令和3年4月~令和4年3月の区長レポート
3月30日 地元の高校生に「交通安全・特殊詐欺防止の普及啓発用ポスター」を作成いただきました!
多発する交通事故や高齢者などへの振り込め詐欺を防止するため、緑区安全・安心まちづくり推進協議会と神奈川県立津久井高等学校の生徒が協力し、普及啓発用のポスターを作成しました。
生徒の皆さんからは、「自分たちが作成したポスターが、地域の安全・安心に役立つことができれば嬉しい。」といった声が寄せられました。
ポスターは、3月下旬から緑区内の各高齢者施設やまちづくりセンターなどに掲示していますので、ぜひご覧ください。
ポスターの作成にご協力いただいた生徒の皆様、誠にありがとうございました。
3月26日 後世に引き継がれる「レガシー銘板の除幕式」
春にはまだ肌寒い薄曇りの中、東京2020オリンピック自転車ロードレース競技コース沿道にある串川地域センターでの「レガシー銘板除幕式」に出席しました。
当日は、串川地域振興協議会役員の方々、地域の子ども達にもご出席いただき、午前10時から串川地域センター多目的ホールで式典が行われました。
本村市長のあいさつの後、来賓を代表して串川地域振興協議会の小室誠会長から「このレガシー銘板を地域のシンボルとして大切にして行く」とのご祝辞をいただきました。
式典中は、昨年行われたレースの映像が舞台後方に映し出され、参加者を魅了していました。式典終了後、同センター前の歩道に移動し、子どの達の中からも2名参加し、華やかに除幕式を行いました。
この銘板は、設置場所ごとに内容が異なり、ここ串川地域センターを含め市内のコース沿道8カ所に設置されていますので、ぜひご覧ください。今後は、緑区としてサイクルツーリズムの推進に向け、市内外への情報発信に力を入れて行きたいと考えています。
3月19日 地域の賑わいを創出する「しろやま得の市」
うららかな春の陽気に誘われ、城山商工会商業振興委員会(佐藤真佐昭委員長)が主催する「第14回しろやま得の市」にお伺いしました。
このイベントは、商業振興と賑わいを創造することを目的としたイベントとなっており、当日は、歩行者天国となった通称役場前通りを会場に城山地区や近隣地域の商業者等の店舗が軒を連ね、お惣菜や農産加工品、野菜の他、手づくりの小物、バッグなど様々な商品が展示、販売されていました。また、トラックの荷台を活用したステージでは、城山地区に脈々と受け継がれてきたお囃子の演奏や、かわいい子どもたちのバレエ等も披露され、多くの出展者、参加者で賑わっていました。
今回の得の市開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症拡大の防止の観点から、役場前通りに接する各通りには検温器、アルコール消毒剤などが用意され、会場に入る前には検温を徹底するなどの感染対策が万全に行われていました。
ここ2年間は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、地域の各種イベントの開催が見送られ、地域住民の交流の場が少なくなり、また、商工観光の振興などへも少なからず影響があったものと感じています。こうしたイベントを通じて地域に賑わいが戻り、城山地区を代表するお囃子といった伝統文化の継承、発展にもつながることを大いに期待しているところです。これからもこうしたイベントを応援していきたいと思います。
3月16日 自動運転バス試乗に伺いました。
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの施設内で行っている自動運転バスの試乗にお伺いしました。
1周約30分のルートで、GPSやセンサーを活用して障害物を避けながら最大傾斜15%を上りつつ、最大時速12キロで走行します。窓が大きいため速度の割に速く走行する印象でした。
車内にあるタブレット端末に地図情報などが盛り込まれており、目的地を事前登録しておくことで、行先のボタンを押せばそこまで移動することが可能です。時折手動による運転を挟みつつ、基本的には自動運転で安全に走行し、横断歩道手前で止まって安全確認を行うなど実用化の一歩手前まで近づいている実感があります。他の地域でも少しずつ運行が始まっており、今後高齢化社会が進む中、気軽に利用できる日常生活の足として、これからの可能性を感じました。
3月12日(土曜日)「ウクライナ人道危機救援金」募金活動を行いました。
一日も早くウクライナに平和な日常が戻るよう願い、本村市長、渡邉市民局長とともに街頭に立ちました。
日曜日ということもあり、にぎわう橋本ペデストリアンデッキを通る方々から、あたたかいお声とをたくさんの善意を頂きました。
