平成29年3月の区長レポート
3月4日~12日 春を告げる「公民館まつり」
3月に入り、早春の風情を感じるようになると、緑区各地は公民館まつりの季節となります。
3月4日から始まった公民館まつり(橋本公民館、相原公民館、大沢公民館、城山公民館、津久井中央公民館、相模湖公民館、藤野中央公民館)にミウルと一緒に参加してまいりました。どの会場も子どもから大人までたくさんの来場者で賑っており、公民館が地域の多くの皆さんに利用されていることを改めて実感しました。
館内に設営されたステージでは、地域のダンスサークルやコーラスグループ、小学生によるアトラクションなど、公民館を日頃から利用している団体による催しが行われ、笑顔と拍子が絶えない盛り上がりとなりました。また、盆栽や手芸など数々の素晴らしい作品が並ぶコーナーや、茶会の席、地域特産品の販売など、会場によって特徴があり、楽しく拝見させていただきました。
公民館で活動するサークルや団体はたくさんありますが、なかなかお互いの活動を見る機会は少ないと思います。こうしたイベントを通じて、お互いの活動を知って共感し合い、地域の絆がより深まっていくことを願っています。
3月12日 「あきやさまのひでとぼし」
横橋地区の「秋葉神社の火祭り」に伺い、緑区の火伏せについて祈願してまいりました。地元では、火祭りのことを「あきやさまのひでとぼし」と言うそうです。
この火祭りは、参道入口にのぼり旗を立て、その周辺に松明を立て、火防や家内安全を祈る横橋地区に伝わる伝統行事です。祭りに伺うのは、今年で3回目になります。横橋の皆さんとも色々な話ができるようになり、幻想的な灯りに感動しつつも、裏方の皆さんの動きも気になります。
手作りの松明は、松の木を伐採して残った根「ひで」を掘り起こし、割って乾燥させて青竹の先に挟んだもの。ひと手間もふた手間もかかります。こうした準備は、横橋自治会が中心となり、地域の伝統・文化を継承されてきた地元の「若葉会」が協賛して実施されているとのことですが、高齢化が進んでおり、今後、祭りがどうなっていくのか、皆さん将来を大変心配されていらっしゃいました。
私としては、他の地区にない、古式ゆかしいこの火祭りを多くの方に知っていただきたいと思っておりますが、そのためには祭りを何とか継続していただかなくてはなりません。お母さん方の身も心も温まる甘酒や豚汁の振る舞いに感謝するとともに区としても、スピード感をもって中山間地域の活性化に取り組んでいかなくてはならないと意を新たにしました。
3月11日 白い梅の花で、おもてなし「本沢梅園まつり」
暖かな日差しに包まれた中、「本沢梅園まつり」に伺いました。
本沢梅園は、普段は敷地内に入ることができないのですが、毎年開花の時期に合わせて一般開放され、園内を散策することができます。梅の白い花が斜面一面に咲き誇る様子はまさに絶景で、春の訪れを感じさせてくれる、大変楽しみにしているイベントのひとつでもあります。
当日、会場では特産品の販売や太鼓の演奏などの催しも行なわれ、お花見の雰囲気を一層盛り上げていました。また、圏央道が開通されてから、遠方から訪れる人も少しずつ増えているとのことで、地域の方々による手作りの祭りがこうして広く知られるようになったことを大変うれしく思いました。
6月には梅のもぎ取りも予定されています。見事な梅の実がたくさん実り、またこの場所でたくさんの笑顔が見られますことを、今から楽しみにしています。
3月5日 いざ出陣!「津久井城まつり」
時は戦国、世は乱世…。ようやく春めいてきたこの日、津久井城址では、戦国時代を彷彿とさせる合戦絵巻が繰り広げられました。
戦国時代、北条氏の支城であった津久井城の跡地、津久井湖城山公園の根小屋地区で、津久井城まつりが行われました。津久井城ブランドの模擬店のほか、当時を再現した「のろし」があがるなど、津久井城址ならではのイベントでした。
そして、津久井城まつり最大の目玉は、津久井衆甲冑隊による甲冑劇です。今年は、津久井城主・内藤氏が登場する津久井城をテーマに、迫力ある劇が繰り広げられました。観客からは、津久井衆甲冑隊のすばらしい演技に多くの拍手が寄せられました。
戦国時代の面影を体感できる史跡津久井城の魅力を多くの方に知っていただきたいと思うとともに、自分も内藤氏に負けないよう緑区のために奮闘したいと思います。
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