咽頭結膜熱(プール熱)
咽頭結膜熱(プール熱)は夏かぜの一つで、アデノウイルスが感染することにより発症します。高熱、のどの痛み、目やにといった強い症状があり、伝染力が強いのも特徴です。プールを介して流行することが多いので、プール熱とも呼ばれています。
- 季節
発生は年間を通じてみられますが、季節的には夏に多いです。 - 好発年齢
15歳までの子どもがかかる場合が大部分で、特に5歳以下に多くみられます。 - 潜伏期間
5日から7日です。 - 症状
高熱(38度から39度)、のどの痛み、結膜炎(眼の充血、痛み)の三つの症状が特徴です。熱は4日から5日で下がり、他の症状も1週間くらいでおさまります。
感染を予防するには
プールの前後はシャワーをよく浴びるようにしましょう。タオルは、自分専用のものを使用しましょう。他の人とのタオルの貸し借りはやめましょう。また、手を介して病原体のアデノウイルスを運んでしまうことがあるので、手を良く洗うことを習慣付けることが大切です。目にウイルスをはこんでしまう可能性があるので、目はこすらないようにしましょう。
かかってしまったら
特別な治療法はなく、ほとんどの場合自然に治癒します。かぜのときと同様に、安静にしましょう。高熱、のどの痛み、眼の充血などの症状がある時は、必ず医療機関にかかりましょう。
学校保健法における取り扱い
学校保健法では、「第二種の伝染病」に区分されており、「主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とする。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。」とされていますので、登校・登園の時期については医師に相談しましょう。登校・登園停止になってしまった場合、相模原市では「治ゆ証明書」が必要となります。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
疾病対策課
住所:〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらB館4階
電話:042-769-7201(感染症対策班)
電話:042-769-8346(予防接種班)
電話:042-769-8324(難病対策班)
ファクス:042-750-3066
疾病対策課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム