市町村合併ってなんだろう?(7) (平成15年4月15日号)
シリーズ 市町村合併(7)
「時の話題─市町村合併ってなんだろう?─」
去る3月22日(土曜日)、相模原青年会議所の主催で、「挑め 地方の時代へ!」をテーマに、広域まちづくりフォーラムが市民会館で開催されました。
パネルディスカッションには、小川相模原市長、寺田町田市長、天野津久井町長、牛山明治大学助教授、矢越相模原青年会議所理事長がパネラーとして参加し、また、ジャーナリストの田原総一朗さんが進行役で、地方分権、市町村合併、政令指定都市などについて、議論が交されました。今回は、このパネルディスカッションでの主な意見についてお知らせします。
合併して政令指定都市を目指すことをどう考えるか。
小川市長
観念的には政令指定都市を目指すことはいいと思う、また、政令指定都市になって住民サービスを向上させることができるかどうかは、努力しだいであると思う。現時点では、まず中核市としてしっかりと取り組んでいきたい。
町田市での合併の気運はどうか。
寺田市長
合併を望む市民の声はあまり聞かれない。相模原市とのつながりが最も強いが、都県が異なっていることが最大の問題である。時代の変化に応じて、都県のあり方を考える必要がある。
津久井郡4町内の合併に対する考え方は。
天野町長
これからの都市のあり方として、工業都市という相模原市と、神奈川県の水源地域としての津久井が一体となることで、自然環境と都市の融合という新しい都市像があると思う。
津久井郡と相模原市の合併について、どのように考えているのか。
小川市長
津久井郡の中で、合併の方向性などについて最終的な考え方が決まっていないようなので、具体的な動きをすることは難しい。しかし、ただ待っているのではなく、一般的な市町村合併のメリット、デメリットなど、市民の皆さんに情報提供を行うことは必要なので、広報紙などでお知らせをしている。
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