平成27年4月の区長レポート
4月29日 心あたたまる手作りの敬老会
津久井地区の三ケ木で行われた「津久井中央地域春祭り敬老会」に伺いました。地域の皆さんが一堂に会して楽しく歓談するこの手作りの敬老会は、地域の恒例行事となっています。春の陽気と地域の皆さんの人情あふれる雰囲気は、とても居心地が良いものでした。
会場では婦人会の皆さんによる地元料理をいただきながら、春のひとときを楽しみました。また、舞台での青年会による地元ネタも盛り込んだ演劇では、観客の誰もが一緒になって楽しく笑い、会場全体がさらにあたたかくなったように感じました。この「地域の絆」がこれからもずっと続き、緑区を支えていってくれると改めて強く感じました。
4月29日 自然と安らぎの相模湖やまなみ祭
今年で第18回を迎える「相模湖やまなみ祭」に伺いました。相模湖の湖畔、雄大な自然の中にある県立相模湖公園は、地域の皆さんや各地から訪れた多くの観光客で大変賑わっていました。
広場にはフリーマーケットや模擬店が並び、特に地域の特産品や、をばら本陣焼など様々な模擬店は大盛況でした。また、ステージでは地元団体によるダンスをはじめ、演歌や体操などが披露され、観客と一体となって大いに盛り上がりました。
相模湖は緑区の誇る魅力ある財産のひとつであり、たくさんの水や緑に囲まれて安らぎを感じることができる場所です。これからも相模湖を多くの人に知ってもらい、緑区にあふれる自然と安らぎを感じていただきたいと思いました。
4月18日、19日 相原公民館改修落成式、落成記念公演
老朽化のため改修工事を行なっていた相原公民館の改修落成式が、18日(土曜日)に開催されました。戸塚公民館長のごあいさつから始まり、普段公民館を利用される地元団体の皆さんのステージを楽しむことができました。
改修された公民館は、大会議室や事務室などが広くなったほか、コミュニティー室を別棟に設置し、図書室が1階に移るなど、地域の皆さんの声を反映した使い勝手の良いものとなっています。関係者の皆様のこれまでのご努力に改めて敬意を表したいと思います。
翌19日(日曜日)に開催された落成記念公演では、相原公民館の成人学級から演劇サークルへと発展した「笑吾座(わらわれざ)」による田舎芝居「関の弥太っぺ」が上演されました。
物語は、かつて甲州街道の宿場として栄えた、藤野吉野宿の旅籠を舞台に展開するなど、緑区のご当地色もあり、ご来場された大勢の皆さんも、笑吾座の皆さんの熱演と期待を裏切らない面白さに大満足の様子でした。
相原公民館が今後も地域の皆様に親しまれ、様々な活動の拠点として発展することをお祈りします。
4月17日 幻の鉄道計画
昨年、城山総合事務所にオープンした公文書館では、6月20日まで企画展「幻に終わった相武電気鐵道と南津電気鐵道」が開催されています。
現在、リニア中央新幹線や小田急多摩線延伸の計画が話題になっていますが、大正から昭和の初めにかけて、市内を横断する2つの鉄道計画があったことをご存知ですか。
相武電気鐵道は、渋谷から淵野辺、上溝を経由して愛川までを結ぶ路線で、今話題の小田急多摩線のルートに近い計画でした。また、南津電気鐵道は、現在の京王線聖蹟桜ケ丘駅から橋本を経由して、城山地区の久保沢までを結ぶ路線で、南多摩から津久井地域を結ぶことから「南津(なんしん)」という名前になったとのことです。
どちらの鉄道も計画はかなり進んでいましたが、昭和の経済恐慌に耐えられず、計画は中止となりました。
鉄道建設にかけた先人たちの苦労をねぎらうとともに、かつて計画されていた鉄道計画がもし実現していたら、相模原市はどんな街になっていたのか、そんなことをふと考えました。
4月12日 稲生(いのう)桜祭り
前日までのはっきりしない天気から一転、晴れ渡る青空のもと、稲生桜山下で、恒例の稲生桜祭りが開催されました。
桜の名所は数々あれど、山一面を桜で彩るのは稲生だけと聞いていましたが、残念なことに花は盛りを過ぎていました。
稲生の桜は、昭和天皇が皇太子のころに欧州各国を視察帰朝されたことを記念して地元の青年会員が植樹されたとのことで、樹齢は80年~90年位であるとのことです。
祭りの会場は、琴の演奏やお囃子などの催し物や焼き鳥、焼きそばの出店があり、大いに賑わいましたが、特に串川中学校の吹奏楽部の皆さんの演奏は素晴らしく、アンコールの掛け声もありました。串川中学校の生徒さんには、これからも地域を盛り上げてほしいと思います。
桜の山を愛でることはかないませんでしたが、里山の芽吹きの春を十分に堪能させていただきました。
4月11日 相模湖地区与瀬神社の例大祭 豪快な御輿
相模湖地区の与瀬神社の例大祭に伺いました。天候が危ぶまれましたが、幸い雨は降らず、午後から若者たちに担がれた御輿が神社周辺を練り歩きました。
最大の見所は、白装束の若者に担がれた御輿が急な50段の石段を豪快に下るところです。この日は石段がすべりやすく、緊張感がいやがうえにも高まります。
若衆の御輿とともに子供御輿や可愛い稚児行列も練り歩き、祭りに賑やかさを添えます。
この祭りは、疫病よけのために御輿の渡御を行なっているとのことで、「与瀬の権現様」の祭りとして親しまれているそうです。
祭りを通して与瀬の歴史を知るとともに、皆さんの地域への思いを強く感じました。
4月4日・5日 津久井湖さくらまつり・おおさわ桜まつり
『津久井湖さくらまつり』と『おおさわ桜まつり』に行ってまいりました。今年も両会場とも満開の桜の花の出迎えを受け、来場者のみなさまといっしょに春の一日を楽しませていただきました。
ステージプログラムでは、お囃子、太鼓演奏、マジックショー、お笑いライブなどいろいろなイベントが行われ会場を賑わせていました。この「津久井湖さくらまつり」と「おおさわ桜まつり」は、昨年私が区長に就任してはじめて参加させていただいた地域のイベントでした。早いものであれから1年経ちましたが、改めて緑区の奥広さと豊かな地域資源に魅力を感じました。この緑区の素晴らしさをさらに発信し、多くの人に緑区を訪れていただきたいと思っております。
関連情報
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
緑区役所区政策課
住所:〒252-5177 緑区西橋本5-3-21 緑区合同庁舎5階
電話:042-775-8802(総務・政策班)
電話:042-775-8852(鳥獣対策班)
ファクス:042-700-7002
緑区役所区政策課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム