平成27年8月の区長レポート
8月30日 相模原市総合防災訓練(地域会場訓練)を実施
相模原市総合防災訓練の一環として、相模湖地区の内郷小学校を会場に、地震による災害が発生したことを想定した防災訓練を実施しました。
当日は、ひばり放送の訓練地震放送を合図に、各ご家庭で1分間行動訓練、黄色い小旗掲示訓練を実施した後、周辺の地域住民の皆さんには、訓練会場に集まっていただきました。
会場では、相模総合補給廠との無線による情報伝達訓練を皮切りに、全体での車椅子や救助用工具の取り扱い訓練、グループ単位での初期消火訓練、AEDや三角巾の取扱い訓練を実施しました。また、当日は、市職員によって結成されたバイク隊による初めての状況確認訓練も実施しました。彼らには、今後の緑区内の災害時情報収集活動に期待したいと思います。
強まる雨の中、時間を短縮しての訓練となりましたが、参加者の皆様、ご協力いただいた関係機関・団体の皆様には、熱心に訓練に取り組んでいただき、ありがとうございました。
全市的に行う総合防災訓練は年に1回ですが、各地域で実施される訓練はとても大切であり、その取組みが地域の防災力を高めていきます。地域で団結してお互いの命と生活を守っていきましょう。
8月29日 子どもたちの熱気を感じるライブイベント
相模湖駅前の桂北公民館で開かれた、「相模湖ミュージックパークAtoZ」に伺いました。
この音楽イベントは、地域の子どもたちが中心となり、ステージを披露するだけでなく、会場設営、片付けといった、裏方の仕事もこなす体験型のイベントとして開催されています。
今年からは、実行委員長を中学生が務めることとなり、次代の緑区を担う若い皆さんが活躍されることを大変頼もしく思いました。
子どもたちには、様々な体験を通じて、自分に自信の持てる大人に成長していってほしいと思います。
当日は、地域の子どもたちによる演奏のほか、城山高校生、上溝高校生バンドや品川区からの交流バンドの出演、そして、プロのスペシャルゲストによる迫力あるライブがステージに花を添えていました。
また、公民館広場では、地域団体の皆さんによる「本陣焼」などの地元の特産品の販売や飲食ブースの出店もあり、地域が一体となって、このイベントを支えていると感じました。
このイベントが、相模湖地区はもとより、緑区を代表する一大音楽イベントとして成長されることを願っています。
8月28日 9台の山車の共演!城山夏まつり
城山夏まつりに伺いました。このお祭りは、毎年8月27日、28日に開催される川尻八幡宮の例大祭で、「かながわのまつり50選」に選ばれている由緒あるお祭りです。
28日は、あいにくの空模様でしたが、過ぎ行く夏を惜しむように、会場は多くの人々で賑わっていました。
もみじホール前に集結した9台の山車が、それぞれ特色のあるお囃子を披露する姿はまさに幻想的で圧巻でした。お囃子の共演とともに会場を埋め尽くした地域の皆さんの熱気で、お祭りは大いに盛り上がりました。
私もやや秋めいた風を感じつつ、お祭りの雰囲気を存分に楽しませていただきました。
城山夏まつりは、子どもからお年寄りまで、地域が一つになって楽しめる緑区ならではの素晴らしいお祭りです。歴史と伝統のあるお祭りを、これからも受け継いでいってほしいと思います。
8月26日 受け継がれる伝統 下九沢御嶽神社例大祭
やや肌寒く、時折小雨が舞う曇り空のもと、下九沢御嶽神社例大祭に伺いました。境内に入ると、塚場囃子連の子どもたちによる心地よいおはやしの音色が聞こえてきて、お祭りを盛り上げていました。
式典の後、社殿において市登録無形民俗文化財となっている番田神代神楽が厳かにとり行われました。
今年は、残念ながら公務が重なりこのお祭りの見所で、約200年の伝統のある獅子舞を見学することができませんでしたが、次回の楽しみにとっておきたいと思います。
