平成28年5月の区長レポート
5月30日 「きれいなまちづくりの日」キャンぺーン
市では、毎年5月30日を「きれいなまちづくりの日」として定め、各地域において清掃活動に取り組んでいただいております。
この日は橋本駅周辺地区で行われた「きれいなまちづくりの日」キャンぺーンにミウルと一緒に参加しました。時折り降る小雨の中、自治会連合会をはじめ、老人連合会、地元商店会、交通関係者など約85名の方々に参加をいただきました。
私も橋本駅のペデストリアンデッキで、街行く人に声をかけ、ポイ捨て禁止の啓発をさせていただきました。また、歩道や植込みなどのごみも思ったより少なく、地域の皆さん、駅利用者の皆さんのマナーの良さを感じました。
日頃から地域の皆さんの「まちの美化」への取組みが、緑区のイメージアップにつながっているのだなと誇らしくなりました。
5月29日 城山湖で魅力発信
城山湖コミュニティ広場で開かれた「大好き!しろやまフェスティバル」に伺いました。
このイベントは、地元の城山地区をはじめ緑区の魅力を広く発信しようと企画されたもので、公益社団法人相模原青年会議所が中心となって開催している「さがみ風っこトレイルランニング」と同じ会場で開催されました。
城山観光協会によるポプリアート体験、里地里山観光振興協議会による梅ジュース「梅ほ乃香」のPRのほか、公益社団法人津久井青年会議所による組みひも体験といったブースが並び、トレイルランニングに参加した親子などでにぎわっていました。
初夏を思わせる日差しが降りそそぐ中、城山湖周辺の豊かな自然を体感した後には、緑区の「おいしい」「おもしろい」地域資源を楽しんでいただくことができ、多くの方々にとって思い出に残る一日になったと思います。
5月29日 ホールに響く伝統のお囃子
緑区内では、お囃子が伝統芸能として脈々と地域に受け継がれています。
このほど、城山町祭囃子連絡協議会に所属する10団体がホールに一堂に会する初めての催し、「第1回城山郷土芸能祭」がもみじホール城山で開かれ、熱のこもったお囃子の演技を披露していました。
毎年8月に行われる城山夏まつりでは、各地域を回っていた山車が夜に集結し、お囃子の競演を楽しめることで知られていますが、今日のように、ステージの広さを存分に使った獅子やおかめ、ひょっとこの舞い、ホールで聞く笛や太鼓、鉦の響きも格別なもので、会場からは大きな拍手が送られていました。
お囃子には、夏の風物詩として見る人を楽しませてくれるだけでなく、子どもからお年寄りまで、世代を超えた地域の絆づくりにも欠かせない大きな魅力があります。
数百年続いていると言われ、地域に根付いているお囃子ですが、これからも緑区の財産として、次代に引き継いでいただきたいと思いました。
5月22日 地域に愛される楽団「相模湖音楽隊ブリーズハーモニー 第3回定期演奏会」
ブリーズハーモニーの定期演奏会は今回で第3回となりますが、「相模湖音楽隊ブリーズハーモニー」と改称する前の「相模湖町青少年音楽隊」から数えると今年で45周年という、非常に長い歴史を持つ楽団です。しかし、隊員には若い方が多いためか、日に日に成長を感じられるような瑞々しさも併せ持っています。
今回は「愛」をテーマにした演奏会ということで、ポップスやクラシック、映画音楽など、様々なジャンルから愛と関連のある曲が演奏されており、舞台での演出やパンフレットなどにもこだわりが感じられました。今回はブリーズハーモニーの団員だけでなく、城山ブラスアンサンブル、愛川ウィンドオーケストラなどのゲスト出演もあり、迫力ある演奏を楽しませていただきました。
これからも末永く活動を続け、緑区を代表する楽団として各地で活躍していただきたいと思います。
5月22日 伝統を受け継ぐ「第10回鳥屋囃子交流会」
