税金(ぜいきん)について学んでみよう!
みんなは税金って聞いたことがあるかな?
ここでは、税金ってなに?どんなところに使われているの?
このようなギモンをみんなといっしょに勉強していきたいと思います。
税金ってなに?
「税金」は、公共(こうきょう)サービスや公共施設(こうきょうしせつ)に使われ、みんなのくらしを支えています。みんなで必要なお金を出し合って使っているのが「税金」なんだよ。
どんなところに、税金が使われているの?
わたしたちのくらしのなかには、税金が使われているものがたくさんあります。
どのようなものに税金が使われているか調べてみましょう。
次のまちの絵のなかで、税金が使われているのは、どれでしょうか?
答え
ごみ処理施設(ごみしょりしせつ)、小学校(しょうがっこう)、ダム、交番(こうばん)、信号機(しんごうき)、市役所(しやくしょ)、公園(こうえん)、道路(どうろ)、消防車(しょうぼうしゃ)、救急車(きゅうきゅうしゃ)、橋(はし)
みんなが毎日通っている学校でも、校舎(こうしゃ)や机(つくえ)、椅子(いす)、黒板(こくばん)、ピアノ、理科(りか)の実験道具(じっけんどうぐ)、教科書(きょうかしょ)、プールなどにたくさんの税金が使われているよ。
税金にはどんな種類(しゅるい)があるの?
税金は、国に納(おさ)める「国税(こくぜい)」と、都道府県(とどうふけん)や市町村(しちょうそん)に納める「地方税(ちほうぜい)」があります。また、税金の納め方のちがいにより、「直接税(ちょくせつぜい)」と「間接税(かんせつぜい)」の2通りに区分することができます。
直接税
税金を納める義務(ぎむ)のある人と税金を負担(ふたん)する人が同じである税金のことをいいます。
直接税の種類(主なもの)
国税
- 所得税(しょとくぜい) 個人(こじん)の1年間の収入(しゅうにゅう)(給料(きゅうりょう)など)にかかる税金
- 法人税(ほうじんぜい) 会社などの利益(りえき)にかかる税金
- 相続税(そうぞくぜい) 亡(な)くなった人から受け取った財産(ざいさん)にかかる税金
地方税
- 都道府県税(とどうふけんぜい)
- 県民税(けんみんぜい) 住んでいる都道府県に対する税金
- 自動車税(じどうしゃぜい)(種別割(しゅべつわり)) 自動車を持つことに対する税金
- 不動産取得税(ふどうさんしゅとくぜい) 土地や建物(たてもの)を買ったことに対する税金
- 市町村税(しちょうそんぜい)
- 市町村民税(しちょうそんみんぜい) 住んでいる市町村に対する税金
- 固定資産税(こていしさんぜい) 土地や建物を持っていることに対する税金
- 軽自動車税(けいじどうしゃぜい)(種別割) 軽自動車を持つことに対する税金
- 都市計画税(としけいかくぜい) 都市計画事業(としけいかくじぎょう)や土地区画整理事業(とちくかくせいりじぎょう)を行うために、市街化区域(しがいかくいき)内に土地や建物を持っていることに対する税金
間接税
税金を納める義務のある人と税金を負担する人が異なる税金のことをいいます。
間接税の種類(主なもの)
国税
- 消費税(しょうひぜい) 商品を買ったときやサービスの提供(ていきょう)を受けたときに、地方消費税(ちほうしょうひぜい)と合わせてかかる税金(消費税7.8%+地方消費税2.2%=10%)
- 酒税(しゅぜい) 清酒(せいしゅ)、ビール、ウイスキーなどを製造場(せいぞうば)から出荷したときにかかる税金
- たばこ税 たばこを製造場から出荷したときにかかる税金
地方税
- 都道府県税
- 地方消費税 商品を買ったときやサービスの提供を受けたときに、消費税と合わせてかかる税金(消費税7.8%+地方消費税2.2%=10%)
- 都道府県たばこ税 たばこの製造者(せいぞうしゃ)などが小売販売業者(こうりはんばいぎょうしゃ)に売り渡(わた)したときに、たばこの本数に応(おう)じてかかる税金
- ゴルフ場利用(りよう)税 ゴルフ場を利用したときにかかる税金
- 市町村税
- 市町村たばこ税 たばこの製造者などが小売販売業者に売り渡したときに、たばこの本数に応じてかかる税金
- 入湯税(にゅうとうぜい) 温泉(おんせん)に入浴(にゅうよく)したときにかかる税金
おすすめ動画
国税庁(こくぜいちょう)ホームページには、楽しく税を学べる動画が紹介されています。
その中に、相模原市の関係民間団体(かんけいみんかんだんたい)のみなさまが考えた体操(たいそう)があります。体を使って楽しく税金を学べるのでたくさん踊ってね!
うんこ税金ドリル
財務省(ざいむしょう)が、「うんこドリル」とコラボして、「うんこ税金ドリル」をつくりました。小学生向けですが大人も楽しく税金を学べる内容となっておりますので、ぜひ挑戦(ちょうせん)してみてください。
うんこ税金ドリルの最終ページにはゲームもありますよ。
税金について知ってもらうために(学校教育機関向け)
「税金ってなんだろう?」「税金は何に使われているの?」「税金がなくなったらどうなるの?」
次代を担う児童・生徒・学生に、国や地方公共団体の財政を支える税について関心を高めていただくとともに、税金の仕組みや役割、使いみちなどについて理解を深め、社会の在り方を考えてもらうことを目的とした出前授業「租税教室(そぜいきょうしつ)」を開催しています。
学校の先生方へ
国・県・市町村の税務職員及び関係団体が協力し、租税教室へ講師派遣をしています。租税教室に関するお問い合わせやお申込みについては、最寄りの税務署(相模原税務署総務課)までご連絡ください。
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