都市化の進展により、古いものが次々に失われてきましたが、このお祭りを通じて、地域の伝統や文化を受け継ぐことの大切さを改めて感じました。
8月23日 400年の歴史を現在へ継ぐ「大島諏訪明神の獅子舞」
大沢地区にある大島諏訪明神の例大祭で、奉納獅子舞を拝見しました。
県の無形民俗文化財に指定されているこの獅子舞は、剣獅子、巻獅子、雌獅子の三頭の獅子と鬼、天狗、岡崎、笛と唄によって構成され、神社周辺の地域を練り歩いた後、笛と太鼓の音とともに神社の中に入ってきます。境内にあるしめ縄を張った土俵の中で、笛と唄に合わせて三頭の獅子舞が大きく上体を振り回し、まるでお互いの技を競い合うかのように舞い、また、その足さばきには舞踊的要素が感じられました。その後、かわいらしい天狗を先頭に小学校3年生から高校生までの子ども達の獅子が登場し、大人顔負けの迫力ある舞を披露してくれました。
季節の変わり目の心地よい風を受けながら、獅子舞という伝統ある文化を受け継いでいく地域の方々の努力と熱意を強く感じることができました。
8月22日 地域が一体となる「九沢盆踊り大会」
九沢八坂祭典の一環として開催された「九沢盆踊り大会」にお伺いしました。
台風の影響もあり、大変蒸し暑い夜となりましたが、やぐらの周りでは、お揃いの浴衣、法被を着た多くの皆さんが踊っておられ、私も輪に加わり、皆さんと一緒に踊らせていただきました。また、曲の中に「九沢音頭」とういう曲目があり、九沢の皆さんの地域に対する思いを感じられずにはいられませんでした。
また、休憩時間には、祭典保存会の皆さんによるお囃子の披露があり、子どもたちが、おかめ、ひょっとこ、獅子、狐等に扮して踊る、ユーモラスで可愛い舞を拝見させていただきました。
地域が一体となって作り上げるこの盆踊りは、世代を超えて交流ができるコミュニティづくりの場でもあると強く感じました。
8月22日 大自然の中の宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン
今年で第6回目となる宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンは、朝から真夏のような日差しの中で開催されました。このマラソンは、6~15名がチームとなり、湖畔のコースをリレー方式で24時間走り続けるというものです。当日の参加者は約2,000人にも及び、老若男女さまざまなランナー達が早朝から宮ヶ瀬湖畔に集結していました。和気あいあいとした雰囲気ではありましたが、各チームは広場にテントを設営して24時間という長丁場に備え、ウォーミングアップやミーティングをしたり準備に余念がありません。
また、大会にはゲストとしてランニングコーチの真鍋裕子さんや、箱根駅伝などで活躍したメクボ・ジョブ・モグスさんが参加されており、選手へのレクチャーをしたり、一緒に走ったりと、大会を盛り上げました。とても暑い日ではありましたが、ランナーはチームメイトの応援を受けながら元気一杯に走り、次々とリレーのたすきが回されていきます。ここに参加した大勢の方が、宮ヶ瀬の自然を楽しみながらチームの絆を深め合ったのではないでしょうか。
8月16日 様々な願いを込めて、小倉橋灯ろう流し
毎年8月16日に行われる小倉橋灯ろう流しは、今年で16回目を迎えました。ライトアップで浮かび上がった小倉橋とともに相模川に浮かぶ灯ろうは、会場で演奏されていた笛の音色と相まってとても幻想的です。今年も多くの方々が来場し、それぞれの想いを灯ろうに込めて流しておりました。緑区のますますの発展を願い、私も灯ろうを流しました。毎年ライトアップにあわせて小倉橋フォトコンテストも開催されており、この日も会場にはゆるやかに流れる灯ろうを写真に収めようと、カメラを向ける人もたくさん見受けられました。イベントの後半では花火が打ち上げられ、残暑が続く夏の夜を皆さんと楽しむことが出来ました。