ウクライナでは戦火が上がり、多くの犠牲者が出ているという悲しい報道もあります。
戦争が終わり、世界中の人たちがこの青空を笑顔で見上げられるよう祈ってやみません。
皆様から頂いた募金の135,593円は、日本赤十字社を通じてお届けする予定です。
一人ひとりの力が集結すれば、世界をも動かす大きなエネルギーとなります。
皆様のご協力ありがとうございました。
3月8日 第32代日本ミニマム級チャンピオンが緑区に誕生!プロボクサー 石澤 開(いしざわかい) 選手(地元ジム所属)が市長報告
日本ミニマム級王座決定戦で見事勝利し、第32代日本ミニマム級王者となった石澤 開 選手が王座獲得の喜びを市長報告してくださいました。
王座決定戦は1月11日(火曜日)後楽園ホールで実施され、25歳の若さにして日本の頂点に!市長面会時にお持ちいただいたチャンピオンベルトは、初めて触れるものでしたが、写真のとおり大変な輝きと重みがありました。
石澤選手のご活躍は、市民の誇りであるとともに「あきらめない強い気持ち」は子供たちにとって夢を与えてくださったはずです。
来る4月22日(金曜日)には、WBO世界ミニマム級王座に挑戦されるとのことです。ぜひとも勝利され、中谷潤人(なかたにじゅんと)選手に続く、地元ジム2人目となる世界チャンピオンの誕生をお祈り申し上げます。
なお、緑区合同庁舎の1階エントランスロビーに石澤選手のサイン色紙を展示しておりますので、是非ご覧ください。
3月5日 春の訪れを告げる「本沢梅園の一般開放」
春の訪れを感じさせるやわらかな春の日差しの中、城山地区の「本沢梅園一般開放」にお伺いしました。
本沢梅園は、3へクタールの園内に約1,000本の梅の木が栽培されています。この梅園は、川尻財産区の皆さんが管理され、毎年この時期には梅の花の鑑賞、6月には梅のもぎ採りが行われ、市内外から多くの方が来園され相模原市内でも有数の観光スポットとなっています。この日も、近隣の市町の方をはじめ、横浜や藤沢、世田谷など遠くからも梅の花を楽しみにお越しいただいていました。
今年は寒さが厳しく例年より開花が遅れ、白梅は3分咲きで本格的な見ごろはこれからといったところでしたが、園内に入ると満開の紅梅が馥郁とした香りと共に迎えてくれました。園内を進んでいくと、小さなお子さまからご高齢の方まで多くの方で賑わっており、梅の花を写真に収める方やシートを広げ家族でおやつを食べている姿も見受けられ、穏やかな春の一日を楽しんでいる様子がうかがえました。
ここ本沢梅園は、城山湖と隣接し、豊かな自然に囲まれた地域ですが、相模原インターチェンジからもほど近く、遠方からも気軽にお越し頂ける立地にあり、改めてこの地域の魅力、ポテンシャルを感じた一日となりました。
6月には、梅のもぎ採りが予定されています。皆さんもぜひお出かけください。またこの場所で皆さんの笑顔に出会えることを楽しみにしています。
3月3日 「はばたく商店街30選」受賞報告 ~橋本商店街協同組合~
「はばたく商店街30選」は、経済産業省中小企業庁により、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝らした取組により、地域の暮らしを支える生活基盤として商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街が選定されているもので、経済産業大臣から表彰されるものです。
この度、橋本商店街協同組合が、相模原市内で初めて当該表彰を令和3年12月22日に受賞したことを受け、古橋裕一理事長、村上副理事長、羽田野副理事長、上田事務局長に市役所へお越しいただき、市長へ受賞報告をしていただきました。
橋本商店街協同組合は、『橋本アプリ』による情報発信及び活用による非接触事業等の取組が評価されており、今年度は第10回かながわ商店街大賞で優秀賞も受賞するなど、目覚ましい活躍で地域の発展に貢献いただいております。
橋本商店街協同組合の皆様には、今後とも相模原市を代表する商店街としてご活躍いただき、地域活性化のために一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
1月28日 新春昆虫文化のつどい
アリオ橋本で開催されている『新春昆虫文化のつどい』にお伺いしました。
「昆虫文化を子供たちに伝える会」(代表三宅潔(みやけきよしさん))の主催で、この会場で開催されるのは初めてとのこと、子どもの教育、地元の観光振興、里山復活という3つの目標で展示がまとめられております。
