平成28年7月の区長レポート
7月31日 平和に思いを寄せる「相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会」
県立相模湖交流センターで開かれた第38回相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会に出席させていただきました。
この追悼会は、昭和22年に完成した相模ダムの建設にあたり、殉職された日本人や中国人、朝鮮半島の人々など83名のご冥福をお祈りするとともに、平和・友好への願いを込めて、毎年開催されています。
追悼会では、各界から追悼の辞が寄せられたのをはじめ、北相中学校の生徒による「相模湖讃歌」の朗読、内郷小学校の児童による合唱、中国伝統舞踊などが披露されました。
また、最後に童謡歌手の雨宮知子さんの歌声とともに、参加者全員で合唱を行いました。私も追悼と感謝の気持ちを込めて皆さんとともに歌わせていただき、命の尊さ、次代の平和・友好への思いを新たにした1日となりました。
7月30日 梅雨が明け、緑区の夏本番「みこしでGO!」
夏本番となった緑区では、各地区で様々な夏祭りが開催されました。
この日の午前は、橋本地区の「末広こどもみこし祭り」に伺いました。この祭りは、子どもたちが地域に愛着を持って健やかに成長していくとともに、地域の伝統や習慣を学ぶ機会にもなり、こどもみこしの出発を見送りながら、大変意義のある祭りだと感じました。子どもたちには、残りの夏休みを事故に注意して色々なことにチャレンジして過ごしてほしいと思います。
午後には、夕方になっても衰えない暑さの中、津久井地区の「稲生・八坂祭」の宵宮に伺いました。第1部の山車の運行が終わり、第2部のお囃子・曲芸・歌謡ショーなどが行われる会場では、わきあいあいとした雰囲気の中、手作りのわなげや射的、ボールすくいなどを楽しむ子どもたちの姿がありました。翌日の本宮では、御輿渡御で階段の昇り降りがあるそうです。地域の皆さんの力で夏の暑さを吹き飛ばしてほしいと思います。
日も暮れ少し涼しくなった頃には、大沢地区の「長徳寺盆踊大会」に伺いました。この盆踊大会は県下でも数少ない「本来の盆踊」で、ご先祖の精霊を供養するため、境内で盛大に行われる盆踊りの幕間に、本堂で住職の読経が行われます。また、その起源は昭和初期にまで遡り、現在に至るまで2度の中断がありましたが、その度、地域の尽力により復活し、今に続く伝統行事となりました。盆踊りの輪には、次第に地域の皆さんがどんどん加わり、仕舞いには会場全体が一体となり盛り上がりました。
緑区の夏は、地域の皆さんの元気と熱気で、ますます暑くなりそうです。地域の夏祭りを通じて地域コミュニティがより一層活発になることを願っています。
7月28日 猛暑に負けるな「第50回神奈川県消防操法大会」
厚木市の神奈川県総合防災センターで開催された「第50回神奈川県消防操法大会」へ、橋本地区自主防災隊の皆さんと応援に行ってまいりました。
今回緑区からは、昨年開催された市の大会において小型ポンプ操法の部で優秀な成績を収めた「北方面隊第1分団」と「津久井方面隊第7分団」の2つのチームが出場しました。
全国大会への出場権は上位1チームのみということで、今回は全国進出には残念ながら届きませんでしたが、消防団の皆さんがきびきびと消防操法を行う姿を拝見し、日頃から訓練を重ね、消防技術の向上に努力されていることが伺えました。改めて、緑区は消防団をはじめ地域の皆さんの防災へのたゆみない努力によって支えられているのだなと感じました。
7月24日 6台の山車の競演「つくい中野夏祭り」
「つくい中野夏祭り」は、中野地区に江戸期から継承されてきた、津久井地域で最大のお祭りで、大御輿や山車、お囃子などの伝統が今でも息づいています。
特に目を引くのは、2日目に行われる、奈良井、川坂、大沢、仲町、森戸、上町の各自治会が所有する6台の山車の競演で、お囃子を演じながら威勢よく商店街を練り歩きます。夕方になり、山車の提灯に明かりが灯りはじめると、いよいよクライマックスです。6台の山車がお囃子とともに大勢の人に曳かれてゆく姿は、正に壮観です。
それぞれの山車の上でお囃子を演じるのは地域の子どもや若者達が中心で、夏の暑い中でも、とても元気に楽しそうな様子でお祭りに参加していました。このようにして、伝統が世代を超えて受け継がれてゆくとともに、この夏祭りも緑区の代表的な行事として末永く続けていただきたいと思います。
