化学物質(ぶっしつ)ってなに?

ページ番号1012642  最終更新日 令和6年4月20日

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化学物質と聞いてみなさんは、どんなものをイメージしますか?
実は、水、木、魚などの自然(しぜん)のものから、電化製品(せいひん)、おもちゃなどの人が作ったものまで、私(わたし)たちの身の回りにあるものは、すべて化学物質でできています。

川、魚、テレビ、ブロックのおもちゃのイラスト

化学物質が持つ役に立つ性質(せいしつ)と害(がい)になる性質

化学物質には、役に立つ性質と害になる性質があります。私たちは、その役に立つ性質を利用(りよう)することで、生活を便利(べんり)で豊(ゆた)かにしてきました。
例(たと)えば、外で遊んで汗(あせ)をかいたり、食事中にソースをこぼしたりして汚(よご)れてしまった服は、水洗(あら)いだけではなかなかきれいになりませんが、洗剤(せんざい)を使うときれいになります。
それは、洗剤の中に界面活性剤(かっせいざい)と呼ばれる化学物質が入っていて、私たちは、界面活性剤が持つ「汚れを落とす性質」をうまく利用しているからです。

服を汚したイラストと 洗剤ときれいなTシャツのイラスト

このほかにも、役に立つ性質を持つ化学物質はたくさんあり、化学物質は、私たちの快適(かいてき)な毎日の生活に欠(か)かせないものとなっています。
一方で、使い方を間違(まちが)えると、人や動植物に悪い影響(えいきょう)を与(あた)えてしまう恐れもあります。
例えば、洗剤も、川や海にたくさん流れ出てしまうと、水の中に住む生物に悪い影響を与える可能性(かのうせい)があります。

川が汚染されているイラスト

私たちは、毎日の生活の中で、たくさんの化学物質を利用していますが、化学物質が持つ良(よ)い面と悪い面の両方を理解して、上手に付き合うことが大切です。

化学物質と上手に付(つ)き合うために

  • 製品(せいひん)に書かれた表示(ひょうじ)の注意を守って正しく使いましょう。
  • 使い過(す)ぎに注意して、必要(ひつよう)な量(りょう)だけ使いましょう。

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