幼虫や昆虫標本の実物展示、相模湖リゾートでのリアル昆虫採集の展示のほか、城山湖の龍籠山(たつごやま)展望台からの写真など、城山地区の観光情報、大きな課題となっているナラ枯れ特集など様々な展示があり、多くの市民の方が熱心に見学されていました。
また、チェーンソー彫刻家の伊藤峯雄(いとうみねお)さんのライオンと犬(ラブラドールレトリーバー)の大きな像が展示され、来場者の注目を集めていました。
三宅さんたちの取組は、カブトムシの採集や飼育を通じて、子供たちに自然環境や生命の大切さを実感していただくという大変貴重なものだと思います。
3月20日には、城山かたくりの里広場で「春の昆虫文化フェスティバル」が開かれるとのことです。多くの子供たちの交流の場となることを期待します。
1月10日 新成人の皆さん、ご成人おめでとうございます。
成人の日に「はたちのつどい(成人式)」が市内3カ所で開催され、私は緑区会場である杜のホールはしもとに出席しました。昨年に引き続き、開催時間の縮小や、参加者を分散するための式典回数の増加など、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて行われました。
今年の相模原市の新成人は7,159人で、そのうち緑区は1,755人が成人の仲間入りをしました。会場におられた新成人の皆さんは、華やかな振袖や凛々しい羽織袴などで、晴れやかな表情をしていらっしゃいました。
「はたちのつどい」の開催に当たっては、緑区においては新成人の6名が実行委員となり、式典の準備から当日の運営まで携わっていただきました。当時の恩師からのビデオメッセージを集め編集し当日上映したり、また、当日会場で緑区内全校の校歌をBGMとして流すなど、学業などの合間を縫いながら準備を重ね、工夫を凝らして運営にあたっていただきました。実行委員の皆さん、「はたちのつどい」にご尽力いただきありがとうございました。
新成人の皆さん、ご成人、おめでとうございます。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、新成人の皆さんの日常生活においても多くの影響を受けていると思います。また、社会においても大きな変化が生じています。そのような中にあっても、新成人の皆さん自身の力を信じ、社会の中で大いに活躍されることを願っています。
1月1日 新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
区民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の拡大により、日常の暮らしや経済に大きな影響を受けた一年でありました。
こうした中、一定の制約があったものの、東京オリンピック自転車ロードレース競技や、国際的な自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」が緑区を舞台に開催されました。
こうした大会を通じて生み出された様々なレガシーを発展させ、緑区の魅力を高めていきたいと考えております。
新年を迎え、緑区では、都心に近接し、豊かな自然環境を有する区の特性を生かす取組として、現在、テレワークの実証運営を行っている「森のイノベーションラボFUJINO」の本格運営を開始する予定です。
また、昨年、市役所の若手職員たちが、区民の皆様との意見交換などを重ねながら、豊かな暮らし方・働き方の実現に向けて様々な検討を行いました。
こうした成果も生かしながら、区の魅力や観光資源など、更なる情報発信に努め、緑区に多くの人を呼び込めるような取組を進めてまいります。
災害対策では、甚大な被害をもたらした令和元年東日本台風からの復旧・復興、防災力の強化などにも継続して取り組み、誰もが安全で安心して暮らすことができ、住んで良かったと思えるまちづくりを、着実に進めてまいります。
本年も、区民の皆様と一体となって、緑区の更なる活性化や魅力の向上に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
区民の皆様にとりまして、希望に満ちた一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
緑区長 石原 朗
12月26日 歳末火災特別警戒
12月26日に、歳末火災特別警戒「市長巡視」が消防指令センターにて行なわれました。その後、相模湖総合事務所に移動し、津久井地域の消防団各方面隊の皆様にご挨拶をさせていただきました。
火災が多くなるこの時期、市民の皆さんも不安に思われていると思います。私からも、市民の皆さんが安心して新年を迎えられますよう警戒の強化をお願いいたしました。