今年で第10回目の節目を迎えた鳥屋囃子交流会が、鳥屋諏訪神社境内で開催されました。今回共演した団体は全10団体で、鳥屋地区のみならず、相模湖や城山などの団体も参加し、地域を越えた交流を楽しみながら、それぞれが賑やかにお囃子を披露しました。
各団体のお囃子は、笛や太鼓、鉦での演奏に乗って獅子舞やおかめ、ひょっとこなどが演舞をするというスタイルは皆似ていますが、演舞の構成や演奏内容が団体ごとに異なっているのが面白いところです。ユニークな演舞をする団体、演奏に緩急を付ける団体など、それぞれの地域に継承された伝統を伺わせます。
今回特に興味深かったのは、若い方々が多く参加されていることでした。地域の大切な伝統が、熟練した年長者から若者へと脈々と受け継がれている様子を垣間見ることができる貴重な機会だったと思います。
5月21日 掘り出し物発見!「藤野ぐるっと陶器市」
芸術のまち藤野で開催されている「藤野ぐるっと陶器市」に行ってきました。
藤野ぐるっと陶器市では、多くの作家の方が手がけた個性あふれる作品が趣のある古民家やアトリエ、お店などに並んでいました。
時間の都合により、すべての会場にお邪魔することはできませんでしたが、私も緑豊かな藤野の自然を満喫しつつ、素晴らしい作品を楽しむことができました。
今回で17回目となる「藤野ぐるっと陶器市」ですが、年々リピーターが増えており、今年は天候もよかったこともあり、例年以上に盛況でした。
巡回シャトルバスの運行により、会場から会場への移動も便利となり、より多くの作品を見ることができると大変好評でした。
今後も、藤野ぐるっと陶器市がよりいっそう賑わうように願っております。
5月21日 祝!「みやがせミーヤ館」開館!
みやがせミーヤ館の開館式に出席しました。
県立やまなみセンターの別館(旧宮ヶ瀬ビジターセンター)が宮ヶ瀬湖の総合案内や自然観察といった新しい機能を提供するために、「みやがせミーヤ館」としてリニューアルオープンしました。
リニューアルに伴い、宮ヶ瀬を訪れる方の憩いの場や交流の場として利用していただくために、自転車で来館された方への休憩・交流スペースや小さなお子さんでも楽しめるキッズスペースが新たに設けられました。また、相模湖や津久井湖など神奈川県の水源地域の特産品「やまなみグッズ」や宮ヶ瀬湖オリジナルグッズの販売コーナーも充実しており、訪れたどなたでも楽しめる施設となっています。
当日は、みやがせミーヤ館の開館を祝うような雲ひとつない晴天のもと開館式が執り行われました。みやがせミーヤ館のさらなる発展と充実が図られるよう期待しております。
5月15日 鮎の放流に参加してきました
中道志川トラスト協会では、道志川の水質保全や河川美化を目的として、様々な活動を行っています。こうした活動の一環として青野原オートキャンプ場で行われた稚鮎の放流に、ミウルとともに参加させていただきました。当日は天候にも恵まれ、地域の方々と約2万匹の稚魚を放流しました。キャンプ場に来ていた子どもたちにもたくさん参加していただき、透き通った川を元気に泳いでいく稚魚を笑顔で見送る姿がとても印象的でした。
かつては船乗りが航海に道志川の水を持って行き、「赤道を越えても腐らない水」と評判になったそうです。緑区の豊かな自然はこうした良質な水源に支えられているのだと改めて実感した1日でした。
5月9日 さがみはらの「幸せの時間(とき)」
フォトシティさがみはらサポーターズクラブが主催する写真展「さがみはら幸せの時間」に伺いました。
会場のもみじホール城山には、会員46名が出展した公園の桜をはじめ、今は見かけなくなった田んぼのもみ殻焼きの風景など四季折々の風物を写した作品や、散髪をしているご夫婦や犬と散歩を楽しむ親子など、何気ない瞬間「幸せの時間」が見事に切り取られた作品が並びます。
作品は、季節の順に展示されており、人物を中心に撮影された祭りもバランスよく配置されるなど相模原の魅力が一目で伝わる写真展となっていました。