7月24日 消防操法大会出場団員を激励
神奈川県消防操法大会を間近に控えたこの日、大会に出場する団員を激励する市長激励会に出席しました。
緑区からは北方面隊第1分団と津久井方面隊第7分団が小型ポンプ操法で、南区からは南方面隊第1分団がポンプ車操法で出場します。
操法は、放水により火点となる的を倒すまでのタイムを競う競技です。タイムを縮めるために、選手や支援の方々が日夜練習に取り組んでいる様子が、各隊の切れのある動作を拝見することから伺い知ることができました。
大会まであとわずか。怪我に気を付けていただき、万全の態勢で県大会に臨み、大会では日頃の成果を存分に発揮されるよう願っております。
7月21日 「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞を市長に報告
花と緑の愛護に顕著な功績のあった団体に贈られる「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を緑区の『「小松・城北」里山をまもる会』と南区の「東林ふれあいの森を愛する会」が受賞しました。
このたび、加山市長への受賞報告会に私も同席させていただきました。
『「小松・城北」里山をまもる会』は、緑区川尻の小松・城北地区において、日本の原風景を守ろうと、ビオトープ・散策路の整備などの里地里山を保全する活動や、ホタル等の里山に生息する生物の環境整備、小学校の里山体験学習の支援などを行い、みどりの保全や緑化の普及啓発等に寄与されています。
また、「東林ふれあいの森を愛する会」は、東林ふれあいの森の維持管理活動に努め、希少動植物の保全・保護など、緑化推進活動に貢献されています。
みどりを守るために日々ご尽力いただいている両団体の活動に敬意を表しますとともに、守っていただいている貴重な自然を次代へ引き継いでいっていただきたいと思いました。
7月19日 「夏休み到来。交通安全で楽しく過ごしましょう!」
7月11日から7月20日までの「夏の交通事故防止運動」期間中には、様々な交通安全運動を行いました。7月12日には、橋本駅北口のペデストリアンデッキ上で、相模原北警察署をはじめ、相模原北交通安全協会、相模原北安全運転管理者会、交通安全母の会など、多くの交通関係団体の皆さまのご協力により、「交通安全キャンペーン」が実施されました。
これに合わせて、橋本駅北口第1自転車駐車場前で、自転車マナーアップ啓発活動を行い、小さなお子様連れのご家族をはじめとした多くの皆様に、交通事故防止について、PRさせていただきました。
また、13日には、相模原総合高校の生徒さんの登校に合わせて、自転車マナーアップ運動を実施しました。19日には、二本松小学校の通学路周辺で、早朝安全安心パトロールを行いました。夏休みを迎え、児童生徒が街に出る機会が多くなり、自転車に乗る機会も増えると思います。
私もミウルとともにキャンペーン活動に参加し、自転車のマナーアップや交通事故防止を呼びかけました。ご自身や大切な人を交通事故から守るためにも、ルールやマナーを守り、「お先にどうぞ」の心の余裕を持ち、安心して楽しい夏休みが過ごせるよう、心がけていきましょう。
7月18日 相模湖ダム祭 ~森と湖に親しむ旬間~
相模湖や周辺施設を会場に開催される「相模湖ダム祭」に伺いました。神奈川県の貴重な水源である「相模湖」の重要性を知っていただき、多くの人に森や湖に親しんでもらおうと、相模湖ダム祭実行委員会が毎年「海の日」に開催しています。相模ダムや相模発電所の見学をはじめ、生態系やエアレーション(間欠式空気揚水筒)の説明、遊覧船による湖の周遊などが行われました。
約80名の親子連れが普段見ることができない水力発電所の現場において、発電の仕組みや相模川水系の歴史、豊かな森が清らかな水を育み続けていることなどを学びました。水源地ならではの企画で、今年23回目の開催となります。
見学した相模発電所は、昭和20年に運転を開始し、今年で70年を迎えます。相模湖は日本における初期の多目的ダムとして計画された人造湖で、富士山麓の忍野八海を源とする桂川が、神奈川県に入って相模川と名を変え、相模湖へとつながっています。その豊富な水量は、これまで多くの人々の暮らしを支えてきました。