消防団の皆様には、市民の生命と財産を守るために昼夜問わず活動されておりますことに改めて感謝申し上げます。これから一層寒さも厳しくなりますが、健康に留意しつつ、地域の安全・安心の確保のためにご尽力いただきますようお願いいたします。
12月22日 『昆虫文化のつどいポスター展示会(子ども編)』(地域活性化事業「城山カブトムシの里プロジェクト」)が開催されました
12月13日~22日、緑区合同庁舎で開催された「昆虫文化のつどいポスター展示会」において、「昆虫文化を子供たちに伝える会」の三宅代表にお会いし、子供たちの作品紹介をしていただきました。
今回の展示会は、小学生が夏休みに昆虫と触れ合い、自由研究としてまとめた作品で、市内でも広がりつつある「なら枯れ」の調査や、昆虫採集の仕方をまとめた作品など、力作が色鮮やかに展示されていました。
カブトムシの採集や飼育、生息の状況調査、幼虫の提供やカブトムシ教室の開催などの活動状況についてお話を伺っていると、子供の頃を思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。
昆虫博士になりたかったという三宅代表、これからも団体の皆様とともに活動を継続され、貴重な経験の機会と夢を子供たちに与えて頂きたいと思います。
令和4年1月21日~31日まで、アリオ橋本で昆虫教室を開催される予定とのことです。
12月20日 広田小学校の安全・安心パトロール
「相模原市安全・安心まちづくり推進協議会」が主体となり、警察署や交通安全協会・安全運転管理者会などと連携し、毎月20日の「市民交通安全の日」に、市内の小学生の登校時間帯に合わせて、児童が安全で安心して通学できるよう「安全・安心パトロール」を実施しています。
本日は、城山地区にある広田小学校の通学路を巡回しながら交通安全の呼びかけや、校門の前で校長、副校長、津久井警察署長、署員の皆さんと共に児童への声掛けを行ってきました。
また、地域の登下校の見守りボランティアの皆さんには、「市民交通安全の日」に限ることなく、年間を通して横断歩道や交差点等の危険な箇所に立って児童の安全を見守っていただいており、深く感謝申し上げます。
この日は、寒さの厳しい朝でしたが、児童の皆さんから大きな声で「おはようございます!」とあいさつがあると、丸まった背もピンと伸び、厳しい寒さもどこかへ飛んで行ってしまうような元気をもらうことができました。
これからも区内の小学校の安全・安心パトロールに参加し交通安全運動の啓発に努めてまいりますが、ドライバーの皆さんも引き続き安全運転をお願いします。
12月19日 第8回相模湖音楽隊ブリーズハーモニー定期演奏会
県立相模湖交流センターで行われた相模湖音楽隊ブリーズハーモニーの第8回定期演奏会に伺いました。今年は前身の相模湖青少年音楽隊から数えて50年の節目の年で、記念の演奏会でもありました。
ブリーズハーモニーは、地域のイベントなどでの演奏会を中心に活動を行って頂いておりますが、コロナ禍において、思うような練習ができないなかイベントも次々に中止となり、隊員のモチベーションを保つのが大変であったとお話をされていました。
今回は、近隣の上野原吹奏楽団や調布さくらウインドオーケストラなどの皆さんとのコラボでの演奏会で、アットホームな雰囲気のなか、いろいろな楽器の音がひとつになり洗練された美しい音楽を奏でていました。近隣で同様な活動をしている団体との共演は、他の分野においても見習うべき先進的な事例であると感じました。
12月4日 地元の野菜や手作り農産加工品が楽しめる冬の「ビオ屋台村」
冬の寒気が身に染みる気候の中、藤野地区の旧牧郷小学校で開催されたビオ屋台村にお伺いしました。
ビオ屋台村は、これまでビオ市/野菜市として、毎月第1・第3火曜日に開催されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、現在は、感染症対策を講じながら移動型マルシェに形を変えて様々な場所で開催されています。
この牧郷地域は、春の牧郷さくらまつり、秋の牧郷収穫祭が開催されており、子どもからお年寄りまで地域の交流の場を深める取り組みが行われています。こうした地域の中で行われたビオ屋台村では、出店者側とともに地元の牧郷ラボと牧郷豆の会も会場を盛り上げられていました。
地元の方や家族連れの来場者が増えるにつれ、賑わいをみせ、子どもの笑い声が響き、活気があふれていくと会場全体が温かくなるように感じました。
人と人とのつながりを大切にした活動が盛んな藤野地区にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
11月21日 第42回八王子いちょう祭り
