で開かれている文化祭は、地域の結びつきを実感できる絶好の機会でもあります。ぜひ、多くの人々に足を運んでいただきたいと思います。
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