平成28年6月の区長レポート
6月30日・7月1日 7月は、「社会を明るくする運動」の強調月間です。
6月30日に相模原市緑保護区保護司会の江藤会長さんが内閣総理大臣からのメッセージ携えて来訪されました。
このメッセージは、今年で66回目となる「社会を明るくする運動」の推進にあたり、犯罪や非行のない社会をつくるためには、再犯の防止や罪を犯した人の社会復帰への支援が何よりも重要であることを認識するとともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、「世界一安全な国、日本」をつくり上げるため、広くこの運動への理解と協力をお願いするというものです。
また、翌日の7月1日には、JR橋本駅北口のペデストリアンデッキにおいて、「社会を明るくする運動 街頭啓発キャンペーン」が行なわれました。
猛暑で、汗が滲み出る中、「社会を明るくする運動」の趣旨を市民の皆さんに知っていただく機会とするため、私も相模原市保護司会をはじめ、相模原市薬剤師会、相模原市薬物乱用防止協議会などの皆さんと一緒にチラシを配布するなど啓発活動に参加させていただきました。最近は、薬物の乱用が増えているとのことで、薬物の乱用防止についても啓発をしました。
なお、今後の予定ですが、7月29日(金曜日)には「相模原市社会を明るくする運動の集い」がアリオ橋本グランドガーデンで午後1時から3時まで開催されます。相模原ホームタウンチーム選手によるトークショーなど、楽しいイベントですので、皆さん足を運んでみてはいかがでしょうか。
6月25日 幻想的なホタルの舞い~ふじのホタルの里祭り~
藤野の北部、佐野川地区・上河原で毎年開催されている「ふじのホタルの里祭り」に伺いました。ホタルが生息する里づくりをめざし、「上河原たすきの会」のメンバーが、環境保全に向けた取組を進めています。会が発足して今年で12年目。ホタルの里祭りは、藤野の初夏の風物詩にもなっています。
かつて、多くのゲンジボタルやヘイケボタルが舞っていたこの地区も、年々その数は激減しました。先人から受け継いだホタルの里を復活させ、次代にすばらしい環境を残したいとの想いから、清掃活動やホタルの餌となるカワニナの保護、散策路の草刈りなどに継続的に取り組んだ結果、今では100匹近くのホタルが舞うようになりました。
今年は大雨が少なかったため、ホタルの幼虫やカワニナが流されず、例年よりも多くのホタルが飛び回っているとのことです。
会場内では、綿菓子などを買ってホタル観賞を楽しむ親子連れや若いカップルなどの姿も見られました。
「来年はもっと多くの人にホタル観賞を楽しんでもらえるよう頑張りますよ。子ども達に喜んでもらいたい」と話す上河原たすきの会代表の安藤さん。
ホタルの光と歓声に沸く会場内で、その想いは早くも来シーズンに向かっています。
6月25日 「ソレイユさがみ男女共同参画フェスティバル」
「ソレイユさがみ男女共同参画フェスティバル」が、イオン橋本店6階のソレイユさがみで開催されました。
恒例となったこのフェスティバルは、ソレイユさがみのことを知っていただくとともに、ソレイユさがみに登録している団体の活動の成果を発表する場にもなっています。毎年、テーマが変わりますが、今年のテーマは、「ト・キ・メ・キ 老いも若きも 女も男も」です。
オープニングセレモニーでは、「イクメン・カジダンフォトコンテスト」入賞者への表彰式が行なわれました。女性の活躍を推進することが一つの目的でもありますが、写真を見ていると多様な現代生活の中に家族の微笑ましさが見えて温かい気持ちになります。
また、セレモニーの後は、「夢をかなえる思考整理術」と題して、メンタルトレーニングコーチの大儀見浩介氏による講演会があり、メンタルトレーニングのスキルを活用したコミュニケーションなどについて勉強させていただきました。
会場では、大船渡の物産販売をはじめ、絵手紙体験や焼きうどんの販売、登録団体の皆さんパネル展示など様々イベントが行なわれ、皆さん思い思いに楽しんでいました。
テーマのとおり、年齢も男女も関係なく楽しめ、新たな出会いや発見もある、とても居心地のいいイベントでした。
6月21日 毎月第1・第3火曜日は「ビオ市」へ
藤野地区牧野の「藤野倶楽部」を会場に、月2回開催している「ビオ市」に行ってきました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、たくさんのお客様で賑わっていました。
