市町村合併(12) (平成15年10月1日号)
シリーズ 市町村合併(12)
今回から4回に分け、津久井郡4町を町ごとに紹介します。初回は城山町です。
位置と歴史
城山町は、本市の北西部に隣接し、昭和30年に川尻村と湘南村、そして三沢村の中沢地区が合併して誕生しました。面積は19.90平方キロで比較的小さな町です。町内には、縄文時代の住居跡があり、このころから住み良い環境であったことがうかがえます。
みどころ
町には、水と緑豊かな自然のスポットが数多くあります。水力発電のために造られた「城山湖」は、野鳥の宝庫であり、高尾山へのハイキングコースも楽しめ、湖畔一周5キロ程の「町民の森散策路」には野鳥観察所や展望台も設置されています。また、その近隣には里山の自然が残る「ほたるの里」や南関東一のカタクリの群生地「城山かたくりの里」があり、春には可憐な花が咲きます。さらに相模川にかかるレトロな雰囲気の「小倉橋」や、その周辺では四季折々の景観が楽しめます。
生活圏と町民の意識
町の生活圏は、本市への通勤・通学者が約3割であり、買い物なども含めると、さらに多くの住民が本市を利用しています。また、昨年、全有権者に対し実施した市町村合併に関する住民アンケート調査では、合併の組み合せとして本市を望む声が多くありました。
まちづくり
町は、相模原都市計画区域に属し、本市と一体的なまちづくりが進められており、町の都市基盤整備はおおむね完了しています。今後は、次世代に向けて津久井広域道路やさがみ縦貫道路の都市基盤整備が予定されています。また、町全域の自然や文化歴史を再発見し大切に保全していく創造性豊かな「エコミュージアム」計画、縄文時代の敷石住居群として貴重な「川尻石器時代遺跡」を遺跡公園として保存する計画も進めるなど、豊な自然環境と都市機能の両面を調和させたまちづくりが行われています。
城山町マップ
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