平成28年11月の区長レポート
11月27日 秋の牧郷収穫祭
紅葉も終盤に近づいたこの日、藤野地区の旧牧郷小学校の体育館で行われた「秋の牧郷収穫祭」に伺いました。
会場には、地元で採れた無農薬野菜の販売や食べ物などの出展があり、来場者は温かい雰囲気の中、牧郷の味を堪能していました。また、ステージでは民謡や太鼓演奏などが行われ、会場を大いに盛り上げていました。
この祭りには、市外からも多くの方が来場されており、特に若い人の姿が多く見られました。牧郷地域では、ひかり祭りなど旧牧郷小学校を利用した様々なイベントを実施しておりますが、そうしたイベントを通じて知り合った方々が、牧郷の魅力に触れ、こうした祭りに来るようになったと伺いました。
地域の交流だけでなく、市外の方ともつながりができる素晴らしい催しを拝見し、地域の元気の源を感じることができました。
11月26日 紅葉と残雪も楽しめた「宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」
宮ヶ瀬湖の冬の風物詩「第31回宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」が清川村の宮ヶ瀬湖畔で開催されました。
高さ30メートルを超える自生のモミの木のクリスマスツリーと会場内を飾る60万球のイルミネーションが、冬の宮ヶ瀬湖周辺に幻想的な空間を作り出していました。今年は11月の積雪としては54年ぶりとなった11月24日の雪により、湖畔エリアでは昼間は紅葉と残雪、夜は花火とイルミネーションのコラボレーションが楽しめ、多くの家族連れや若者たちが、壮大な宮ヶ瀬の風景に秋から冬への季節の移ろいを感じていました。
これからも水源地域の観光資源を活用した地域の賑わいづくりに向け、こうした取り組みが大きく広がっていくことを期待しております。
11月23日 橋本のまちがサンタであふれる「国際橋本ウィンターフェスティバル」
橋本商店街協同組合主催の「国際橋本ウィンターフェスティバル」は、今年で7回目を迎えました。冬の訪れを感じる寒さの中、会場となった特設ステージでは子どもたちや高校生のダンス、太鼓などのパフォーマンスが披露され、来場者の皆さんが一体となって盛り上がりを見せていました。私もイベントの中盤ではサンタクロースに扮し、来場した子どもたちに少し早いクリスマスプレゼントを配りました。
このイベントの特徴は、津久井産の丸太に、来場者がサンタクロースを描く「サンタ丸太」の制作です。会場の一角に並んだ様々な表情のサンタ丸太は、会場を盛り立てるだけでなく、クリスマスまでの期間、商店街の各店舗の店先などに飾られ、橋本のまちを賑わせるそうです。
皆さんも、橋本にお越しの際は、個性あふれるサンタ丸太を探してみてはいかがでしょうか。
11月20日 紅葉の津久井湖は大賑わい 「つくい湖湖上祭」・「津久井湖城山イルミネーション点灯式」
昨日までの雨と寒さから一転、晴天の暖かい日差しに恵まれたこの日、「つくい湖湖上祭」と「津久井湖城山イルミネーション点灯式」が開催され、津久井湖は大変な賑わいを見せていました。
県立津久井湖城山公園「水の苑地」で開催された「つくい湖湖上祭」には、緑区の特産品などの模擬店のほか、高所作業車への乗車体験といった職業体験コーナーなども設けられ、公園内にはたくさんの親子連れなどが訪れていました。
また、県立津久井湖城山公園「花の苑地」を会場として、夕方から行われたイルミネーション点灯式では、メタセコイヤの樹木をはじめとした公園内各所のイルミネーションが一斉に点灯された後、湖面から花火が打ち上げられると、幻想的な光の世界に大きな拍手と歓声が上がっていました。
圏央道相模原インターチェンジの開通後、津久井地域への観光客が増加しています。緑区内の様々なイベント情報を効果的に発信し、経済面を含めた地域活性化につなげていくことが重要であると思いました。
11月20日 秋の清流に歓声響く 道志川もみじ祭り
津久井地区の道志川沿いにある青山親水公園で開かれた「道志川もみじ祭り」に伺いました。