八王子市で開催された「八王子いちょう祭り」に伺いました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からWebでの開催でしたが、今年度は感染防止対策を講じたうえで、規模を縮小しての開催となりました。緊急事態宣言が明けて、久しぶりの大きな祭りということもあり、20日と21日の2日間で45万人を超える来場者となり、会場は大変賑わっておりました。
緑区は「相模原市緑区ひろば」として、地場野菜や特産物、飲食物の販売や、津久井伝統の組みひも制作体験、津久井城のPR、相模原市観光協会による大凧の展示等を実施しました。食品関係では売切れになる等、各ブースとも盛況で、緑区の魅力を発信するよい機会となりました。
甲州街道を通じて隣接している相模原市と八王子市、今後も交流を深め、様々な場面で連携を図り、ともに更なる発展を目指していきたいと思います。
11月10日 秋色の小倉地区を歩いてきました。
昨日の荒天から一夜明け、澄み切った秋晴れの中、大島・向原・小倉・葉山島地域観光振興協議会が開催する「秋の相模川ガイドツアー」に参加してきました。
相模川自然の村公園を午前9時過ぎに出発して旧小倉橋を渡り、リニア中央新幹線変電所予定地や、小倉地域の名所など約8キロメートルのコースを歩いて巡りました。途中、史跡などで地元ガイドの方の説明を受け、地域における歴史に思いをはせることもできました。
10年ほど前から続いているというこのガイドツアー。昨年は、新型コロナ感染症の影響で中止となったそうですが、今年は協議会メンバーの「是非やろう!」という思いで開催されたとのことです。参加された方々と気軽に話しながら歩くこと約3時間。歩いて回ることで、普段目にする景色も一味違うものに見えたりします。このガイドツアーがこれからも続いていくことを願いながらゴールの古民家園を後にしました。
11月2日 令和3年度橋本地区敬老事業贈呈式
橋本地区敬老事業の一環として、高齢者の方々が主体となって行われている日頃の活動に対し、感謝状の贈呈が行われました。
橋本地区感謝状贈呈事業選考委員会の選考により、3名の方が受賞されました。
まず、宮上西ときわ会の小山(こやま)東洋子(ときこ)様(前列左)は活動年数17年6カ月、西橋本みどりクラブの栗原(くりはら)昭代(あきよ)様(前列右)は31年5カ月、そして宮上高砂ときわ会の白井(しらい)ヨシ様(残念ながらご欠席でした。)は20年8カ月、皆様長きにわたり清掃活動や花壇等の整備、美化活動にご尽力いただきました。
皆様のご活動のおかげで橋本地区が活気あふれ、彩ある地域として多くの方々に愛されていることと思います。本当にありがとうございます。
これからも、豊かな知識とご経験をお持ちの諸先輩の皆様には、橋本地区のけん引役としてお元気にご活躍いただきたいと願っております。
10月29日 可憐な花のじゅうたん「カワラノギクのお花見会」
透きとおるような秋晴れの中、湘南小学校の「カワラノギクのお花見会」に行ってきました。
カワラノギクは、全国でも多摩川、鬼怒川、そして相模川の3カ所にしか生息しない絶滅危惧種に指定されている貴重な植物で、湘南小学校では、3年・4年生の児童の皆さんが「カワラノギクを守る会」や地域、保護者の皆さんとともに、育てています。
カワラノギクの群生地は、湘南小学校の校庭から相模川の川岸を少し下ったところにあり、児童の皆さんが案内してくれた河原は、一面が薄紫色と白色の可憐なカワラノギクに覆われ、さながら花のじゅうたんに足を踏み入れたような錯覚と感動を覚えました。
伺ったお話では、ここのカワラノギクは令和元年東日本台風による川の増水でほとんどが流され、壊滅状態であったとのこと。その後、児童の皆さんをはじめ、守る会などの皆さんのご努力により徐々に植生が回復し、今年は10年ぶりともいえる開花状況に至ったとのことで、皆さんのカワラノギクを大切にする気持ちが通じたのだろうと思いました。
当日は、カワラノギクの研究の大家で、日頃から生育にご指導いただいている明治大学の倉本教授も参加され、カワラノギクの受粉にはチョウが活躍していると思われがちだが、実はハチによって受粉が行われているという、専門家ならではの興味深いお話を伺うことができました。
また、今年度、神奈川県により現在の群生地のそばに新しい圃場が整備されるとの話も伺い、来年度以降の開花が待ち遠しく思いました。
これからもカワラノギクが地域の貴重な宝物として、地域の皆さんの手によって見守られ、より多くの花を咲かせ、人々の心に自然を愛する心と安らぎをもたらしてくれることを願っております。
10月18日 五穀豊穣・家内安全を祈念して~葉山島開拓田の稲穂使用縁起物~