この「ビオ市」は、津久井地域で新たに農業を始めた人をはじめ、地元農家や地域でお店を構えている人たちがテーブル1つほどのスペースでお客様と直接会話をしながら、それぞれ持ち寄った品を販売するものです。
会場に着くまでは、地元農家の皆さんが自慢の朝採り野菜を販売しているものと想像していましたが、会場に入って見回すと、地元の旬の野菜以外にも喫茶軽食を提供するなど、バラエティーに富んだ品揃えと会場の賑わいに驚きました。同時に、出店者とお客様の会話がとても弾んでいて、皆さんの生き生きとした表情を見ているととても幸せな気持ちになりました。
皆さんも是非一度、足を運んでみてはいかがでしょう。
6月19日 区民同士の交流を感じる「扇宮会40周年記念チャリティ舞踊発表会」
相模湖交流センターで開催された扇宮会40周年記念チャリティ舞踊発表会に伺いました。藤野地区で活動されている扇宮会の皆さんには40年の長きに渡り、舞踊活動を通じて地域の活性化にご貢献いただいております。また、緑区区制施行5周年記念として昨年完成いたしましたミウル音頭の振付けでは、振付け隊ンジャーの一員として振付けを作成していただきました。完成後は、ミウルと一緒に様々な催しでミウル音頭を披露し、普及にもご協力いただいております。これからも緑区内の様々な場所で、このミウル音頭に合わせ、区民同士の笑顔あふれる交流の輪が広がることを願っております。
6月18日 せせらぎにホタル舞う「阿津川ホタルのまつり」
城北・里山まつりの会場を後にして、阿津地区で行われた「第13回阿津川ホタルのまつり」に初めて伺いました。
このホタルのまつりは、地元の皆さんが、阿津川に生息するホタルの減少が著しくなったことを受けて、ホタルを保護するために「阿津川蛍の会」を発足したことをきっかけに始められたそうです。また、会では年間を通して川のごみ拾いや草刈り、パトロール活動を行って環境保全に努めているとのことです。
まつり会場のさがみ湖リフレッシュセンターでは、軽食などの模擬店に多くの来場者の行列が出来ていました。また、野外ステージでは、おやじバンドの「フォレスト・ウォーカーズ」と地元の「相模湖音楽隊ブリーズハーモニー」による演奏を拝見させていただきました。
日が落ちてから、ホタルが生育する川沿いの約500メートルの道のりを観賞しながら歩くと、川のせせらぎから舞うホタルの幻想的な美しさに魅了されました。
身近な場所でホタルが観賞できる環境を、これからも引き続き地域の皆さんと守っていかなければならないと感じました。
6月18日 守り継がれる「城北・里山まつり」
梅雨時とは思えないほどの猛暑の中、城山穴川地区で行われた「第17回城北・里山まつり」に伺いました。
会場内は、里山の材料を使った工作体験や地場野菜、地元特産品、軽食などの模擬店が並び、多くの来場者で賑わっていました。
今回は、残念ながらホタルの観察会には参加出来ませんでしたが、会場内を散策させていただくと、穴川沿いに植えられた満開で色とりどのアジサイが迎えてくれました。
「プチエコ城北」の皆さんや「城北自治会」の皆さんは、毎年この時のためにアジサイの手入れや蛍が生息するための環境保全活動に取り組まれています。自然に恵まれた里山の原風景が残るこの地域を次の世代に、引き継いでいかなければならないと強く思いました。
6月12日 6月は「土砂災害防止月間」です。
相模湖地区で、土砂災害を想定した訓練を実施しました。
当日は、ひばり放送による訓練開始の合図からスタートし、津久井消防署をはじめ地元消防団、津久井警察署による広報活動や、桂北小学校、千木良小学校及び内郷小学校の各会場において、土砂災害についての講習や避難行動、ハザードマップの活用方法等の防災講習を実施しました。また、10人位のグループで行ったワークショップでは、自宅周辺の土砂災害警戒区域や避難時の危険箇所の確認など、ご近所同士で活発な意見交換がされたことで、参加者皆さんの防災意識の向上につながったのではないかと思います。
緑あふれる自然豊かな緑区ですが、ひとたび災害が発生すると被害が大きくなることが懸念されます。今回のような訓練は、被害を最小限に抑えるために大変有効であり、今後、他の地区でも実施していく必要があると考えております。
梅雨や台風による大雨が心配される季節が到来しました。皆さんの大切な命を守る行動は、日頃の訓練によりスムーズに行われるものです。お住まいの地域におきましても、防災への取り組みを進めていただきますようお願いします。
6月11日 第6回三ケ木蛍まつり
