市町村合併(15) （平成15年11月15日号）

ページ番号1005594 　最終更新日 令和5年2月6日

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シリーズ　　市町村合併（15）

　順次、津久井郡4町の各町を紹介していますが、今回は藤野町の紹介です。

位置と歴史等

　藤野町は、本市の北西、神奈川県の最北西端に位置し、昭和30年に1町4村が合併して誕生しました。面積は、64.91平方キロで南北に長い長方形をしていて、沢井川などの数多くの清流が町の中央部を東流する 相模川へ流れ込み、相模湖の水を潤しています。 相模湖町は、本市の北西に位置し、昭和30年に2町2村が合併して誕生しました。面積は31.59平方キロで 本市の約3分の1と比較的小さくひし形に近い形をしています。町のほぼ中央を相模川が東流し、そこに相 模湖があり、町を南北に二分しています。

みどころ

　町は、31点の芸術作品が置かれている「芸術の道」を中 心とした芸術のさかんな町として知られ、町内在住の芸術家や町民の自主企画・運営によるイベント「アー ト・スフィア」など見所が数多くあります。最近では、都心から約1時間という至近な場所に残された撮影 スポットとして注目される中、昨年「藤野フィルムコミッション」を設立し撮影活動をサポートしています。 また、見晴らしの丘の上に平成10年に完成した「町営藤野やまなみ温泉」には年間13万人が訪れ、日常 の疲れを癒す憩いの場として賑わっています。

まちづくり

　戦前戦後にかけて疎開してきた画家の「藤田嗣治」や「猪熊弦一郎」らを中心とした一団が相模湖を望む藤野町に一大芸術都市を夢見ていたという歴史的背景を踏まえ、水源地として森と湖の大切さを訴え、人々の心と体の保養資源である水と森をテーマに芸術家を育てる場、そして地域住民の交流の場として「ふるさと芸術村構想」を掲げ、自然条件を活かした活力あるまちづくりを展開するとともに、森と湖からのメッセージを発信しています。

藤野町マップ