大島・向原・小倉・葉山島地域観光振興協議会吉村会長、大島観光協会大貫会長が
地区の水田の稲穂で作成された縁起物をお持ちになり、来庁されました。
緑区の相模川流域の地域の皆様が丹精込め育てた稲穂で作られたもので、五穀豊穣・家内安全を祈念するものです。
令和元年東日本台風による被害、新型コロナウイルス感染症など、生活への様々な影響が多い状況にありますが、皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。
また、同協議会では、11月10日(水曜日)に「秋の相模川ガイドツアー」を開催されるとのことです。18歳以上の方を対象に感染予防対策を講じての実施と伺っておりますが、参加に関心のある方は、大島・向原・小倉・葉山島地域観光振興協議会事務局(大島観光協会内)電話042-760-6066 にお問い合わせください。
-
秋の相模川ガイドツアー(PDF 1.0MB)
掲載しているPDFファイルは、文字情報が埋め込まれていないため、音声読み上げソフト読み上げることができません。詳しくはお問い合わせください。
10月16日 「相模原の子守唄」で心穏やかなひとときを
杜のホールはしもとで開かれた「親子で楽しむコンサート2021 はしもとのうた」に伺いました。
開催に先立ち、本村市長から、お祝いの言葉が贈られました。
コンサートは、緑区在住の田畑直美(なおなお)さんのピアノの伴奏で、元NHK歌のお姉さん稲村なおこさんが「相模原の子守唄」や「ちいさい秋みつけた」などをやさしく歌われました。
会場には、お子さんと一緒に参加された方も多くみられ、稲村さんの問いかけに、元気に答える姿に、大人の方の微笑みが絶えませんでした。
「相模原の子守唄」は、なおなおさんが大好きな相模原をイメージして作られたそうです。この唄が多くの人の心に届けばと感じています。
10月14日 台風に負けない花の里「小松コスモス園」
季節の移ろいを感じながら、城山地区小松で行われている「小松コスモス花摘み」にお伺いしました。約7,000平方メートルの遊休農地に咲く約50万本の可憐なコスモスたちが、前日までの雨に洗われ、ピンクや紫、白など様々な色合いを一層際立たせ、迎えてくれました。
惜しむらくは、10月1日の台風第16号の強風により、実行委員会の皆さんが手塩にかけて育ててきたコスモスがなぎ倒されてしまったこと。しかし、実行委員会の皆さんが傾いた花々を懸命に起こし、何とか持ち直して多くの来園者の皆さんに花摘みを楽しんでいただけるようになったとのことでした。
この日は平日にもかかわらず、横浜や湘南ナンバーの車も見られ、開園から多くの方で賑わっていました。
コスモス園では、コスモスのほか百日草の摘み取りやアケビの摘み取り体験、地場野菜の直売も行われており、貴重な体験と楽しいひと時を過ごすことができました。
実行委員会の皆さんが、それぞれの役割の中で楽しみながら取り組まれている姿と、パン用・そば用の小麦粉作りなど、新しいことにも積極的に取り組まれているという話をされている時の委員長の好奇心に溢れた瞳の輝きが印象的でした。
来園者の皆さんが実行委員会の皆さんとの会話に様々な花を咲かせている様子を眺め、このコスモス園には人と人との交流の花も咲き誇るのだと感じました。
城山の秋の風物詩として親しまれているこの小松コスモス園に、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
10月7日 魅力あふれる写真がいっぱい!「フォト奥相模写真展」
もみじホール開催されている写真愛好家グループ「フォト奥相模」主催の写真展に行ってきました。この写真展は毎年テーマを変えて開催されているもので、今年のテーマは「私の好きな相模原」。城山地区の龍籠山からの眺望、津久井地域内からの富士山の遠望、道志川の清流、2020東京オリンピックの競技風景など、愛好家の皆さんが思い思いに相模原を切り取った魅力あふれる素晴らしい作品が数多く展示されていました。
国道20号の大垂水峠から見た富士山の写真は、相模湖プレシャーフォレストを眼下に「こんな風に見えるんだ。」と驚くと同時に、早速現地へ行ってみたくなる気持ちに駆られました。
愛好家の皆さんがカメラに収められた写真を通じて、緑区内には魅力ある地域がたくさんあるのだと再認識いたしました。こうした魅力をフォト奥相模の皆さんに負けずに市内はもとより、市外へも積極的に発信し、緑区の魅力づくり、活性化に繋げていきたいと思います。
10月は3R推進月間
- Reduce(排出抑制)
- Reuse(再使用)
- Rescycle(再生利用)