8月11日 企画展開催中 吉野宿ふじや
藤野地区の「吉野宿ふじや」では、企画展「第三回藤野の懐かしい写真展」「戦時中の体験記」が10月31日まで開催されています。
今回の展示は、「NPO法人ふじの里山くらぶ」と「市立博物館」の協働事業として企画されたものです。
写真展では、昭和20年代、30年代の学校の様子や藤野地域の皆さんを撮った貴重な写真があり、私も子供の頃を思い出し、「良い時代だったなあ」などと思わずつぶやいてしまいました。
また、地元から出征された人の遺品の展示などもあり、戦争体験者の人々の体験談からは、当時の苦労や辛さが伝わってきます。
現在、「吉野宿ふじや」では、飼育中の蚕が繭を作っており、こうした様子が観察できるとともに繭玉を使って緑区のイメージキャラクター「ミウル」の人形作りも楽しめます。
お近くにお越しの際には、是非立ち寄って昔を懐かしんでいただけたらと思います。
8月9日 数をアートやデザインで表現できる? 「アートラボはしもと 学生企画展」
アートラボはしもとでは「数でこころ、動くんだ展」が8月23日まで開催されています。
数は、人に情報を与えるものですが、何かを伝える、記憶に留めるには感情に訴えることが必要になります。このような数値化された数をアートやデザインで表現することにチャレンジした展覧会です。
展覧会は、美術大学などの学生たちが企画、実施までを自ら体験する貴重な場にもなっており、学生スタッフが来場者と一緒に会場をまわりながら作品の解説なども行なっています。
学生たちが成長していく貴重な空間である「アートラボはしもと」とその活動をこれからも応援したいと思います。
※写真は「浴びるゲイツ」という作品で、ソファの上に、世界長者番付け1位の資産家の分給5分に相当する540万円のカーテンを展示したものです。
8月8日 地域を挙げての祭礼 鳥屋の獅子舞
連日の猛暑が若干和らいだ8月8日、神奈川県無形民俗文化財に指定されている鳥屋の獅子舞に伺いました。
祭礼ゆかりの鈴木家から約1キロ離れた諏訪神社へ向かう「道行き」が行われ、道中三頭の獅子の一行の後を華やかで色とりどりの万灯、山車、御輿が行列をつくる様は一体感があり大変賑やかでした。
行列の一行が神社の境内に集結すると熱気と興奮で祭りは最高潮となりました。その後、祭りの見どころである三頭の獅子による奉納舞が行われました。
祭礼を見学させていただいて、鳥屋の獅子舞の伝統の深さに触れるとともに子供からお年寄りまで地域を挙げてのお祭りであると感じました。
8月8日 世代を超えた地域連携 第10回串川夏祭り
串川夏祭り実行委員会と串川ふるさとづくり協議会が主催する第10回串川夏祭りにミウルと一緒に参加させていただきました。
このお祭りは、串川中学校の生徒さんが模擬店の企画運営にあたるなど、中学生を中心に運営され、地域全体が世代を超え、互いにふれあう機会をつくることが目的となっており、まさに「串川らしい」特色のあるお祭りでした。
会場では、つくい胡蝶によるソーラン踊りや民謡同好会による民謡、串川中学校の生徒さんによる約20店の模擬店で大変賑やかでした。
地域の連携は、世代を超え、このような祭りを通じて生まれてくるものだと改めて思いました。
8月8日 地域の絆を感じた沢井お盆フェスティバル
沢井お盆フェスティバルにミウルと一緒に伺いました。
雲行きが怪しい空模様でしたが、なんとか持ち直してフェスティバルは、無事開催されました。
会場には、特設ステージが設置され、カラオケやダンスなど小さな子供からお年寄りまで多くの参加者で賑わっていました。