紅葉した山々をバックに、河原周辺のごみ拾いのほか、地域の方々による竹細工体験などが行われ、親子連れで参加する姿が多く見られました。また、全員参加のビンゴ大会では、地元で採れた新鮮な野菜などが記念品として用意され、地域の皆さんによる手作りの祭りに、和気あいあいとした雰囲気の中で、参加者の皆さんは楽しそうに歓声を上げていました。
この道志川周辺は、昭和20年代にラジオドラマで人気を博した「三太物語」の舞台となった地域で、劇中でも三太の遊び場として度々登場したことから、美しい清流として多くの人に知られています。
今後も、この祭りを通じて水源地としての魅力を発信し、多くの人に地域のぬくもりを伝えて頂きたいと思います。
11月19日 地域の力で25周年「藤野村歌舞伎公演」
車窓から赤色や黄色に染まった山々を眺めながら、県立藤野芸術の家で開催された「復活25周年記念 藤野村歌舞伎公演」に行ってきました。
藤野村歌舞伎は一時途絶えていましたが、平成4年に村歌舞伎保存会の皆さんの尽力により復活公演が行われ、今年で25回目の公演を迎えています。この記念公演については、昨年から準備が行われていると伺い、私も楽しみにしていたイベントのひとつです。
今回の演目の一つに「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師門前の場」がありました。この話しは生き別れになった母娘が大阪で再会するのですが、訳あって再び別れてしまうという悲しい内容です。役者の迫真の演技に会場のお客さんが瞼をハンカチで拭う姿も見受けられ、記念公演にふさわしい素晴らしい演技に私も暫し引き込まれてしまいました。
次の幕では、小・中学生による「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」が上演されました。役者が登場すると大向こうからは大きな声がかかり、また、おひねりも飛び交い、まさに役者と観客が一体となって会場を盛り上げていました。
緑区内では、村歌舞伎のような文化伝統の継承活動が随所で盛んに行われています。座長さんからは「この公演を50年、100年と続けていきたい。」との言葉もありました。これからも村歌舞伎公演を続けていただき、魅力と活力ある藤野のまちづくりにつなげていただければと思います。
11月19日 都県を越える地域間交流「八王子いちょう祭り」
朝から雨模様であいにくの天候となってしまいましたが、甲州街道のいちょう並木が黄金色に色づき、見頃を迎えたこの日、八王子市の陵南公園で開催された「八王子いちょう祭り」に緑区として参加しました。
緑区は「相模原市緑区ひろば」として特設ブースを出展させていただき、特産品・食品の販売をはじめ、津久井の組み紐やミウルの繭玉人形の制作体験コーナーなどで区のPRをしてきました。この日はお客さんもまばらでしたが、緑区の特設ブースにお越しいただいた方には、組み紐の体験をしていただくなど、緑区の魅力の一端を感じていただけたのではないかと思っています。
緑区は、都県をまたぐ甲州街道で八王子市、上野原市とも古くから交流がありました。今後も他市とより幅広い分野での連携・交流を深め、地域の活性化につなげていきたいと思います。
11月13日 地元愛にあふれた「内郷文化祭」
木々の葉が色づき、秋も深まり行くこの季節、緑区の各地区では文化祭(展)が開催されてきましたが、締めくくりは相模湖地区の「内郷文化祭」となりました。
会場のさがみ湖リフレッシュセンターでは、絵画や手工芸品、書道などの展示をはじめ、「内郷の今昔」をテーマにした地域の昔の写真や教科書、農機具などの展示品が所狭しと並べられ、皆さんの日頃の文化活動の成果が存分に発揮されているとともに、地域に対する愛着や思いを強く感じました。
また、駐車場のステージでは、吹奏楽やお囃子、健康体操など趣向を凝らした催しが行われており、多くの来場者で熱気にあふれていました。
残り少ない時間でしたが、内郷地区にふさわしい、賑やかで地元愛にあふれた交流の場である文化祭を拝見させていただきました。
11月13日 相模湖に新たなイベントが誕生「秋の本陣大収穫祭」
