平成28年2月の区長レポート
2月28日 未来へ繋ぐ橋本鼓笛隊
橋本小学校を拠点に活動を行っている橋本鼓笛隊による演奏会「第49回 橋鼓のつどい」に、ミウルとともに伺いました。演奏会は2部構成で行われ、第1部では行進曲や老人ホーム慰問曲の民謡の演奏が披露され、第2部ではポップスや、来場者のみなさんも楽器を持ち、一緒に楽しめる参加型の演奏が行われました。それぞれの演奏では隊員一人ひとりから、緊張感や、この演奏会に向けて練習を重ねてきた努力の成果を感じることができました。また、OBの人が指導部となり、次世代を育てていく姿がとても頼もしく思えました。これから橋本エリアは、リニア中央新幹線の新駅の設置が予定されるなど環境が大きく変わることが予想されます。そのような環境下においても、橋本鼓笛隊の活動が地域の一体感を育み、自分たちのまちを誇りに思う気持ちとなり、未来の橋本のまちづくりに繋がっていくことを期待しております。
2月28日 青空の下を疾走「宮ヶ瀬湖マラソン大会」
晴天に恵まれ、陽光に湖面が映えるこの日、「宮ヶ瀬湖マラソン大会」が開催されました。
この大会は、昭和51年から実施され、当初は尾崎咢堂記念館周辺で実施されていましたが、林道が整備されたのを機に、平成17年に「宮ヶ瀬湖マラソン大会」として名称を変え、以後、宮ヶ瀬湖周辺で実施されるようになったと伺いました。
会場内には、鳥屋健康づくり推進委員会の皆さんのご厚意で、給水所が設けられ、温かいお茶が振舞われていました。こうしたイベントが長年継続してきた背景には開催地域の皆さんのご協力があることを改めて実感いたしました。
今年で41回目となる今大会には約190名の人が参加されました。選手の皆さんは、マラソンとともに緑区の魅力である豊かな自然も満喫されていました。
2月6日、2月26日 クリエーターたちの感性きらめく Shortフィルムフェスティバル
緑区のまち、自然、人などの魅力が伝わる短編映像作品を募集したShortフィルムフェスティバル6thが開催されました。We Love 緑区CM部門、ドキュメンタリー部門、ドラマ部門の3部門に対して、区内外から合計31作品が出品され、2月6日には杜のホールはしもと多目的室で上映会が開かれ、2月26日にはMOVIX橋本で授賞式・入賞作品上映会が行われました。
上映会では、約200名の来場者の皆さんに、緑区をロケ地とした作品の観覧を通じて緑区の魅力を再発見していただくことができたと思います。また、岡田(おかだ)主(しゅう)映画監督のトークコーナーでは、映画制作に込める熱い思いを聞くことができました。
授賞式では、出品者をはじめとする関係者の皆さんが見守る中、大賞1作品、部門賞2作品、緑区民賞1作品、高校生審査賞2作品の発表と表彰が行われました。どの作品も、緑区に対する熱い思いと撮影の努力が感じられる作品ばかりでした。
それぞれの賞に輝いた作品は、市ホームページの「相模原チャンネル」で見ることができますので、是非多くの方々にご覧いただければと思います。今後も、緑区の魅力を再発見し、区内外へ発信するため、協賛いただきました企業の皆様をはじめ、地域の皆様と一緒に緑区Shortフィルムフェスティバルを更に盛り上げていきたいと思っています。
2月21日 温もりあふれる佐野川公民館まつり
藤野地区にある佐野川公民館で開かれた公民館まつりに伺いました。
たくさんの来場者で賑わう館内には、地域の方々による盆栽や写真、手芸作品などが展示されていたほか、藤野北小学校の子どもたちによる歌やダンスを交えたかわいらしい演劇や、地域の方々による「名月赤城山」のお芝居、コーラスグループによる美しい歌声の披露といったステージ発表もあり、手拍子や笑い声が絶えない、和気あいあいとした雰囲気の公民館まつりでした。
緑区内の中山間地域では、人口減少や少子高齢化が課題となっていますが、各地域にお伺いすると、お住まいの方々の一体感や支え合う気持ちを強く感じることができます。
公民館まつり実行委員会からいただいた御案内にも、「山あいの小さな公民館ではありますが、温もりのある公民館です」とありました。私自身も、ここでお会いした皆さんの笑顔から、佐野川地域の温もりと大きな元気をいただいた一日となりました。
2月19日 「絆づくり交流会」で地域デビューの第一歩!