また、やぐらの周りでは、盆踊りも始まり、私も盆踊りに参加させていただき、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
お盆フェスティバルに参加させていただき、改めて沢井地域の絆の強さを実感しました。
これからも、このイベントが世代を超えて受け継がれていくことを願っております。
8月7・8・9日 真夏の空に竹飾りが舞い踊った 第64回橋本七夕まつり
相模原市の6大観光行事の一つで、緑区が誇る一大イベントでもある「橋本七夕まつり」が、今年も盛大に開催されました。
会場内は、大小約250点の趣向を凝らした竹飾りで彩られ、6つのステージでは、ダンスや大道芸などの楽しいパフォーマンスが催され、通りが華やかな舞台となり、多くの観客で賑わっていました。
開会式には、ミウルも出演しましたが、多くの子供達から声をかけてもらい、大変嬉しく感じました。
また、緑区役所と橋本こどもセンター子育て広場の皆さんとの合作で、ミウルを模った区制施行5周年の竹飾りを出品し、まつりを応援するとともに区の5周年をPRさせていただきました。
今年は、3日間とも天候に恵まれ、昨年よりも多くの親子連れや浴衣姿のカップルをお見受けしました。来場者だけでなく、ステージ出演者や出店者にも若い世代の方々が多く、猛暑の中で汗を拭いながら活き活きと活動する姿に、橋本地区の未来を担う若い力を実感させられました。
まちの形は変わったとしても、まつりを通じた地域の絆や伝統を永く受け継いでいって欲しい、と強く願う七夕の夜でした。
8月3日 若さで元気な「青山神社例大祭」
津久井地区の関地域の伝統行事、「青山神社例大祭」に伺いました。
この例大祭は、8月3日・4日の2日にわたり開催されるもので、3日は御輿の渡御と御浜降り、山車の巡行が行われ、4日は奉納演芸会として歌謡ショーが公演されました。
午後1時頃、御輿が威勢よく宮出しされ、御輿に追随する山車の上では、首長囃子関保存会の皆さんによるお囃子の音と踊りが祭りに花を添えていました。お聞きしたところによると、今年は子ども・中人御輿の担ぎ手が増えているとのことで、とても頼もしく感じました。
夜には、祭りのクライマックスとして川の流れをせき止めた串川に御輿が入る「御浜降り」が行われると、担ぎ手の勇壮な掛け声と水しぶきが上がり、合わせて囃子の音も最高潮となり多くの歓声に包まれていました。
この伝統ある行事は、皆さんの心をつなぐ緑区の貴重な宝であるとともに、地域の誇りでもあると感じました。
8月1日 山と湖の風景と共に楽しむ「さがみ湖湖上祭花火大会」
今年で第66回目となる「さがみ湖湖上祭花火大会」は、周囲を山に囲まれた湖上から花火を打ち上げるという、まさに緑区ならではの花火大会です。今年も明るいうちから、会場の相模湖公園内には大勢の観客がシートを敷いて場所取りをしており、夕刻の訪れを心待ちにしているようでした。
いよいよ周囲が暗くなり、開会式の後に第一発目の花火が打ち上げられると、歓声や拍手が起こり、賑やかに花火大会が始まりました。威勢の良い音が山々にこだまし、湖には鮮やかな光が反射します。この湖上祭では、観客から非常に近い距離で花火が打ち上げられるため、光も音もかなり大きく感じられ、中でも「尺五寸玉」という特大の花火は、真上まで見上げた視界全てに広がる大迫力でした。最後は、湖を横切るように降り注ぐ「ナイアガラの滝」が湖面を色とりどりに照らし、厳かな雰囲気の中で閉会となりました。
大会中は好天にも恵まれ、始終穏やかな風が吹いていたおかげで、心地良く花火を眺められました。開催にあたってご尽力された実行委員会の皆様をはじめ、ご協力いただいた多くの人々に支えられた、大変素晴らしい花火大会であったと思います。
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