オリンピック・パラリンピック大会が終わってひと月あまり経ち、今朝は、秋晴れのもと、区役所職員と一緒に、橋本公園、緑区合同庁舎周辺、橋本駅までの地下道を中心にごみ拾いを行いました。
地下道の利用者は、学生や通勤の方がほとんどでしたが、あいさつしてくださる方もいらっしゃり、とても嬉しく思いました。
いつも、近隣の老人会の皆さんや国土交通省の皆さんが、橋本周辺や地下道を定期的に清掃してくださっており、本当にありがとうございます。
皆さんの活動が、ポイ捨てのない美しいまちづくりにつながっていくよう、区長としてもサポートしていきます。
私たち職員も地域の一員として、清掃活動を続けていきたいと思います。
9月6日 相模原市鳥獣被害防止計画の改定を踏まえた要望をいただきました。
平成30年度に策定した「相模原市鳥獣被害防止計画」の計画期間も、本年度が最終年度となり、現在、改定作業を行っております。
本日、被害対策の実施主体である相模原市有害鳥獣対策協議会と相模原市緑区鳥獣等被害対策協議会の会長、副会長が、これまでの取組と成果を踏まえ、次期計画に盛り込むべき6項目について、要望に来庁されました。
市といたしましては、ご要望いただいた項目を真摯に受け止め、次期計画に反映させるよう検討いたします。
要望事項
- 津久井地域においては、野生鳥獣被害が地域の過疎化につながる大きな要因の一つとなっていることから、更なる野生鳥獣の捕獲を推進すること。
- 都市部地域においても、アライグマやハクビシン等の小型鳥獣による被害が増加傾向にあることから、早急に、被害対策を行うこと。
- 市民や関係機関、行政等が一体となって取り組む「地域ぐるみの被害対策」を推進させること。
- 本市の特徴を活かした、捕獲個体の有効活用方法を検討すること。
- 野生鳥獣との共存、棲み分けができる環境を整えるため、森林の整備を促進させること。
- 被害対策を推進させるための予算の確保に努めること。
8月20日 若手職員による野生鳥獣被害対策現地視察
津久井地域においては、ニホンザル、イノシシ及びニホンジカなど野生鳥獣による農作物被害や生活被害が深刻な課題となっています。こうした状況への対策を講じるため、野生鳥獣対策も検討している中山間地域対策若手職員ワーキング(通称:もりワーク)の職員や猟友会、相模原商工会議所の方とともに、くくりワナを始めとする捕獲設備を見てきました。
各鳥獣の生態をしっかり見極めつつ適切に捕獲することの難しさや、野生鳥獣保護とのバランスをいかに保つか改めて考えさせられました。
また、ヤマビルの生態も観察してきましたが、登山道をわずか100メートル進んだだけで10匹近くのヤマビルに取りつかれました。中には長さ4センチほどのヤマビルもスルスルと長靴を這い上がってきて、1分間で1メートル進むヤマビルの生態の凄みも感じました。
観光への影響もあり、天敵がいないとされるヤマビル対策をどうするのか、併せてしっかり考えなければと感じています。
7月29日 暑さに負けぬ「夢くらぶ広場のひまわり」
連日の猛暑が続く中、城山地区の中沢にある「夢くらぶ広場のひまわり畑」で約5千本のひまわりを鑑賞してきました。
このひまわり畑は、「なかざわ夢くらぶ」の皆さんが植栽、管理されています。この日はちょうど見ごろを迎えており、2メートルを超える背丈のひまわりに圧倒されながらも、青空と白い雲、そして黄色い花のコントラストや、「ひまわり畑」越しに見える津久井湖、城山の美しい風を楽しませていただきました。また、夏の暑さに負けず太陽に向かって咲く大輪の花を見ていると、元気のおすそ分けをいただいたような気持ちになりました。
夢くらぶの皆さんから、「ひまわり畑」を始めるにあたっては、座間のひまわり畑を視察したことや、春には菜の花を楽しんでいただいていること、これからいろいろな花を育ててみようと思っていることなど、地域を元気にするための様々な取組をお伺いしました。こうした皆さんの思いや取組が広がっていくことで、中沢はもとより城山地区、緑区の魅力の創造やまちづくりに繋がっていくのだと再認識しながら会場を後にしました。
7月2日 「みどり祝い鶴の会」~2020年東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ選手に「おもてなし」の心をお届けしました~
7月2日(金曜日)、2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプを市内で行うカナダとブラジルの選手団に「おもてなし」の心を伝えたいとのご厚意により、「みどり祝い鶴の会」の米田寿恵子さん、櫻井かおるさん、今井利江さんが「祝い鶴」を100羽区長室にお届けくださいました。