小春日和のこの日、相模湖の小原地区にある「小原宿本陣」と食堂「夢屋」さんで「秋の本陣 大収穫祭~和太鼓と寄席と発酵マルシェ~」が開催されました。
ご存知の方もおられると思いますが、相模湖の千木良地区は「津久井産大豆」発祥の地と言われております。大豆を発酵させた食品として豆腐や味噌などがありますが、このイベントは、津久井産大豆を利用して発酵を学び、楽しむ活動をしている皆さん(発酵の郷つくい)が中心となり、江戸情緒あふれる小原宿本陣を活用して、「醸して」「食べて」「人とつながって」をコンセプトに企画されました。
「小原宿本陣」では、光明学園相模原高等学校和太鼓部の皆さんの演奏をはじめ、江戸文化の学習、大豆の脱穀体験などのワークショッップや、プロの芸人さんの落語に民謡や舞踊体験など様々な催しが行われました。「夢屋」さんでは、食べ物の販売のほか、地元野菜をはじめ津久井産大豆を使った味噌や豆腐の販売などがあり、秋晴れの中、多くの方が訪れ、まさに食べて、体験して、楽しい一日を過ごされていました。
今後も、小原宿本陣を活用した楽しいイベントを期待しております。
11月13日 孤立対策推進地区対応訓練を実施しました
藤野地区の藤野北小学校を訓練会場に、大規模地震により交通が途絶し、孤立状態になったという想定で、必要となる対応訓練を実施しました。
この日は、ひばり放送の訓練放送を合図に、住民の方々には、近くの一時(いっとき)避難場所へ避難した後、訓練会場に集まっていただきました。
抜けるような青空の下、訓練会場ではカセットガスボンベ式発電機・AED・救助工具セットの取扱い訓練や炊き出し訓練といった各種訓練のほかに、神奈川県警察のヘリコプターによる偵察訓練や陸上自衛隊のヘリコプターによる救援物資の受け渡し訓練を実施しました。
訓練に参加をいただいた地域の皆様並びに関係機関・団体の方々には、改めて感謝を申し上げます。
現在、本市では、地震災害等により孤立してしまう可能性が高い地区を、孤立対策推進地区として55カ所指定しておりますが、そのすべてが緑区内にあります。
自然環境に恵まれ、魅力がたくさんある緑区ですが、災害という視点で考えると、残念ながら危険な側面も存在します。
いざというときに備えて、今回のような訓練を定期的に実施することが災害時の落ち着いた行動に繋がるのではないかと考えております。
緑区では、引き続き「災害に強いまちづくり」に万全を期してまいりますが、皆様におかれましても、自主防災活動等に積極的にご参加をいただき、災害に備えていただきますようお願いします。
11月12日 芸術の秋を楽しむ
芸術の秋、緑区でも文化・芸術にちなんだイベントが数多く開催されております。この日は相模湖・藤野地区のイベントに伺いました。
千木良公民館では「千木良地区文化展」が開催され、地域の皆さんの陶芸作品や絵画、工芸品、生け花など、幅広い分野での展示が行われていました。中には東京の陶芸展で受賞された作品や、千木良地区の歴史を丹念に調べた資料の展示もあり、昔話もお聞きしながら、興味深くひと時を過ごしました。
館内には茶室も設けられており、美味しいお茶もご馳走になりました。
続いて、藤野総合事務所の4階会議室で開催されている、映画看板師・久保板観さんの「昭和レトロ映画看板展」に伺いました。昭和も遠くなりつつありますが、板観さんの映画看板は、当時の名画や役者を味わいのある画風で蘇らせます。平成になってからの映画ですが、高倉健さんの代表作「鉄道員(ぽっぽや)」も昭和風看板で再現されています。
郷愁を誘う看板展は、11月27日(日曜日)まで開催しておりますので、是非お立ち寄りください。
同じく藤野地区の日連では、「ふじのサニーサイドウォーク2016」が開催されており、地域のお店や作家たちによるアート作品の展示・販売やワークショップ、イベントなどが展開されています。
この日は、カフェレストラン「Shu(シュウ)」に伺い、中里弓さん作のアクセサリーや、井戸と照明を使った不思議な空間アートを見させていただきました。
このサニーサイドウォークも、今月一杯開催されていますので、芸術の町、藤野ならではのイベントを是非ご体験ください。