フォトシティさがみはらサポーターズクラブは、本市が全国に向けて発信している総合写真祭「フォトシティさがみはら」の事業を支援するとともに、写真文化の高揚が図られることを目的に活動するボランティアグループです。会員の皆さんの更なる活躍を期待しております。
5月4日 こいこいまつり~和田の里交流祭~
日本の里100選にも選ばれた藤野・佐野川地区和田の里で毎年行われている「こいこいまつり」に伺いました。
「こどもの日」のイベントとして、子どもの成長を願う「和田の里みちくさの会」により企画されたもので、ゴールデンウィークの風物詩にもなっています。
各家庭で飾らなくなったこいのぼり約200匹を、3本のワイヤを渡して里山に群泳させる光景は、地区内を流れる沢井川の清流をはじめ、周辺の山並み、斜面地を利用したお茶畑、初夏の薫風ともマッチして圧巻です。
藤野駅から5.5キロ、陣馬山へ3.5キロに位置する和田の里は、県道沿いに新たに設置された木製の看板が目印。その先は、和田峠・八王子方面へと通じています。
周辺には、6月初旬頃まで茶摘みや手作り茶体験が楽しめる「和田の里体験センター村の家」をはじめ、かながわ蔵のまちなみ100選にも選ばれた白い蔵の数々があります。
新緑の季節を迎え、多くの人々が登山を楽しんでいます。陣馬山麓蔵の郷「やさか茶屋」などで疲れを癒した後、富士山が望める和田峠、陣馬山まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
5月3日 北条氏の縁が集う「小田原北條五代祭り」
小田原城周辺で開催された小田原北條五代祭りに伺いました。相模原市は津久井城をはじめ、津久井地区などに北条氏に関する数多くの伝承が残っており、同じく北条氏とゆかりのある市町で構成される「北条五代観光推進協議会」の加盟市として、様々な観光イベントなどを通じて連携をさせていただいております。
この日の小田原城は、5月1日に天守閣がリニューアルオープンしたこともあり、大勢の観光客の皆さんで賑わっていました。
祭り最大のイベントである武者隊行列のパレードでは、沿道に詰めかけた観衆の皆さんの声援を受け、地域の皆さんや北条氏にゆかりのある市町の皆さんが、本格的な甲冑や風魔忍者などの様々な衣装に身を包んで登場しました。緑区からは北条氏康隊として津久井衆甲冑隊が参加し、「津久井城」ののぼりを掲げて1時間余りのパレードの中で津久井城のPRをしていただきました。
北条氏は、五代約百年の間、親子兄弟が争うこともなく、教育文化の高揚や海運を活用した商工業などの振興を図り、関八州を治めたと伝えられています。緑区もまた、北条氏のゆかりでつながる市町の絆をより一層深め、更なる連携と地域振興に努めていきたいと思います。
5月2日 「布ぞうり&手作り作品」で被災地を支援
緑区を拠点に活動している福祉と環境のボランティアグループ「青い鳥」の「布ぞうり1000人展&手作り市」が津久井湖観光センターで開催されました。
「青い鳥」のメンバーは約30名。これまで着物や浴衣などをリメイクした手提げバッグや洋服などを販売し、売上金を寄付することで東日本大震災の復興支援を行なってきました。今回のイベントは、浴衣を再生した一千足の布ぞうりをはじめ、手作り小物などを販売し、4月に発生した熊本地震の被災者支援にも活動の輪を拡げたものです。
この活動は、地域の人たちにより、物の再利用によって生まれた収益を福祉に役立てるというまさに「福祉と環境の活動」であると感じました。今後の「青い鳥」の活動予定ですが、6月26日(日曜日)には、さがみはら北の丘センターを会場に、布ぞうりと展示品の販売をされるとのことです。
震災の復興には息の長い支援が必要です。これからも人と人との繋がりを大切に活動し続けていってほしいと思いました。
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