本市が持つ雄大な山なみや水源など、自然環境を大切に守り育みながら、水源地や電力、クリーンエネルギーの大切さを学び、次世代に継承していく「相模湖ダム祭」の取組に対しまして、深く感銘いたしました。
7月16日 城山地区の盆踊り大会・納涼祭
梅雨の狭間で蒸し暑くなったこの日の夜は、城山地区で開催された納涼祭や盆踊り大会に伺いました。
城山自治会館で開催された「城山自治会納涼祭」は、模擬店をはじめ地元の囃子連や音楽隊などの出演があり、会場は大変賑わっていました。
また、原宿南第二公園で開催された「原宿自治会納涼盆踊り大会」でも模擬店をはじめ地元の囃子連の出演や、ご当地アイドルのミニコンサートがあり、盆踊りに花を添えていました。
中高生の参加も多く若者のパワーで、会場は活気に満ち溢れていました。
地域行事の担い手が見つからないと言った声も耳にしますが、このようなイベントを通して、子どもたちが地域の活動に参加できるきっかけになればと思っています。
7月16日 夏祭りスタート!「九沢八坂神社祭典」
大沢地区の九沢八坂神社の祭典に伺いました。
この祭りは、明治22年から受け継がれてきたもので、地域が広いことから、2日間に渡って山車の巡行と御輿の渡御が行われます。順路としては、九沢八坂神社を出発して、16日の夜に地区内の日之森神社で一泊し、翌日の午後9時頃九沢八坂神社へ戻るそうです。
また、山車と御輿の運営は、九沢八坂祭典保存会が大人60人、子供30人で組織されていて、九沢の伝統的なお囃子などを継承して、祭りを盛り上げているとお聞きしました。
子供から大人まで多くの皆さんに参加していただくことで、地域への愛着が深まり、絆がさらに強くなることを願っています。
7月3日 笑顔に会える「ぶんぷく演芸会」
津久井中央公民館で開催された「ぶんぷく演芸会」に伺いました。
最初の演目は、おなじみ「やすらぎ一座」の皆さんによる「風の次郎吉」でした。江戸庶民のヒーロー・ねずみ小僧の話が、歌あり、笑いありの舞台演出により披露され、会場内の熱気も外の気温と同じくらい上昇していました。
次に、「ナプラ・アイカネ」の皆さんによるフラダンスでは、小さな子ども達とお母さんとの演技にとても心を和ませていただきました。
そして取りを飾ったのは、立川志ら乃さんの落語でした。幕が上がるのを待ちわびていたお客様からの割れんばかりの拍手で迎えられ、テンポのよい語り口で、会場内は笑いの渦に包まれていました。
地域に定着した「ぶんぷく演芸会」が末永く続き、ここに来れば、皆さんの笑顔に会えるそんな空間となればと願っています。
7月3日 道志川の清流に誓いを「第21回中道志川あゆまつり」
青野原オートキャンプ場で開催された、第21回中道志川あゆまつりに伺いました。開会式では青野原小学校児童による「ちかいの言葉」として、中道志川の清流を守り、未来へつなげることが宣誓され、閉式後は、こども達と稚鮎の放流を行いました。会場内では鮎釣り大会の表彰が行われ、青野原地区の自治会の皆さんによって鮎の塩焼きが配られるなど大いに盛り上がり、地域の皆さんとともに道志川の恵みに感謝する一日となりました。
飲食物の売上金の一部は、中道志川トラスト基金へ寄附されるとのことです。川とのふれあいを通じて、地域の皆さんをはじめ、キャンプ場を訪れる皆さんにもこの道志川の豊かな自然を大切にしていただき、地域の魅力の向上にご協力いただきたいと思います。
7月3日 苦しみ、楽しみ、走りぬく「北丹沢12時間山岳耐久レース」
津久井地区青根の豊かな自然を舞台に「第18回北丹沢12時間山岳耐久レース」が開催されました。この日は、真夏を思わせる暑い一日となり、標高差1,143メートル、走行距離44.24キロメートルの過酷なコースを走り抜けるという、まさに日本3大大会に相応しいレースとなりました。
このレースに参加された約1,500人の選手の皆様には、日頃のトレーニングの成果を存分に発揮されるとともに、豊かな緑区の自然を満喫しながら1日楽しんでいただけたものと思います。
こうしたイベントを開催するには、ボランティアスタッフなど地域の皆様の協力が必要不可欠であると思っています。今後も地域の皆様のご協力をいただきながら、緑区ならではの豊かな自然を活用した取り組みを進め、活性化に繋げて参りたいと考えております。
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