ペットを原因とするサルモネラ症
サルモネラ菌は、人のチフス菌や鳥の白痢菌なども含む広範囲な菌種で、犬や猫、鳥、観賞魚、爬虫類なども保有していることがあります。中でも、ミドリガメの保有率は数十パーセントと高いものです。
そのため、カメなどのペット(動物)の排泄物に含まれた菌をなんらかの形で口にすることで、人に感染することがあります。
症状
下痢や腹痛などの急性腸炎症状や、発熱が多く見られますが、無症状で経過することもあります。免疫力の弱い高齢者や子供で多く発生する傾向にあり、乳幼児では重症化することもあるため注意が必要です。また、動物に対しては、病原性がある菌種とそうでない菌種があります。
予防・対策
- カメなどの動物に触れたあとは念入りに手洗い・うがいをすること。
- 水槽の水やフンには菌が存在する可能性があるため、食品を扱う台所の流しなどには捨てないこと。
- 新たに飼いはじめる場合は、あらかじめ適正に飼養管理できるかをよく考え、家族でもよく相談してからにしましょう。
(注) 「動物の愛護及び管理に関する法律」では愛護動物の終生飼育の義務があり、遺棄した場合には罰金に処せられます。動物愛護の精神を忘れずに、ペット(動物)は安易に捨てたりせず、適正な飼養管理のもと、最期まで可愛がってください。
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