津久井地区の三ケ木で行われた、第6回三ケ木蛍まつりに参加しました。
この地域は「ホタル舞う水辺環境の保全等の促進に関する条例」によって水辺環境保全区域として指定されています。三ケ木ホタル保存会の皆さんが中心となり、中村自治会など地域の皆さんが宮川周辺の清掃、除草、水路・遊歩道の整備などに取り組まれた結果、年々ホタルの生息数が増えていると伺いました。
蛍まつりは、まだ明るい午後6時に始まりましたが、昨年より参加者が多く、特に若い世代や子どもたちが多いことにびっくりしました。中村自治会の親睦を深めるイベントに止まらず、三ケ木地域の活性化にも一役買っていただいているイベントであると感じました。
太陽が完全に沈んだ午後8時過ぎに宮川へホタル鑑賞に行きましたが、暗闇の中にホタルが舞う光景は幻想的で、暫し時を忘れてホタルに魅せられていました。
ホタル保存会では、毎年、津久井中央小学校でホタルの生息についての勉強会を開いているそうです。「豊かな自然、ホタルとの共生を次世代へ継承していきたい」という保存会の皆さんの熱い思いが感じられます。
これからも緑区の貴重な自然を守り、次代へ引き継いでいただきたいと思いました。
6月11日 福前健康体操で仲間づくり、地域づくり
津久井中央公民館で開催された「第26回福前健康体操研修発表会」にミウルと一緒に行ってきました。この発表会は市内の福前健康体操のサークルをはじめ、市外の川崎市や藤沢市など市外のサークル合計111サークルが参加し、2日間かけて行われるとても盛大な発表会です。どのサークルもそれぞれお揃いの衣装を身に着け、日頃の練習の成果をいきいきと披露されていました。
福前健康体操の皆さんには「ミウル体操」の振付にご協力をいただいたり、緑区内のイベントに数多く参加していただき、本当にお世話になっています。発表会ではミウルが登場し、福前健康体操の「ミウルダンサーズ」の皆さんと一緒にミウル体操を披露させていただきました。ステージ上のミウルダンサーズだけではなく、会場の皆さんが一緒に踊っていたり、「ミウルちゃん可愛い!」という声援を聞くと、本当にミウルは皆さんに愛されているのだと改めて思いました。
皆さんには今後もますます活発に活動され、引き続き緑区の活性化にお力をお借りできればと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
6月11日 本沢梅園の梅のもぎ取り
夏を思わせる陽射しのもと、城山地区の川尻財産区の方々が丹精をこめて育てている本沢梅園に行ってきました。今年は春先の降雪や天候不順により、例年に比べて着果数が少なかったようです。
しかし、この梅のもぎ取りを楽しみにされている市民の人が、開場の9時前からたくさん集まっていました。財産区の人に伺うと「例年にない人出」とのことでした。
私も早速園内に入ると家族や友人などと来られた人や、市外から来られた人がたくさんいらっしゃいました。また、来られた人の中には、高い枝の実を取るために自宅から高枝ばさみをお持ちになっている人もいらっしゃいました。この皆さんの梅もぎを楽しまれている姿が、梅園を管理する財産区の皆さんのエネルギーに繋がっているのだと感じました。
もぎ取りを楽しんだ後は、1kg500円で販売され、この収益は梅園の維持管理費に充てられています。
本沢梅園の周辺には、城山湖を1周する散策路や高尾山へのハイキングコース、小松・穴川の里山風景などがあり、梅もぎ以外にも様々な楽しみ方があります。ぜひ来年は散策がてら梅もぎを楽しんでみてはいかがでしょうか。
6月5日 天候に負けじと緑区をPR「ご当地キャラウィーク」
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストで開催された「ご当地キャラウィーク」に、ミウルと一緒に伺いました。あいにくの雨だったので、予定していたステージイベントは残念ながら中止となってしまったものの、園内のフードコートにミウルが登場し、来園者の皆さんと記念撮影をするなどして、緑区での思い出づくりを楽しみました。私もガイドブック等を配り緑区のPRを行いました。午後には天気も回復し、団体の来園者の皆さんが園内を楽しそうに駆け回る姿も見られました。
緑区に多くの人が訪れ、堪能していただけるよう、引き続き、緑区の魅力を区内外へ効果的に発信してまいりたいと思っております。
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