市町村合併(11) (平成15年9月1日号)
シリーズ 市町村合併(11)
本紙7月1日号のこのコーナーで津久井郡4町と合併に関する調査研究を始めることをお知らせしましたが、今回から5回に分けて、津久井郡4町が「どんな町」なのかご紹介します。
城山町 水と緑に町民の健やかさがこだまする憩いある生活都市・城山
城山町は、本市の西部に接し、北部は町田市、南部は愛川町など3市2町と接しています。町は相模川沿いに続く平坦な相模原台地から山間部に変わるところに位置し、平坦部は宅地化が進み都市近郊のベットタウンとなっています。町の中央から南にかけて「相模川」が流れ、かながわの景勝50選などに選ばれている「小倉橋」があり、今でも交通の要所として利用されています。また、西部の城山ダムにせき止められた「津久井湖」に面し、北部には発電を行うために造られた「城山湖」があります。
津久井町 自然と共生する理想都市 水源文化都市・津久井
津久井町は、東部は城山町、北部は相模湖町や藤野町、西部には山梨県など2市4町2村と接しています。町の北東部に市街地が形成され、周辺には農地が展開されています。丹沢の森林と「津久井湖」、「奥相模湖」、「宮ヶ瀬湖」の3つのダム湖と道志川などの3つの清流を抱える県民の水源の町です。自然豊かな環境や文化・歴史などの地域資源を生かした観光や交流が盛んで、津久井湖周辺の美しい景色が見られるハイキングや道志川周辺ではキャンプなどが楽しめます。
相模湖町 人と自然をつなぐ活力ある林間都市・相模湖
相模湖町は、神奈川県の北西端に位置し、北東部は八王子市、西部は藤野町、南部は津久井町の1市2町と接しています。町にはJR中央本線や中央自動車道が走り、町のほぼ中央を相模川が流れ、県民の水がめである「相模湖」があり町を東西に二分する形となっています。「相模ダム」は日本で最初のころに河川総合開発事業で建造された利水ダムとして古くから町民に親しまれおり、相模湖を拠点とした観光も盛んで、「さがみ湖湖上祭」などのイベントが行われています。
藤野町 人と自然をいかした豊かなふるさと文化のまち・藤野
藤野町は、神奈川県の最北西端に位置し、北部は八王子市、西部は山梨県、南部は津久井町、東部は相模湖町など1市3町3村と接しています。町には国道20号線やJR中央本線が走り、町の骨格を成しています。東側に「相模湖」があり、森林浴日本100選に選ばれた遊歩道、「沢井・佐野川地域の陣馬山周辺」など、豊かな自然を特色としています。また、「ふるさと芸術村」の推進によりたくさんの野外環境彫刻が町のなかに展示され、自然と芸術が調和した観光のまちです。
次回以後も津久井郡4町について紹介していく予定です。
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