退職を控えている人や地域のために何かできないかと考えている人などに向けて、地域活動へ参加するきっかけにしてもらうイベント「緑区絆づくり交流会」が杜のホールはしもとで開催されました。
会場では、地域で活躍しているボランティアグループなどによる活動の発表やPRが行われたほか、市の関係機関による地域活動に関する情報提供や相談のコーナーが設けられました。
また、交流スペースでは、お茶を飲みながら初対面の参加者同士が談笑し、お互いの連絡先を交換する光景も見られました。
参加したボランティアグループの方々からは、その場で新たに加入してくれた人もいたとお聞きし、地域デビューの第一歩を踏み出した人がいることを大変うれしく思いました。
これからも緑区の絆が深まり、たくさんの人が地域でいきいきと活躍されることを願っています。
2月13日 地域ぐるみで6人の成長を見守る学習発表会
青根小学校で行われた学習発表会に行ってきました。
当日は季節外れの暖かい風が吹き、体育館に集まった保護者の方をはじめ地域の皆さんも、温かいまなざしで青根小学校の6人の児童たちの学習の成果を楽しんでいました。
発表は3つの演目が行われ、1つ目は、それぞれの児童たちが自分で選んだ詩の朗読・群読を行っていました。身振り手振りをまじえながら気持ちを込めた声で詩を読んでおり、一人ひとりがとても長い詩をしっかり暗記していることに驚きました。2つ目は、大豆の栽培から始めた豆腐作りをパネルや映像を使って説明をしていました。会場の皆さんへのクイズや地元の豆腐店へのインタビューなど、工夫を凝らした発表でした。3つ目は、地域で働く人たちを紹介しながら、青根の良さをPRする劇を披露していました。劇中では橋本と青根の地域性の違いを人や車の数・商店などで比較し、『青根はお店の中に火鉢が置いてあり、お年寄りがくつろぐことができます』とのほほえましい発表には、会場が笑顔でいっぱいになっていました。また、空き家を活用した移住促進を唱えるなど、コミカルな劇の中にしっかりとした主張がある作品を楽しむ事ができました。発表会の後は、青根で活動する「あざおね社中」の活動報告やプロの落語家などによる寄席がありました。
『自分の思いを自分の言葉で伝えられる子に』という先生方の重点教育目標を児童たちが実践できたことに感動しながら、子供たちの成長を支えていきたいというご家族や地域の人たちの思いを強く感じた一日でした。
2月11日 楽しみながら男女共同参画を考える「サーラまつり」
「第12回サーラまつり」が橋本のソレイユさがみで開催されました。
「サーラ」は男女共同参画推進センター(ソレイユさがみ)を活動拠点として、男女共同参画社会をめざし、様々な事業や活動を展開している「NPO法人男女共同参画さがみはら」の愛称です。
高見保育園の園児たちの可愛いダンスで始まった今年のまつりは、新たな企画が加わり、「男女共同参画」という、難しく考えがちなテーマを、来場者の皆さんが気軽に考えることのできる楽しいイベントになりました。
はじめに、女子美術大学の学生さんによる「ソレイユさがみ」の知名度アップやDV対策などの研究発表がありました。パワーポイントによるプレゼーテーションは、橋本駅を利用した「ソレイユさがみ」のPR作戦や商業施設と連携した取組みなどが提案され、美大生ならではの「びっくりぽん!」なアイディアに皆さん感心されていました。
次に、『私のまわりの男女共同参画』~半径3mから変えていこう~をテーマに10代から70代までの年代の異なる方々によるパネルディスカッションが行なわれ、私もパネラーの皆さんのざっくばらんな話を興味深く聞かせていただきました。
このほかにも、相原高校の生徒さんによる野菜、卵、はちみつなどの販売をはじめ、参加団体の皆さんによる大船渡市の物産品販売や飲食コーナー、バザー、作品の展示などがあり、大変賑やかなまつりとなりました。
女も男も輝く男女共同参画社会の実現に向けて「NPO法人サーラ」の皆さんのさらなる活躍を期待しております。
2月6日 相模原市自治会活動功労者感謝状贈呈式
日頃の自治会活動を通じて、地域福祉の向上や安全で安心なまちづくりに寄与された皆様の功績を讃えるため、市民会館で感謝状贈呈式が開催され、私も出席いたしました。
自治会の皆様には、防犯や地域コミュニティ活動をはじめ、災害時などの自主防災活動やごみ集積場所の管理など、住みやすい地域づくりのために、日々ご尽力をいただいています。
受贈された方には、加山市長から日頃の活動に対しての謝意とともに、お一人ずつに感謝状をお渡ししました。受贈者代表のご挨拶では、橋本地区の熊谷様より、「今後とも地域活動推進のために努力していきたい」との心強いお言葉をいただきました。これからも心の通いあう明るい緑区の地域づくりの推進に、お力添えを賜りますようお願いします。
受贈された皆様、誠におめでとうございました。
2月3日 公文書でたどる「相模原の発展の歩み」
市立公文書館では、第5回企画展「人口急増と相模原の発展」を開催中です。今回の企画は、昭和16年の相模原町の誕生、そして昭和29年の市制施行以後、内陸工業都市、首都圏のベッドタウンとして急速な発展を遂げてきた相模原の歩みを公文書や行政資料等をひもときながらたどるものです。
館内には、町制祝賀会で松村光磨知事が述べた祝辞(告辞)をはじめ、工場誘致、急速な人口増に伴う学校建設、清掃工場建設など都市としての基盤整備、合併後のシティーセールスなどに関する公文書や資料が展示され、市の急速な発展の歴史を写真や映像とは違った角度から見ることができます。
今、相模原市は大きな転換点にあると思います。
とりわけ緑区は、圏央道のインターチェンジが開設され、リニア中央新幹線の新駅の設置も予定されるなど、交通利便性が向上することで、更なる発展が期待されております。こうした出来事もいつの日か公文書館に展示される日が来るのかなと、これからの区の将来も考えながら展示を見させていただきました。
まだ、公文書館に行かれたことのない人は、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。企画展は4月10日までです。
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