エボラ出血熱
エボラ出血熱について
エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や、患者の体液に汚染された物質(注射針等)に十分な防護無しに触れた際に、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。
また、空気感染はしないため、一般の日本人旅行客の感染リスクは低いと考えられますが、発生国に渡航する必要がある場合には、最新情報を確認するとともに、衛生対策(手を洗う、患者や動物との接触を避ける等)を確実に行ってください。
主な症状
エボラウイルスに感染すると、2~21日(平均約1週間)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状が出ます。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。
現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。
市民の皆様へ
平成30年8月1日、世界保健機関(WHO)より、コンゴ民主共和国北キブ州においてエボラ出血熱が発生したと発表されましたので、お知らせします。
発生地域であるコンゴ民主共和国北キブ州から帰国し、疑わしい症状がある場合には、早期に医療機関を受診し、適切な診断及び治療を受けることが重要です。
医療機関の皆様へ
エボラ出血熱を含めた一類感染症に感染した疑いがある患者が発生した場合は、速やかに保健所にご連絡ください。
- ウイルス性出血熱への行政対応の手引き(第二版)の周知について(PDF形式)(外部リンク)
- 厚生労働省「エボラ出血熱について」(外部リンク)
- 国立感染症研究所「エボラ出血熱とは」(外部リンク)
- 厚生労働省検疫所「エボラウイルス疾患について」(外部リンク)
- 外務省海外安全情報ホームページ(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
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