水素(すいそ)エネルギーってなに?
水素(すいそ)エネルギーは、使うときに二酸化炭素(にさんかたんそ)をださない「クリーンエネルギー」なんだ!
だから、次の世代のエネルギーとして、みんなが注目しているんだ!
水素って?
宇宙(うちゅう)全体の約(やく)70パーセントを占(し)める物質(ぶっしつ)で、空気と同じ気体だから、色もにおいもない、地球で一番軽い物質だよ!
水素はどうやってできるの?
いろいろな方法(ほうほう)で作ることができるんだ。今は、石油や天然(てんねん)ガスから水素を取り出す方法が多く使われているけど、太陽光や風力といった自然(しぜん)の力を使って作ることもできるんだ。
水素はどんなふうに使うの?
水素は、化粧品(けしょうひん)や洗剤(せんざい)の原料(げんりょう)として使われてきたけど、最近(さいきん)は、水素を使って自動車を動かすこともできるし、ほかにもいろいろ使われているんだ。
燃料(ねんりょう)電池自動車
燃料電池自動車は、水素と空気中の酸素(さんそ)から電気を作ってその電気の力でモーターを回して走る車だよ!
走るときに二酸化炭素をまったく出さないすごい車なんだ。
下の写真は、MIRAI(ミライ)という燃料電池自動車だよ!
災害(さいがい)時にも使える!
災害時に燃料電池自動車から電気を取り出して、使うことができるんだ。
家庭用燃料電池(エネファーム)
エネファームは、水素と空気中の酸素から電気とお湯を作る機械(きかい)だよ。家に取り付(つ)ける人が増(ふ)えてきているよ!
水素を使うと環境(かんきょう)にやさしいの?
水素は作りかたによって、とっても環境にやさしいんだ!
太陽光や風力など、自然の力で水素を作って、燃料電池自動車などで水素を使えば、地球全体の温度が上がってしまう地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の原因(げんいん)となる二酸化炭素を出さないから、地球にやさしいんだ!
相模原市(さがみはらし)の取り組み
環境にやさしい次世代クリーンエネルギーの水素エネルギーを広めていくため、相模原市は燃料電池自動車を購入(こうにゅう)した人に購入費用(こうにゅうひよう)の一部を補助(ほじょ)したり、実際(じっさい)に燃料電池自動車に乗ることができるイベントを開催(かいさい)するなど、いろいろな取り組みを行っているよ!
また、九都県市(埼玉(さいたま)県、千葉県、神奈川(かながわ)県、横浜(よこはま)市、川崎(かわさき)市、千葉市、さいたま市、相模原市)といっしょに水素エネルギーを広めていく活動もしているよ!
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