「みどり祝い鶴の会」は、発起人の米田さんが、平和の祭典にふさわしく、平和の象徴として親しまれている「折り鶴」を贈ろうと、櫻井さん、今井さんにお声をかけて3人を共同代表として会を立ち上げられ、約20名の会員で2019年11月に城山地域でスタートしたとのことでした。
丁寧に仕上げられた折り鶴と屏風、それを乗せる盆、祝い鶴の説明や飾り方、メッセージなどを書いた便りを1セットにして、リボンで飾りつけをしたボックスに収めていただきました。
お預かりした折り鶴は、会の皆様に代わり、夕方緑区でキャンプを行っているカナダボートチームに応援の気持ちを込めてお届けしました。(ブラジルの選手にはオリンピック・パラリンピック推進課より届けていただきました。)
選手団の皆さんは、コロナ禍での行動に様々な制限をされてのキャンプと聞いています。
直接手渡しすることはできませんでしたが、「みどり祝い鶴の会」の皆様、選手の方々が日本の文化に触れていただく機会をつくってくださり、本当にありがとうございました。
6月11日 待ちに待った川尻財産区本沢梅園の「梅のもぎ採り」
城山地区にある本沢梅園恒例の「梅のもぎ採り」に行ってきました。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり、市民の皆さんに梅のもぎ取りを楽しんでいただくことができませんでしたが、今年は感染症対策を十分に行ったうえでの開場となりました。
今年は開場日の初日が平日であったため、お客さんの出足を心配しましたが、そんな不安もよそに梅のもぎ採りを楽しみにしていた多くの方が開場前から列を作り、開場を今か今かと心待ちにしていた様子でした。
早速、私も園内に入らせていただきましたが、今年も大きな青々とした実がたくさんなっていました。この梅は、川尻財産区の皆さん、造林組合の皆さんが丹精をこめて育てているものです。来園される方の中には毎年この梅のもぎ取りを楽しみされている方がたくさんいらっしゃることが実感でき、皆さんの笑顔、満足感が梅園を管理する川尻財産区の皆さん、造林組合の皆さんの活力に繋がっているのだと思いました。
ここ本沢梅園を含む城山湖周辺は、圏央道相模原インターチェンジからほど近く、城山湖散策路や高尾山へのハイキングコース、小松・穴川の里山風景、素晴らしい眺望など、梅もぎ以外にも様々な楽しみ方があります。こうした魅力は市の観光振興策を進める上でも大変魅力的なところであると確信しており、財産区の皆さんとこの魅力を市内外に発信し、地域の活性化に取り組んでいきたいと思います。
5月29日 2021ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ
青空が広がり、初夏の陽気の中、2021ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージが行われました。
橋本公園西側の市街地からスタートし、鳥居原ふれあいの館周辺の周回コースを7周回する、アップダウンの厳しいコースで激しいバトルが繰り広げられました。
相模原ステージは今年初めての開催でありましたが、新型コロナウイルス感染症に係るまん延防止等重点措置の延長を踏まえ、会場や沿道での観戦自粛をお願いする中で行われました。来年は多くの区民の皆様とも応援できることを願っております。
4月1日 新緑区長あいさつ
緑区の皆さま、はじめまして。区長に就任しました石原朗(いしはらあきら)です。
緑区では、都市と自然がつながり合うまち「実る緑区」を目指しております。中でも、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、暮らし方、働き方の変化を好機と捉え、更なる移住・定住の推進や関係人口の創出に取り組んでいるところです。
緑区の魅力をさらに高め、情報発信するとともに、災害からの復興をはじめ、区民の皆さまと協働によるまちづくりを推進し、活力あふれる緑区を目指して取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
緑区長 石原 朗
PDFファイルをご覧いただくには、「Acrobat Reader(R)」が必要です。お持ちでない人はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
緑区役所区政策課
住所:〒252-5177 緑区西橋本5-3-21 緑区合同庁舎5階
電話:042-775-8802(総務・政策班)
電話:042-775-8852(鳥獣対策班)
ファクス:042-700-7002
緑区役所区政策課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム