ネズミ、生活害虫について
駆除・防除について
相模原市では、ネズミ、衛生害虫等の駆除は行っておりません。土地・建物の所有者又は管理者が、ご自身で行ってください。個人での駆除・防除については、本ページを参考にしてください。
個人での駆除が困難な場合
個人での駆除が困難と思われるなどのときは、専門の業者に依頼してください(有料)。駆除業者に心当たりのない方には、公益社団法人神奈川県ペストコントロール協会を紹介しています。
公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会
- フリーダイヤル0120-064643(県内固定電話専用)
- 電話045-681-8585
- 受付時間
- 月曜日から金曜日 午前9時から午後5時まで
- 第1、第3、第5土曜日 午前9時から正午まで
「公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会」は、有害なネズミ・昆虫の駆除を行っている専門業者で構成される公益法人です。
ネズミ
ネズミの種類と特徴
家屋内やその周辺で見かけるネズミは次の3種類です。
ドブネズミ
見た目の特徴
成獣の体長は22~26センチメートルで、大きなものは体重500グラム近くに達するものもあります。
ずんぐりした体のわりに目や耳が小さめで、尻尾は胴体よりもやや短いです。
行動の特徴
水泳が得意で潜水能力もあります。
水洗トイレの中から、泳いで侵入してくる事例もあります。
クマネズミ
見た目の特徴
成獣の体長は15~22センチメートルで、ドブネズミよりはややスリムな体型です。
しかし目や耳は大きく、尻尾は胴体よりも長いです。
行動の特徴
木登りや高所が得意で、屋根の換気口などから侵入することがあります。
ハツカネズミ
見た目の特徴
小型のネズミで成獣でも体長6~9センチメートル、尻尾は胴体よりもやや短いです。
行動の特徴
穀類、種子、果物、お菓子が好物です。水はほとんど取らなくても生きていけます。
ネズミの害を減らすためには
ネズミに食べ物を与えない。
- 食べ物が常に食べられている状態は、ネズミを飼っているのと同じです。また、ネズミはエサが豊富だと子どもをたくさん産みます。食べ物は出しっぱなしにせず、できる限り片付けましょう。
- 犬や猫などのペットの食べ残しにも注意します。ペットに限らず食べ残しは片付けましょう。
- 流しの三角コーナーなどにも注意します。生ゴミは必ずふたつきの容器に入れましょう。
- 花や観葉植物(葉・新芽・球根)、油粕なども食べられていないか確認しましょう。
ネズミに巣の材料や巣となる場所を与えない。
- ネズミに住みかを提供しないよう、できる限り片付けて物陰を少なくします。
- 巣の材料にされやすいポリ袋・紙・布等は一箇所にまとめて、ネズミに取られないよう管理します。特にダンボールは中が見えないので、知らない間にネズミの巣になっていることもあります。
ネズミの通り道をなくす(出入りする“すき間”や“穴”をふさぐ)。
- ネズミが侵入する隙間や穴をふさぎます。ネズミの生活路を断つことが予防や駆除につながります。大きなネズミでも親指ほどの隙間があれば侵入も可能です。約1~1.5センチメートルの隙間を目安に侵入口を探しましょう。疑わしい隙間は、狭くても迷わずふさぎましょう。
- ふさげないところは金網を張りましょう。
- 材料はサビない金だわし、金網、厚手の板、ふさぎ用パテ、モルタルなどを使用してください。
- ダンボールや新聞紙、ガムテープは予防にならないどころか、巣の材料にされることがあります。
ゴキブリ
市販されている粘着シートなどのワナをかける
ゴキブリは夜行性で暗く、空気の流れの少ない所や水分のある所、暖かい所を好みます。えさになるような食材、生ごみなどは、しっかりと扉が閉まる戸棚や、ふたのできる容器に入れておきましょう。
屋内にある電子レンジ、洗面所、トイレ、風呂場の周り、暖房機、テレビ、コンセントなどの周辺にワナを仕掛けましょう。
屋外では床下、下水溝、マンホールの蓋の裏、庭の植木鉢の下、落ち葉の下など、家の周りに置かれた薪や木切れやダンボールの下などにいることが多いので注意しましょう。
ダニ
掃除と日光干し
発生条件は温度20度から30度、湿度60パーセント以上です。湿度が高くならないように換気しましょう。
じゅうたんを使う場合は、こまめに掃除をしましょう。シーツやカバーはこまめに洗濯しましょう。床にぬいぐるみや衣服などをなるべく置かないようにしましょう。ていねいに掃除機をかけましょう。
寝具は両面日光干しをした後に、掃除機をかけましょう(温度50度以上では死滅します)。
参考 5月ごろ、外壁などのコンクリートに赤いダニが集団でいることがあります。これは「タカラダニ」といわれるダニの一種です。人に害はないと言われており、水をまくことで集団は解散します。
アタマジラミ
洗髪とブラッシング
毎日ていねいに髪の毛を洗い、ブラシをかけましょう。小さいこどもは、親が洗ってあげることも効果的です。
殺虫剤を使うときは、薬局で用法・用量や使用上の注意を確認しましょう。
タオルなどを共用することはやめましょう。
詳細は「アタマジラミについて」をご覧ください。
ハエ
住まいに入れないようにしましょう
網戸などを使って屋内への侵入を防ぎましょう。
駆除には殺虫剤を使いましょう(使用上の注意は守ってください)。
カツオブシムシなど
防虫剤の上手な利用と天日干し
タンスなどの中はこまめに整理整頓を行いましょう。湿度が低い晴れた日に天日干しをしましょう。
市販されている防虫剤は使用上の注意をよく読み、上手に利用しましょう。
毛虫
毛虫の発生に気を付けましょう
春から秋にかけて毛虫の活動が活発になります。
毛虫の種類によっては、毒があり、触れると皮膚炎などを起こすことがあります。
皮膚についてしまったときには、擦ったりせずに、流水で洗い流すか、セロハンテープなどで触れた周辺をそっと押さえて毛を取り除いてください。
炎症がひどい時や範囲が広い場合などは医療機関を受診して医師の指示に従ってください。
駆除の方法
駆除については、土地・建物の所有者又は管理者が、ご自身で行ってください。
毛虫が皮膚に触れないように、帽子、長袖のシャツ、ゴム手袋などを用意し、肌を露出しない服装で作業しましょう。
毛虫には、市販の毛虫用殺虫剤が効きます。殺虫剤を散布すると、毛虫が葉から落ちてきます。また、毛虫を動けなくする固着スプレーを利用する方法もあります。
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