11月12日 健康・長寿で元気一杯の「城山地区敬老事業(シニアクラブ演芸大会)」
城山地区の敬老事業である「シニアクラブ演芸大会」に伺いました。会場のもみじホール城山には地域のご長寿の皆さんが大勢集まり、賑やかに開会式が行われました。
オープニングステージとして相模丘中学校吹奏楽部の生徒さんによる演奏が行われた後、地域で活動されているご長寿の皆さんによるカラオケや舞などが次々と披露されました。時にはお孫さんを交えてのステージもあり、皆さんが生き生きと楽しまれていました。
親が子を手にかけるといったニュースがめずらしくなくなったこの時代、将来を担う子どもたちが健やかに育っていくためには、人生の大先輩達のサポートが不可欠です。今後も元気に様々な活動を続けていただき、地域を明るく照らしていただければ何よりです。
また来年も皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
11月6日 文化・芸術を楽しむ「相模湖ふるさとまつり」
相模湖交流センターで開催された「第10回相模湖ふるさとまつり」に伺いました。
この祭りは、「展示の部」と「ステージの部」に分けて発表が行われるほか、絵手紙コンクールや福祉バザー、模擬店やお茶席などがあり、会場は大いに賑わっていました。
「展示の部」では、絵画や書道、盆栽など地域の皆さんによる自慢の作品が展示されており、どの作品も日頃の活動の成果が十分発揮されたすばらしい作品でした。
一方、「ステージの部」では、よさこいソーラン、フラダンス、舞踊、コーラスなど、多種多様な演目が披露され、私も楽しく鑑賞させていただきました。
大人から子どもまで、地域が一体となって開催されているこのイベントは、「文化・芸術」を通じてふるさと意識を醸成することができる相模湖ならではの祭りでした。
11月6日 紅葉も満喫「陣馬山トレイルレース」
第16回となる陣馬山トレイルレースにミウルと一緒にお招きいただき、今年もスターターを務めさせていただきました。
このレースは、陣馬山域の自然を舞台に高低差605m、総走行距離23.54kmを駆け抜けるもので、体力だけでなく、強い精神力も求められます。また、コースは「かながわ国体」でも使用された「山岳コース」とのことです。
スタート前には、恒例となっている福前体操による「365歩のマーチ」、「ミウル体操」で体をほぐすとともに、スタート前の緊張感を和らげました。
日頃から、この日のためにトレーニングを積んできた参加者も多いと思いますが、スタート地点に立った、全国20都道府県から約1,300人の参加者たちは、スタートの合図のもと、力強く一斉にスタートしました。
周辺の木々は紅葉も始まり、豊かな自然に囲まれた中で行われる緑区自慢のこのイベントをもっと多くの人に知っていただきたいと改めて思いました。
11月3日 地域資源を活用した「甲州街道小原宿本陣祭」
江戸時代、相模湖地区の小原には、甲州街道9番目の宿場として本陣(大名が泊まる宿)が置かれましたが、この本陣は県内の甲州街道・東海道に26軒あった本陣のうち、唯一現存する貴重な建物となっています。
この歴史的建物を後世に引き継ぐとともに、地域の活性化を図ることを目的に本陣祭が開催されています。
本陣祭の呼び物は何と言っても大名行例です。今年も行列に参加させていただきましたが、旗持ちを先頭に殿や姫など総勢80数名の役者が勢揃いすると、壮観かつ華やかで、沿道はこの場面をカメラに収めようと沢山の来場者で溢れていました。
また、小原宿本陣近くの「小原の郷」では、地域の楽団の演奏、ダンスの披露、ライブコンサートなどのパフォーマンスや地元物産展などが行われており、子どもから大人まで一日を通して楽しめるイベントとなっていました。
心地よい秋晴れの小原は、多くの方々でにぎわいました。こうした地域資源を活かし、地域の活性化に取り組まれている小原地域の皆さんのエネルギーを感じる一日でした。
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