選挙(せんきょ)ってどうするの?
選挙の流れ
立候補(りっこうほ)・選挙運動
まずは代表になりたい人に名乗りを上げてもらいます。これを“立候補”といいます。立候補には、定められた金額(きんがく)のお金と、立候補の届出(とどけで)が必要(ひつよう)です。
とっておき情報(じょうほう)1
どうして立候補にお金が必要なの??
立候補する時に必要なお金のことを“供託金(きょうたくきん)”といいます。これは、簡単(かんたん)に立候補をすることができないようにして、無責任(むせきにん)に立候補することなどを防(ふせ)ぐ目的(もくてき)があります。決められた票数(ひょうすう)を得(え)ることができれば、供託金は立候補した人に返されます。
供託金の金額は、選挙によって違(ちが)います。
例(たと)えば、相模原市長選挙(さがみはらしちょうせんきょ)では240万円ですが、相模原市議会議員選挙(さがみはらしぎかいぎいんせんきょ)では50万円です。
立候補の手続(てつづ)きが終わると、候補者は自分や政党(せいとう)の意見をみんなにアピールするため、“選挙運動”を行います。選挙運動では、選挙カーで市内を走ったり、街頭演説(がいとうえんぜつ)を行ったり、ポスターを貼(は)ったりします。みなさんも、駅前などで、たすきを付(つ)けて旗(はた)を立て、大きな声で自分の考えを話している人を見たことがあるのではないでしょうか。
とっておき情報2
選挙運動は誰(だれ)でも自由に行ってもいいの??
選挙運動は誰でも行っていいわけではありません。18歳(さい)未満(みまん)のみなさんや、警察官(けいさつかん)、裁判官(さいばんかん)などの特定(とくてい)の公務員(こうむいん)の選挙運動は法律(ほうりつ)で禁止(きんし)されています。このような人たちは、街頭演説でのビラ配りなどはもちろんのこと、インターネットを使った選挙運動も行ってはいけません。
例えば、ブログで特定の候補者の当選(とうせん)を呼(よ)びかけたり、選挙運動の様子を動画投稿(とうこう)サイトにアップロードしたり、候補者の発信したメッセージをSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で広めることも、選挙運動になるので注意しましょう。
投票(とうひょう)
次に、立候補した人の中でだれが代表にふさわしいと思うか、みんなに意思表示(いしひょうじ)をしてもらいます。意思表示を行うための方法(ほうほう)が“投票”です。それでは、実際(じっさい)の投票の流れを見てみましょう。
1 受付(うけつけ)をして投票用紙をもらう
投票日当日に投票所へ行き、受付を済(す)ませてから、投票用紙をもらいます。投票日当日に投票に行けない場合は、“期日前投票(きじつぜんとうひょう)”や“不在者投票(ふざいしゃとうひょう)”という制度(せいど)を使って、投票日より前に投票することもできます。
2 投票用紙に記入する
投票記載台(とうひょうきさいだい)というところで、代表になってもらいたい人の名前などを投票用紙に記入します。自分で文字を書く事が難(むずか)しい場合は、係の人に代わりに書いてもらうこともできます。
3 投票箱に入れる
記入を済ませたら、投票用紙を投票箱に入れます。これで投票は終わりです。
とっておき情報(じょうほう)3
投票箱の中身は本当に空っぽ??
選挙は公平に正しく行われなければいけません。そのため、投票所が開いて一番初(はじ)めに投票する人に、投票箱の中身が空っぽであることを確認(かくにん)してもらってから、投票がスタートします。みなさんも、投票できるようになったら、投票所に一番乗りをして、空の確認をしてみませんか?
開票
投票が終わると、投票用紙の集計を行います。この集計作業を“開票”といい、相模原市では市内の体育館に投票箱を集めて開票作業を行います。開票所では、投票箱から投票用紙が取り出され、候補者ごとに票を分類(ぶんるい)し、正確(せいかく)に票の数が計算されます。得票数(とくひょうすう)の多い人が当選となり、みんなの代表として政治(せいじ)を行います。
とっておき情報4
開票は夜中もやるの??
開票作業は、投票日の夜9時前後から始まります。選挙によって異(こと)なりますが、約1,300人の市役所・区役所の職員が開票作業を行います。みんなが投票した大切な一票ですので、間違(まちが)えることなく計算するために夜中までかかることもあります。
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